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XMのスプレッド比較一覧!広すぎて勝てない原因や広がる時間帯なども解説
XMTradingには、4つの口座タイプがあり、それぞれスプレッドが異なります。
XMのスプレッドは可変ですので、時間帯に応じて広がったり縮んだりします。
この記事ではXMのスプレッドを口座ごと、銘柄ごとに比較して一覧にしてお伝えいたします。 また、スプレッドを狭くする方法や表示、スプレッドの計算・確認方法なども詳しく解説いたします。
XMのスプレッドについて深く知りたい方はぜひ参考になさってください。
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1. スプレッドとは
スプレッドとは、FXの取引における「売り値と買い値のひらき」のことです。
また、トレーダー側から見れば、スプレッドとは「取引ごとにかかってくる手数料・コスト」ともいえるでしょう。
ここでは、トレーダー・FX業者の二つの目線からスプレッドについて解説します。
1-1. トレーダーから見たスプレッド
トレーダー側から見れば、スプレッドとは「取引ごとにかかってくる手数料・コスト」です。
スプレッドの幅はFX業者によって異なり、狭いほど低コストで取引できます。
したがって、ほとんどのFXトレーダーは、なるべくスプレッドの狭いFX業者で取引したいと思っています。
しかし、単純に「スプレッドが広いからこのFX業者はダメ」とか「スプレッドが狭いからこのFX業者は良い」と簡単に判断するのは賢いとはいえません。
なぜなら、FX業者は不当な出金拒否がないか?などの信頼性も重要です。
さらに、ボーナスなどを通じてスプレッドで生じたコスト分を利用者に還元している場合もあります。
FX業者を選択する際は、スプレッドの安さだけでなく、トータルのコストや信頼度も考慮してください。
1-2. FX業者から見たスプレッド
スプレッドはFX業者の利益とも言い換えることができます。
FX業者はスプレッドを設定することで、トレーダーが買っても負けても安定して収益を得られます。
とはいえ、スプレッドを高くすればFX業者が儲かるわけではありません。
スプレッドが高すぎるとユーザーの確保が難しくなり、そもそも運営できない可能性もあります。
そのため、ボーナスや特典などでスプレッドによって得た利益を還元している業者も存在します。
2. XMのスプレッドは広すぎて勝てない?特徴を解説
XMのスプレッドは広すぎて勝てないのかを知るには、特徴や傾向を把握する必要があります。
ここでは、XMのスプレッドの概要を解説いたします。
FX業者選択の判断材料として使ってください。
2-1. XMのスプレッドは高いの?
過去にスプレッドが広い海外FX業者として認知されていたXMですが、現在はKIWAMI極口座の登場により、スプレッドが狭い業者に分類されるようになりました。
XMのスプレッドが高いのかを知るために、他社のスプレッドと比較してみましょう。
FX業者名 | ドル円の平均スプレッド |
XMTrading(スタンダード口座) | 1.9pips |
XMTrading(KIWAMI極口座) | 0.8pips |
TitanFX(Zeroスタンダード口座) | 1.33pips |
Axiory(スタンダード口座) | 1.3~1.5pips |
exness(プロ口座) | 0.7pips) |
上記の表を見て分かるとおり、スタンダード口座のスプレッドは高いもののKIWAMI極口座のスプレッドはexnessの次に低いのが分かります。
さらにスプレッドが低いゼロ口座も存在しますが、取引手数料が発生するというデメリットがあるのも事実で、スプレッドが低いからといって安易に利用するのはおすすめできません。
とはいえ、XMはスプレッドや特典の異なる4つの口座タイプから選択できるので、選択肢の幅が広い海外FX業者といえます。
2-2. XMスタンダード口座・マイクロ口座のスプレッドが広い理由
XMのスタンダード口座・マイクロ口座のスプレッドが広いのは、他にはない豊富なボーナスが用意されているからです。
口座開設するだけで13,000円分のボーナスが得られるキャンペーンや、入金額100%分のボーナスが得られるキャンペーンなど、圧倒的にお得な特典が用意されています。
XMのスタンダード口座・マイクロ口座は一見スプレッドが高くコストが高いように思われがちですが、実質的な取引コストが高いとは限りません。
