EA-BANKに新しいEAが登録されました!
その名もPower_of_Japan
EA-BANKの厳しい審査を突破した優秀なEAです!
今回はPower_of_Japanの特徴をご紹介いたします。
特徴
Sawyerさん制作のPower_of_Japanは、ドル円30分足専用のEAになります。
日本の企業は海外で利益を上げたときは、ドルで支払いを受けることがほとんどです。ですが、日本の企業は決算の時には日本円で計上する企業が大多数です。よって外貨で得たドルを円に換えるタイミングで必然的に円が高くなります。
この「必然的に円が高くなる」タイミングを狙って円を買うシステムが、Power_of_Japanのロジックの全てとなります。
つまり、Power_of_Japanは、日本企業の実需の流れに乗って利益を創造するEAとなっております。
毎月23日~31日にトレードを行い、日本時間の8時~15時までの間、USDJPYの売りポジションを保有します。
バックテストレポートから見るデータ
バックテスト期間 | 2005年1月~2018年5月(13年5カ月) |
ロット | 0.2 |
純利益 | 8,885.59$ |
プロフィットファクター | 1.54 |
総取引数 | 929回 |
最大ドローダウン | 679.41$(3.58%) |
リカバリーファクター | 13.07 |
勝率 | 57.27% |
平均勝ちトレード | 47.53$ |
平均負けトレード | -41.32$ |
リスクリワードレシオ | 1.15 |
リスクリワードレシオが1.15の損小利大タイプのEAです。
損小利大タイプのEAは一般的に勝率が低くなる傾向にあります。
Power_of_Japanは、損小利大タイプのEAでありながら勝率57.27%と50%超えを実現しております。
エントリーが毎月23日~31日に限定している為、トレード数が抑えられてしまいますが、損小利大で1回の利益を大きくコツコツしっかり稼ぎ、地に足をつけた堅実なシステムといえますね。
リカバリーファクターの数値を見てみます。
リカバリーファクターはリスクに対して、どの程度のリターンが期待できるかを示す指標で、13.07と高水準となっております。
QuantAnalyzerから見るデータ
QuantAnalyzerを使用してもう少し詳しく見ていきます。
QuantAnalyzerは、EAのバックテストレポートを使ってトレード結果を分析するツールです。
※今回FXDDのヒストリカルデータを使用し、再度バックテスト(デフォルト設定)をしている為、EA-BANKに掲載されているバックテストの数値と若干異なります。
バックテスト期間:2005年1月~2018年5月
上記画像は、 Power_of_Japanの損益グラフとドローダウングラフです。
買ったり負けたりしながら、しっかりと右肩上がりにグラフが推移しているのが見て取れます。
グラフの緑色になっているところは過去最高益を更新しているところです。
毎年過去最高益を更新し利益を積み上げています。
2017年後半に最大ドローダウンが起きていることが確認できますが、2018年にはしっかり回復してきており過去最高益を更新する射程圏内まで利益を積み上げています。
上記画像は、月別・年別のデータです。
月別で見るとマイナス月もありますが、年単位ではしっかりとトータルでプラスになっていることがわかります。
2017年に最大ドローダウンが起きています。同年は横ばい状態が続いて年単位でもマイナスとなっていますが、トータルでは-41.9ドルで1ドル=100円、2万通貨運用で換算すると、-4,190円の微損で逃げ切っています。
また、2018年に入ってからはドローダウンを打ち消すように、現時点ですでに10倍以上の利益を出しています。
こういったところからもリカバリーファクターの数値の高さに加え、損小利大の良さが表れています。
そして、赤枠は取引回数を表しています。
総取引回数: 928回
年 間平均:約70回
月 間平均:約 6回
Power of Japanは毎月23~31日に稼働しますので、この数字から平均すると、毎月23~31日の期間で約1.5~2日に1回程度エントリーされていることが分かります。
上記画像の左側は、ロングエントリー・ショートエントリーの比率のグラフです。
ロング エントリー: 0%
ショートエントリー:100%
ロジックからも分かるように、ショートエントリーに特化しています。
右側の画像はP/L分布図です。
P/L分布図とは、ポジション保有時間と損益額を1取引ごとにプロットした分布図です。縦軸が損益、横軸がポジション保有時間、緑の点が利益、赤の点が損失を表しています。
青丸のところを見てみると、保有時間「7時間」のところに緑と赤の点が集中しています。つまり、TP・SLによる決済ではなく時間による決済が多いということになります。
ロジックを確認すると、「日本時間の8時~15時までの間、売りポジションを保有」でしたね。このことからPower_of_JapanはTPやSLだけでなく時間という概念もロジックに融合させているEAであることがわかります。
まとめ
EA-BANKの新EAPower_of_Japanの特徴やバックテストの結果からどんなEAかなのかを簡単ではありますが、ご紹介させていただきました。
Sawyerさんの日本企業の実需の流れに乗って利益を創造するEA。
他にはない新たな切り口のシステムです。
皆さまのポートフォリオをのひとつに加えていただければと思います。
ぜひ、ご利用くださいませ。
※EAに関するご質問は、EA作者様にお問い合わせください。