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スワップポイントの基礎知識:確認/計算/時間
「XMでスワップポイント狙いの取引をする場合、お得な通貨ペアはどれがいいのか」と悩んでいる方も多いかもしれません。
また、実際のところXMのスワップポイント狙いの取引は儲かるのかも、気になるところではないでしょうか。
そこで、ここではXMのスワップポイントについて詳しくお伝えしていきます。
XMのスワップポイントの確認方法や計算方法はもちろん、注意しておきたいポイントも細かくまとめていますので、ぜひ参考にして取引に活用していきましょう。
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スワップポイントとは
XMのスワップポイントについて解説していく前に、まずは「そもそもスワップポイントとは何なのか」についても簡単にお伝えしていきましょう。
スワップポイントは、一言でいえば通貨ごとに発生する金利の差を調整する数値のことを指します。
つまり、スワップポイントは通貨ペアの金利差ともいえますが、単純な差額ではなく、差額を参考にしつつFX業者が各々決めている部分があります。
このスワップポイントに着目して、金利の低い通貨を売って、金利が高い通貨を買えばプラスの金利差が発生するという仕組みです。
具体的には、ポジションを保持していて翌日へ持ち越しをした場合、スワップポイントは発生します。
そして、金利というのは日々変動するものです。
そのため、確実に利益になるということはなく、マイナススワップとなって損失につながる場合もあることを認識しておきましょう。
スワップポイントについて、おおよそのルールを理解したところで、次にXMのスワップポイントの確認方法をお伝えしていきます。
XMのスワップポイントの確認方法
スワップポイント狙いで取引を行うためには、利益につながるスワップポイントを確認することが大切です。
そこで、重要となるXMのスワップポイントの確認方法についてですが、大きく分けると二つの確認方法があります。
一つ目のXMのスワップポイント確認方法は、MT4またはMT5を利用して確認を行う方法です。
それでは、MT4・MT5それぞれのスワップポイントの確認手順を詳しくお伝えしていきましょう。
まず、MT4によるXMのスワップポイントの確認手順は、
- MT4を起動させる
- MT4の画面左側に表示されている「通貨ペアリスト」部分でメニューを開く
- メニューから「通貨ペア」を選択する
- 通貨ペアリストの中からスワップポイントを確認したい通貨ペアを選択する
- 「設定」を選択する
- 表示された通貨ペアの項目の中に、「買いスワップ」と「売りスワップ」があるので確認する
このような流れで、スワップポイントを確認していきましょう。
次に、MT5によるXMのスワップポイントの確認方法ですが、MT5を利用する場合は2種類の確認方法があります。
具体的には、MT4と似た進め方で確認をしていく方法と、MT5の「プライスボード」を使ってスワップポイントを確認していく方法です。
こちらについても、順を追って説明していきましょう。
まずは、MT4と似た手順で確認していく方法からです。
- MT5を起動させる
- MT5の画面左側に表示されている「銘柄」部分でメニューを開く
- メニューから「銘柄」を選択する
- 銘柄の中からスワップポイントを確認したい通貨ペアを選択する
- 表示された通貨ペアの項目の中に、「買いスワップ」と「売りスワップ」があるので確認する
このように、だいたいの手順はMT4と同じなのですが、項目名が異なりますのでこちらを参考に、スワップポイントを確認していきましょう。
また、MT5でスワップポイントを確認するためのもう一つの手段である、MT5の「プライスボード」から確認する方法の手順は、
- MT5を起動させる
- 「気配値ウィンドウ」を開く
- 「プライスボード」を選択する
- 表示される項目の中から、スワップポイントを確認する
このような手順で進めましょう。
そして、XMのスワップポイントを確認する方法の二つ目として、XMの公式ホームページから確認する方法があります。
XMの公式ホームページには、すべての通貨ペアを分かりやすい一覧表で確認することが可能です。
そのため、それぞれの通貨ペアのスワップポイントを比較して確認したい場合におすすめです。