利用方法や個人の好みによりスプレッドの高さやボーナスの豊富さを選択できるのが、XMを利用するメリットの一つです。
2-3. ステータス別XMポイント(XMP)のスプレッド圧縮
XMポイント(XMP)を活用できるスタンダード口座・マイクロ口座の、実質的な取引コストを以下の表にまとめました。
ロイヤルステータス | 昇格条件 | XMP/1lot | 1lot当たりのスプレッド圧縮 |
EXECUTIVE | スタート | 10XMP | 0.33pips |
GOLD | +30日以上利用 | 13XMP | 0.43pips |
DIAMOND | +60日以上利用 | 16XMP | 0.53pips |
ELITE | +100日以上利用 | 20XMP | 0.66pips |
スタンダード口座・マイクロ口座が取引で得られるXMポイントをス換算すると、実質的に最大で1lot当たり0.66pips分スプレッドが低い取引をしているのと同じことになります。
たとえばドル円で取引した場合のスプレッドは平均1.90pipsですが、実質的にはスプレッドが1.24pipsの場合と同じコストで取引できます。
スタンダード口座・マイクロ口座はスプレッドのスプレッドが高いのは事実ですが、実質的な取引コストは見た目よりもはるかに低いのを認識しておきましょう。
2-4. XMはスプレッドが広すぎて勝てない海外FX業者ではない
XMのスタンダード口座・マイクロ口座のスプレッドが高いのは事実ですが、豊富に用意されているボーナスを利用すれば、勝てない口座ではないのが分かります。
実質的な取引コストを削減してくれるロイヤリティプログラムや口座開設・入金ボーナスを駆使すれば、他の海外FX業者に引けを取らないほどお得に取引できます。
また、最大1,000倍のレバレッジも活用できるので、低コストで大きな利益を狙うのも可能です。
さらに、スプレッドの安いKIWAMI極口座やゼロ口座も存在するので、豊富な選択肢から口座タイプを選べます。
どこよりも安いレバレッジという訳ではありませんが、お得にトレードできるXMはおすすめできる海外FX業者です。
3. XMの口座別スプレッド一覧
XMのスプレッドを通貨別、
- メジャー通貨
- マイナー通貨・エキゾチック通貨
と、口座別、
- スタンダード・マイクロ口座
- KIWAMI極口座
- ゼロ口座
に分けて一覧表にまとめました。
FXでは一般的に取引量が多い通貨をメジャー通貨、取引量が少ない通貨をマイナー通貨と形容します。
また、新興経済国などの主要な経済取引に利用されない通貨をエキゾチック通貨と形容します。
ここで紹介するリアルなスプレッドを元に、口座タイプとスプレッドの関係性をチェックしてみてください。
※ゼロ口座は取引に別途手数料がかかります。
※表記しているのは最小スプレッドです。
3-1. XMの口座ごとのスプレッド比較一覧【メジャー通貨】
まずは、最も多くの方が取引するメジャー通貨のスプレッドを比較してみましょう。
通貨ペア/口座タイプ | スタンダード口座
マイクロ口座 |
KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
USD/CAD | 2.0pips | 1.2pips | 0.5pips |
USD/CHR | 1.9pips | 0.8pips | 0.7pips |
USD/JPY | 1.9pips | 0.8pips | 0.1pips |
AUD/CAD | 2.8pips | 1.6pips | 1.0pips |
AUD/CHF | 2.8pips | 0.8pips | 1.1pips |
AUD/JPY | 3.2pips | 1.5pips | 1.2pips |
AUDNZD | 3.7pips | 2.1pips | 1.7pips |
AUD/USD | 1.8pips | 1.0pips | 0.4pips |
CAD/CHF | 3.5pips | 1.3pips | 1.9pips |
CAD/JPY | 3.1pips | 2.0pips | 1.4pips |
CHF/JPY | 2.8pips | 1.6pips | 1.1pips |
CHF/SGD | 28.5pips | 14.5pips | 23.5pips |
EUR/AUD | 2.7pips | 1.4pips | 0.9pips |
EUR/CAD | 2.9pips | 1.2pips | 0.9pips |
EUR/CHF | 2.2pips | 1.6pips | 0.9pips |
