マーケットレポート 2021.6.10

~ 米株に調整売り圧力強まる ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が下落しての推移。特段大きな材料に欠ける局面で、ECB理事会や米消費者物価指数の発表を明日に控えて様子見ムードが強まる中、利益確定の動きが意識されて売り圧力が強まる展開となりました。ダウは150ドル安水準での引けとなり、34000ドル台半ばでの推移となりました。






マーケットレポート 2021.6.9

~ 全体的に様子見ムード ~
昨日のNY市場は、米国株式市場がまちまちでの引け。朝方は上値の重い展開となりましたが、積極的に売り込む流れにはならず、米国の金融政策の先行きに対する思惑から買い戻しの動きが強まる展開となりました。ダウは一時プラス圏に浮上する動きと見せるなど底堅い動きとなりましたが、調整売りの流れが根強く引けにかけてマイナス圏に転じました。一方、ハイテク株は米国債利回りの低下などを眺めてプラス圏での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.6.8

~ ポジション調整の動き ~
昨日のNY市場は、米国株式市場がまちまちでの引け。ポジション調整の動きが意識されたことでダウに対する売りの流れが意識されており、100ドル超の下落となって引けています。一方のNASDAQはハイテク銘柄に対する買い戻しの動きが強まったことでプラス圏に浮上しての引けとなりました。






マーケットレポート 2021.6.7

~ 非農業部門雇用者数が市場予想下回る ~
先週末のNY市場は、米国株式市場が上昇しての引けとなりました。米雇用統計が市場予想を下回ったものの、失業率が低下していたことやFRBの早期テーパリングに対する思惑が後退したことなどを背景にリスク志向の動きが強まる展開となりました。ダウは170ドル高水準となり、NASDAQなども米国債利回りの低下などを受けて買い進まれました。






マーケットレポート 2021.6.4

~ 米雇用統計に対する期待感 ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が下落しての引け。ダウは朝方から売りの流れが強まり、一時260ドル安水準に。しかし、ADP雇用統計がほぼ1年ぶりの大幅な伸びとなったことで、米国の労働市場に対する楽観的な見方が強まり、リスク志向の動きが意識されました。ダウは日中はプラス圏に浮上するなど押し目買いに支えられました。しかし、引けにかけて調整の動きやテーパリングに対する警戒感などから上値を抑えられ、結局マイナス圏での引けとなりました。






マーケットレポート 2021.6.3

~ 様子見ムードが強まる ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が小幅に上昇しての引けとなりました。朝方はダウが130ドル高水準まで上昇しましたが、日中は調整売りなどに上値を抑えられる展開となりました。米地区連銀経済報告は景気は緩やかなペースで拡大とし、拡大のペースは幾分か加速と公表されました。また、インフレに対する懸念も表明しており、ややテーパリングに対する警戒感も強まりました。ただ、そこまでサプライズがなかったこともあり、市場には大きな影響を与えませんでした。






マーケットレポート 2021.6.2

~ 米株は小幅まちまち ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が小幅まちまちでの引けとなりました。ダウは朝方、ISM製造業景況指数の好調などを背景に買い進まれて300ドル超の上昇となりましたが、利益確定の動きや米国債利回りの上昇などを背景としたハイテク銘柄の売りなどに上値を抑えられ、結局40ドル高水準となって引けました。NASDAQはマイナス圏での引けとなっていますが、ダウがプラス圏での引けとなったことなどを背景に、積極的に下値を追う動きにはなりませんでした。






マーケットレポート 2021.6.1

~ 米国祝日で株式市場などが休場 ~
昨日のNY市場は、メモリアルデーの祝日のため米国株式市場が休場。欧州株がやや上値を抑えられる動きとなったことから、市場全体ではリスク回避的な動きが意識される局面となっています。