XMの公式ホームページでスワップポイントを確認する手順は、
- XMの公式ホームページへアクセスする
- 画面の上側に表示される「取引」を選択する
- 表示されたメニューより「FX取引」を選択する
- それぞれの通貨ペアのスワップポイントを確認する
このような流れで行っていきます。
なお、特定の通貨ペアのスワップポイントだけを確認したい場合は、画面の上側に検索欄が表示されていますので、そちらから確認するようにしましょう。
ただし、XMの公式ホームページで確認できるスワップポイントは、種類が多いものの実際の数値と時間差がありますのでご注意ください。
そのため、場合によってMT4やMT5による確認方法であったり、XMの公式ホームページ経由で確認したりと使い分けをしていくのがおすすめです。
次に、XMのスワップポイントの計算方法についてお伝えしていきます。
XMのスワップポイントの計算方法
XMのスワップポイントの確認方法をご紹介しましたが、表示されているスワップポイントの単位は「ポイント」となります。
このポイントによる表記は、通貨の差を確認する場合に分かりやすいといえます。
しかし、実際にいくらなのか金額を確認する際には少々比較がしにくいものです。
そこで、XMのスワップポイントを円の単位に換算するための計算が必要になります。
XMのスワップポイントの計算というと、なんだか難しい気がしてしまいますが、正直なところ簡単にできるので安心して大丈夫です。
というのも、XMの公式ホームページには、XMのスワップポイントを計算できるツールが用意されているからなのです。
このXMのスワップポイント計算ツールを利用すれば、スワップポイントがいくらになるのかを簡単に確認することもできますし、取引ロットのスワップポイントを確認したい際にも便利です。
そんなXMのスワップポイント計算ツールの使い方の手順は、
- XMの公式ホームページにアクセスする
- ページ上側に表示されている「FXを学ぶ」を選択する
- 表示されるメニューより「FX計算ツール」を選択する
- FX計算ツールの中から、「スワップ計算ツール」を選択する
- 「詳細を読む」を選択する
- 計算したいスワップポイントの詳細(口座の基本通貨・通貨ペア・口座タイプ・ロット数量)を入力する
- 「計算する」を選択する
- スワップポイントの計算結果を確認する
このような流れで行いましょう。
また、いくらXMのスワップポイント計算ツールを使って自動で計算結果を確認できるといっても、計算方法は頭に入れておきたいものです。
スワップポイントの計算で、まず前提となるのは「通貨に円が入っているかどうか」を確認するということです。
なぜなら、通貨に円が入っているかどうかでスワップポイントの計算が変わってくるからです。
具体的には、通貨に円が入っている場合は、
- 0.001×取引ロット×スワップポイント=スワップ
この計算式で算出することが可能です。
一方で、通貨に円が入っていない場合は、
- (0.00001÷為替レート)×取引ロット×スワップポイント×円のレート
こちらの計算式を利用しましょう。
XMでスワップ狙いで取引を行う場合は、スワップポイントを計算して実際にいくらなのかを確認していきましょう。
XMのスワップポイントが加算されるタイミング
XMのスワップポイントは、ポジションを保持したまま翌日に持ち越しを行うことで発生する、ということを先にお伝えしました。
しかし、正確にはXMの本拠地であるキプロスで日付けをまたいだタイミングで、スワップポイントが加算されます。
もちろん、日本とキプロスでは時差があります。
ですから、日本時間でいつになったらスワップポイントが発生するのかを知っておくと便利です。
具体的に発生するタイミングが何時かというと、日本時間のAM7時になると、スワップポイントが発生します。
ただし、サマータイム(3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで)では、そのタイミングが一時間早まります。
なお、口座に反映されるまではタイムラグが起こることもあります。
そのため、出金引き出しの際は注意しましょう。
そのほか、実はスワップポイントが一気に3倍にまで跳ね上がるタイミングもあります。
次に、スワップ狙いの取引でもっとも注意が必要となる、このスワップポイント3倍デーについてお伝えしていきましょう。
XMのスワップポイント3倍デーはいつ?