EUR/GBP | 1.8pips | 1.1pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 2.1pips | 1.1pips | 1.1pips |
EUR/NZD | 3.9pips | 2.2pips | 2.7pips |
EUR/USD | 1.6pips | 0.7pips | 0.1pips |
GBP/AUD | 3.6pips | 1.9pips | 2.0pips |
GBP/CAD | 4.7pips | 2.0pips | 2.2pips |
GBP/JPY | 3.2pips | 1.5pips | 1.2pips |
GBP/NZD | 6.2pips | 3.5pips | 4.3pips |
GBP/USD | 1.9pips | 0.6pips | 0.2pips |
NZD/CAD | 3.8pips | 1.5pips | 1.9pips |
NZD/CHF | 3.8pips | 1.5pips | 2.7pips |
NZD/JPY | 2.5pips | 1.8pips | 2.0pips |
NZD/SGD | 26.5pips | 10.5pips | 20.0pips |
NZD/USD | 2.5pips | 1.0pips | 1.0pips |
(2024年2月22日現在)
基本的にスタンダード・マイクロ口座のスプレッドが最も高く、ゼロ口座が最も安くなっています。
ただ、EUR/JPYはKIWAMI極口座とゼロ口座が同水準、AUD/CHFやGBP/AUDはKIWAMI極口座が最も安くなっているので、一概にゼロ口座が最安とは言い切れません。
また、ゼロ口座は取引ごとに手数料(1Lotあたり往復約$10)がかかるので、単純比較するのは危険。
とはいえ、ゼロ口座は少ないスプレッドで取引できるのには変わりないので、スキャルピングなど、短期的に多くのトレードをする方におすすめです。
KIWAMI極口座は比較的新しい口座タイプで、手数料がかからないにもかかわらず少ないスプレッドで取引できます。
取引にかかるコストを抑えられるので、こちらも短期的な売買が多い方におすすめです。
また、スプレッドが安く手数料がかからないので、EA(自動売買)を利用するのにもおすすめです。
スタンダード・マイクロ口座はスプレッドが高い半面、ボーナスや特典が充実しています。
入金ボーナスやロイヤリティプログラムはスタンダード・マイクロ口座でしか利用できません。
スプレッドは決して安いとはいえないもののボーナスが豊富で利用しやすいので、最もバランスの取れた口座タイプといえます。
XMには合計4つの口座タイプが存在し、それぞれ特徴を持っています。
よくトレードする通貨や取引スタイルによって、口座タイプを選択するといいでしょう。
3-2. XMの口座ごとのスプレッド比較一覧【マイナー通貨・エキゾチック通貨】
次は、比較的スプレッドが高くなりやすいマイナー通貨・エキゾチック通貨を見てみましょう。
通貨ペア/口座タイプ | スタンダード口座
マイクロ口座 |
KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
EUR/DKK | 41.0pips | 34.0pips | 22.5pips |
EUR/HKD | 48.0pips | 30.5pips | 20.0pips |
EUR/HUF | 37.0pips | 25.0pips | 49.0pips |
EUR/NOK | 119.5pips | 112.0pips | 116.0pips |
EUR/PLN | 60.0pips | 37.5pips | 50.0pips |
EUR/SKE | 80..0pips | 63.0pips | 76.0pips |
EUR/TRY | 714.0pips | 655.0pips | 420.0pips |
EUR/ZAR | 173.4pips | 95.0pips | 201.0pips |
GBP/DKK | 111.5pips | 99.1pips | 88.5pips |
GBP/NOK | 183.0pips | 135.0pips | 173.0pips |
GBP/SEK | 94.5pips | 76.0pips | 105.0pips |
USD/DKK | 38.5pips | 35.5pips | 21.0pips |
USD/HKD | 3.1pips | 2.3pips | 1.3pips |
