モーニングレポート 2021.12.1
ドルインデックスに売り圧力強まる
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。96を割り込む動きであり、ドル売り圧力が強まっています。米長期債利回りの低下などが嫌気される形となっています。ただ、パウエルFRB議長の発言を受けて早期利上げ観測が強まる中でドルインデックスは一時プラス圏に浮上するなど、ドルに対する買い戻しの動きも散見されました。ただ、ドル買いが一服した後は上値の重い展開が継続しています。ユーロ/ドルは1.13ドルを回復しての動きとなっています。また、原油価格の大幅下落を眺めて豪ドル/ドルなどは上値を抑えられました。また、トルコ・リラが対ドルで史上最安値を更新する動きとなっています。