XMのスワップポイントが3倍になるタイミングはいつ・何時なのか、これは結論からいえば、木曜日のAM7時(サマータイム時はAM6時)です。
つまり、水曜日から木曜日にかけてポジションを保持していた場合、発生するスワップポイントは3倍になります。
しかし、なぜ毎週水曜日のタイミングで、スワップポイントが3倍になるのでしょうか。
これについては、水曜日に土日分のスワップポイントが調整される意味合いを持つためです。
そのため、水曜日から木曜日にかけて発生するスワップポイントは、水・土・日の3日分なので3倍となります。
このスワップポイント3倍の仕組みは、XMだけのルールではなく、ほかの海外FX業者でスワップ狙いの取引を行う際でも同じです。
また、スワップポイント3倍による影響は利益の場合は良いのですが、損失として発生する場合は大きな痛手となりますので注意が必要です。
ですから、水曜日から木曜日にかけての持ち越し、とくにショートポジションの持ち越しには気をつけましょう。
XMではスワップポイントのカレンダーはない!?
XMのスワップポイントについて細かくお伝えしてきました。
しかし、XMのスワップポイントには注意すべき点がいくつかありますので、そちらについてもお伝えしていきましょう。
まず、スワップポイントは発生してもスワップポイント単体で出金することはできません。
また、ポジションを保持している間も出金することはできませんので注意しましょう。
そのため、スワップポイントを出金する場合は、
- 口座残高と合わせて
- ポジション決済後に
出金することになります。
そして、国内FXなどではスワップポイントのカレンダーが用意されていますが、XMではスワップポイントのカレンダーがありません。
しかし、カレンダーはなくても、XMのスワップポイントは明快ですので問題がないといえます。
具体的にここでお伝えすると、
- 月曜日:1倍
- 火曜日:1倍
- 水曜日:3倍
- 木曜日:1倍
- 金曜日:1倍
- 土曜日:なし
- 日曜日:なし
スワップポイントはこのようなカレンダーとなっていて、変動もありませんので覚えておくと良いでしょう。
また、気になる方はMT4などでも確認することが可能です。
XMのスワップポイント比較
ここでは、XMのスワップポイントを比較して、スワップポイントが大きい通貨ペアをご紹介していきます。
数ある通貨ペアの中でも、スワップポイントが大きい通貨ペアを結論からお伝えすると、
- ユーロ/トルコリラ(売り)
- 米ドル/トルコリラ(売り)
- ユーロ/南アフリカランド(売り)
- ユーロ/ロシアルーブル(売り)
- 米ドル/メキシコペソ(売り)
これらの通貨ペアが挙げられます。
これらのスワップポイントが大きい通貨ペアの特徴としては、やはり金利が高い国の通貨であることや、ショート(売り)でポジションを保持することが挙げられます。
スワップポイント狙いの取引を行う場合は、ぜひこれらを参考に行なっていきましょう。
XM は スワップポイント以外の取引もおすすめ
XMのスワップポイントについてお伝えしてきましたが、スワップポイントが大きい通貨ペアの場合、スプレッドが広い傾向があるため注意が必要です。
また、長期間ポジションを保持しようと思えば、資金もそれなりにかかってしまいます。
そして、トルコリラなどのマイナー通貨は、スワップポイントが大きいものの値動きが安定していない部分もあります。
そのほか、XMではハイレバレッジが特徴的ですが、スワップポイントが大きい通貨ペアの場合は、レバレッジが制限されてしまうため注意が必要です。
そのため、XMでのスワップポイント狙いの取引は総合的に見れば、リスクに対するリターンがあまり良くない、といえます。
ですから、そのような点を考慮すれば、XMではスワップポイント狙いの取引よりも、XMの特徴でもあるハイレバレッジとゼロカットシステムを活用した取引がおすすめです。
とくに、短期のスキャルピングや中期のデイトレードなどの方が、XMのうまみを得られやすいといえます。
XMの得意な分野をうまく活かした取引を行うことで、利益拡大を狙っていきましょう。
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