USD/HUF | 45.0pips | 30.0pips | 40.0pips |
USD/MXN | 220.0pips | 150.0pips | 166.0pips |
USD/NOK | 150.0pips | 132.5pips | 96.0pips |
USD/PLN | 42.5pips | 30.0pips | 31.9pips |
USD/SEK | 92.0pips | 80.0pips | 65.0pips |
USD/TRY | 445.0pips | 395.0pips | 240.0pips |
USD/ZAR | 12.0pips | 9.0pips | 11.7pips |
(2024年2月22日現在)
マイナー通貨やエキゾチック通貨は、スプレッドが数十pipsから数百pipsと非常に高いのが特徴です。
特に流動性が低い通貨ペアのスプレッドは高い傾向にあり、取引する方も限られています。
そのため、スプレッドが安いゼロ口座でも、短期的なトレードができそうな通貨ペアはほとんどありません。
また、トレードするにはスプレッドだけでなく、スワップポイントも考慮する必要があります。
マイナー通貨のスプレッドは高いものが多いので、トレードを仕掛けるには、何かしらの狙いや根拠が必要です。
4. XMのKIWAMI極口座と海外FX業者とのスプレッド比較一覧
XMで現在注目されているKIWAMI極口座と、XM以外の海外業者のスプレッドを比較してみました。
今回比較しているのは、各業者で手数料なしでトレードできるスプレッドが最も安い口座タイプです。
ボーナスや特典など条件の異なる部分はありますが、トレードに関してはほぼ同条件の比較なので、ぜひ参考にしてみてください。
通貨ペア/業者 | XM
KIWAMI極口座 |
TitanFX
Zeroスタンダード口座 |
Axiory
スタンダード口座 |
exness
プロ口座 |
USD/JPY | 0.8pips | 1.33pips | 1.3~1.5pips | 0.7pips |
EUR/JPY | 1.1pips | 1.74pips | 1.2~1.7pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 2.45pips | 1.9~2.2pips | 1.6pips |
AUD/JPY | 1.5pips | 2.12pips | 1.6~2.2pips | 1.3pips |
EUR/USD | 0.7pips | 1.20pips | 1.1~1.4pips | 0.6pips |
GBP/USD | 0.6pips | 1.57pips | 1.2~1.8pips | 0.8pips |
AUD/USD | 1.0pips | 1.52pips | 1.5~1.9pips | 0.9pips |
(2024年2月22日現在)
※Axioryのスプレッドは平均値を独自に調査した数値
※exnessは固定スプレッド時の数値を参照
上記の表で文字が赤くなっているのは、通貨ペアごとの最も低いスプレッドです。
表を見てみると、主要通貨の半数近くでXMのKIWAMI極口座が最も低いスプレッドなのが分かります。
また、全体を見てもスプレッドが安いと定評のあるexnessと同等の数値です。
これまではスプレッドが高いと言われていたXMですが、KIWAMI極口座の登場により、他の海外FX業者に引けを取らないスプレッドを実現しています。
5. XMのKIWAMI極口座と国内FX業者とのスプレッド比較一覧
スプレッドの安い国内FX業者と、XMのKIWAMI極口座のスプレッドを比較してみました。
さらに、多くのFXトレーダーがスプレッドの高い海外FX業者を選択する理由も解説しています。
国内業者と海外業者で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
5-1. XMのKIWAMI極口座と国内FX業者のスプレッド比較表
まずは、XMのKIWAMI極口座と国内FX業者のスプレッドを表で比較してみましょう。
通貨ペア/業者 | XM
KIWAMI極口座 |
SBI
FXトレード |
外為オンライン | GMO
クリック証券 |
USD/JPY | 0.8pips | 0.18pips | 0.8pips | 0.2pips |
EUR/JPY | 1.1pips | 0.48pips | 1.9pips | 0.4pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 0.88pips | 3.4pips | 0.9pips |
