モーニングレポート 2022.12.5
米雇用統計の好結果を背景にドル急騰も、米債券安で反落
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。米雇用統計を受けてドルインデックスは急騰して105台半ばを回復する展開となりました。しかし、その後は調整の動きや米国債利回りの上値が抑えられたことなどを眺めてドル売り圧力が強まり、結局前営業日比マイナスの104台半ばでの引けとなりました。ユーロ/ドルは105台前半から半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台後半でそれぞれ引けました。円は買われやすい地合いとなりました。米雇用統計を受けてドル/円が一時急騰し、クロス円も底堅い動きとなりました。しかし、ドルに対する買いの流れが巻き戻される中でドル/円も上値を抑えられ、結局1円以上の下落となって引けました。クロス円も全般的に上値の重さが意識される展開となり、円買い優勢の流れとなりました。ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は141円台半ば、ポンド/円は164円台後半でそれぞれ引けました。