AUD/JPY | 1.5pips | 0.58pips | 3.2pips | 0.5pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.38pips | 1.4pips | 0.3pips |
GBP/USD | 0.6pips | 0.90pips | 2.8pips | 1.0pips |
AUD/USD | 1.0pips | 0.80pips | 2.6pips | 0.4pips |
(2024年2月22日現在)
国内FX業者でスプレッドが安いと定評のあるSBI FXトレードやGMOクリック証券に比べると、KIWAMI極口座のスプレッドは高くなってしまいます。
これはXMだけに限らず、基本的に海外業者よりも国内業者のほうがスプレッドが安いのが現状です。
5-2. 多くのトレーダーがスプレッドの高い海外業者を選択する理由
トレーダーがスプレッドの高い海外業者を選択する主な理由は以下のとおりです。
- ゼロカットシステムの存在
- MT4やMT5が利用できる
- EA(自動売買)の導入が簡単
- 透明性の高いNDD式の取引方式
- 豊富なボーナスやキャンペーン
多くのトレーダーが海外FX業者を選択する大きな理由は、ゼロカットシステムやNDD式の取引方式を採用していることによる安全性と透明性です。
FX初心者の方は意外かもしれませんが、多くの海外FX業者は安全性の高い取引環境を提供しています。
また、MT4・MT5やEA(自動売買)を利用しやすく、快適なトレード環境を実現できるのもポイントです。
ここまでで何度もお伝えしているとおり、FX業者を選択する際には、スプレッド以外の部分も考慮する必要があります。
したがって、国内FX業者のスプレッドが安いという理由だけで利用するのはおすすめできません。
とはいえ、国内FX業者にはスプレッドが安い以外のメリットも存在するので、さまざまなメリット・デメリットを考慮して利用する業者を選択してください。
6. XMのスプレッドが広い時間帯やタイミングとは
XMでは変動制スプレッドを採用していて、そのスプレッドが広がるタイミングには一定の規則性があります。
そのため、XMのスプレッドが広くなる規則性をふまえて取引を行うことで、最小限のコストに抑えることが可能です。
以下はXMのスプレッドが広がる主な時間帯とタイミングです。
- 経済指標の発表
- 取引量の少ない時間帯
ここからは、XMのスプレッドが広がるタイミングについて解説し、スプレッドの狭い時間帯に取引する心得を解説します。
6-1. 経済指標の発表でスプレッドが広がる
世界を揺るがす規模の経済指標が発表されるとスプレッドが広がります。
さらに、アメリカなどの経済大国で「景気が悪化する」ことが予想された場合に、スプレッドが広い状態がつくられる傾向があります。
もちろん、そこまで頻繁に起こるものではないのですが、あらかじめスプレッドが広い状態になることが予想できるため注意しておきましょう。
以下のような経済指標が発表された場合は注意が必要です。
- 失業率&非農業者部門雇用統計
- ADP雇用統計
- ISM景況指数
- 米FOMC政策金利発表
- GDP成長率
- 消費者物価指数(CPI)
- 新築住宅販売件数・中古住宅販売件数
そのほか、日本での日銀金融政策決定会合やEUにおける欧州中央銀行(ECB)政策金利発表、そしてその他の各国で政策金利発表やGDP・雇用統計が発表された場合は注意するようにしましょう。
6-2. 取引量の少ない時間帯にスプレッドが広がる
FXでは、取引量の少ない日本時間のAM6:00~AM7:00はスプレッドが広がる傾向にあります。
また、スプレッドが広がりやすい早朝の時間帯のなかでも、とくに週明けの早朝はスプレッドが広い傾向があります。
そのほか、年末年始などが重なるとスプレッドが広い状態がなりやすいため、注意が必要です。
しかし、逆に言えばこのようなスプレッドが広がりやすい時間帯やタイミングを避けることで、XMでの取引を有利に進めやすくすることができます。
そのため、XMのスプレッドが広いと気になってしまう方には、まずスプレッドが広がりやすい時間帯やタイミングを意識してみることがおすすめです。
そして、XMのスプレッドを意識するならば、やはりその確認方法やMT4、MT5の表示の見方なども理解しておく必要があります。
7. XMのスプレッドの見方や確認方法
XMで確認するべきスプレッドと確認方法を解説します。
効率的に取引するためには、必要な情報を確実に入手しましょう。
7-1. スプレッドの種類と確認すべきスプレッド
XMのスプレッドを確認する際は、「平均スプレッド」を確認するのがおすすめです。
スプレッドには、以下の4種類が存在します。
- リアルタイムスプレッド
- 最小スプレッド
- 最大スプレッド
- 平均スプレッド
といった種類があります。
XMでスプレッドを確認する際は、XMの平均スプレッドを確認することがおすすめです。
XMのスプレッドは変動制であり、時間帯によってスプレッドが広い状態になりやすいタイミングもあります。
それらの動向を意識的につかむために、リアルタイムスプレッドを確認していくのはもちろん問題ありません。
しかし、やみくもにリアルタイムスプレッドを追ってしまうと現状のイメージを逆につかみにくくなってしまいます。
また、最大スプレッドを確認する意味はほぼありません。
なぜなら、最大までスプレッドが開いている時に取引する可能性が極めて低いからです。
また、最小スプレッドを確認するのもおすすめです。
取引量が多く相場が安定している時間帯は、最小スプレッド付近を推移します。
したがって、スプレッドの安い時間帯にトレードしている方は、おのずと最小スプレッド付近でトレードすることが多くなります。
7-2. XMでスプレッドを確認する方法
XMのスプレッドの確認方法は、XMのホームページから確認することができます。
具体的なスプレッドの見方は、ページを下方にスクロールしていくと一覧となってスプレッドが右側に表示されますので、そちらで確認を行いましょう。
また、表示を切り替えることで、ゼロ口座やスタンダード口座のスプレッドを確認することができます。
そのほか、XMのスプレッドはMT4でも確認することが可能です。
具体的なMT4でのスプレッドの見方は、
- MT4を起動させる
- XMの通貨ペア一覧を表示する
- 左上に表示されている、通貨ペア一覧の上部分「通貨ペア|ビット|アスク」でメニュー表示を行う
- メニューバーで表示されている「スプレッド」を選択する
この手順で、MT4でもスプレッドを表示させて確認することができます。
なお、MT4であってもMT5であっても、基本的にスプレッドの表示は変わりません。
次に、XMのスプレッドの計算方法についてお伝えしていきましょう。
8. XMのスプレッドの計算方法
XMのスプレッドを表す際の単位であるpipsと、スプレッドの計算方法について解説します。
pipsは利益や損失を計算する際にも便利な単位なので、スプレッドの計算方法と同時に覚えておきましょう。
8-1. スプレッドを表す単位「pips(ピップス)」
「pips(ピップス)」とは「percentage in point」の略で、通貨の共通単位としてFXで広く用いられています。
FXは各国の通貨を取引するため、それぞれの通貨単位で表現するとややこしくなりがちですが、pipsを用いれば、どの通貨ペアでも共通の単位で変動幅を表せます。
また、スプレッドの幅もpipsで表現するのが一般的です。
FXにおけるpipsは、スプレッドや利益・損失を表す単位として認識しておきましょう。
8-2. スプレッドの計算方法
スプレッドを計算する際は、pipsとlotを用います。
具体的な1pipsの単位は以下のとおりです。
- 1pips=1銭(=0.01円)
- 1pips=0.01セント(=0.0001ドル)
上記を元にドル円のスプレッドを計算してみました。
スタンダード口座の場合:10万通貨×1.6pips=1,600ドル
ゼロ口座の場合:10万通貨×0.1pips=11ドル
上記のようにスプレッドの広さにより取引コストは大きく変化します。
FXで取引をする前には、スプレッドを加味した取引コストを計算しておきましょう。
9. XMのスプレッドを狭くする方法
ここまではXMのスプレッドについて解説してきましたが、実は少しの工夫でスプレッドは高くも安くもなります。
スプレッドを少しでも安くしたい方は、以下の方法を実践しましょう。
- スプレッドが広い朝の時間帯や広がりやすいタイミングは避けて取引する
- XMの中でもよりスプレッドが狭いKIWAMI極口座やゼロ口座を使う
- スプレッドが広い通貨は避け、スプレッドが狭い通貨を選択する
このような対策を打つことで、XMの広いスプレッドによる影響を軽減することができます。
10. XMのスプレッドに関するよくある質問
最後は、XMのスプレッドに関するよくある質問に回答します。
10-1. XMのゴールドのスプレッドは何pipsですか?
XMのゴールドの最小スプレッドは以下のとおりです。
- スタンダード口座:2.7pips
- マイクロ口座:2.7pips
- KIWAMI極口座:1.6pips
- ゼロ口座:2.2pips
FX通貨ペアのスプレッドと同様に、スタンダード・マイクロ口座のスプレッドが高く、ゼロ口座・KIWAMI極口座のスプレッドが安い傾向にあります。
10-2. XMのMT4口座とMT5口座に違いはありますか?
XMのMT4口座とMT5口座は、利用できる取引ツール以外に違いはありません。
利用したいツールがMT4かMT5かだけで選択すればOKです。
ただし、現在はMT4に対応したEAやインジケーターの中には、MT5で利用できないものもあります。
比較的新しいMT5では利用できないものが存在するので、EAやインジケーターを利用する方は、どちらに対応しているのか調べておきましょう。
また、現状利用するツールが決まっていない方は、ほとんどのインジケーターやEAに対応しているMT4を利用しておくのが無難です。
10-3. XMのスプレッドはMT4口座とMT5口座で変化しますか?
XMのスプレッドは、MT4口座とMT5口座で違いはありません。
あくまでも取引ツールが違うだけです。
10-4. XMでスプレッドが狭いおすすめの通貨ペアはありますか?
XMのGBP/USDやGBP/JPY・EUR/USDやEUR/JPYは、比較的安いスプレッドで取引できます。
当然、国内FX業者よりは高い傾向にありますが、海外FX業者の中ではトップクラスに安いスプレッドで提供しています。
ただし、スプレッドが安いのはゼロ口座とKIWAMI極口座です。
10-5. XMはスキャルピングに向いているFX業者ですか?
XMのゼロ口座やKIWAMI極口座は、スキャルピングに向いています。
スプレッドが狭く約定スピードが早いのが特徴で、スキャルピング用の口座として利用している方も数多く存在します。
したがって、スキャルピングができるFX業者をお探しの方は、上記二つの口座を選択肢に入れるといいでしょう。
11. XMのスプレッドを懸念している方も一度は試す価値あり
ここまでXMのスプレッドについて、さまざまな観点からお伝えしてきましたが、結論をいえばXMは十分に使えるFX業者であるということです。
だからこそ、多くの人に利用されていますし、海外FXの醍醐味ともいえるハイレバレッジや豪華なボーナスを利用した取引を体感したい方にはおすすめのFX業者です。
XMでは、100%の約定力やゼロカットシステム、日本人でも安心のサポートなど環境が整っていることも魅力的です。
そのため、これまでXMのスプレッドが広いことに不安や懸念を感じている方でも、まずはXMのボーナスを利用して実際に取引をしてみてはいかがでしょうか。
なお、XMで取引を有利に進めるには、EA-BANKのEAを利用するのがおすすめです。
現在、EA-BANK経由でXMの口座開設をすると、100種類以上のEAを無料で利用できます。
本記事を読んでXM口座を使ってみたくなった方は、ぜひ以下のリンクからXMで口座開設してください。
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