「FXでポートフォリオを作るおすすめの方法はある?」
「EA-BANKのEAでポートフォリオを作ると儲かるの?」
上記のような疑問を持っている方は、ポートフォリオを運用して安定した利益を出したいのではないでしょうか。
FXでEA(自動売買)のポートフォリオを活用すると、初心者の方でも簡単に安定した利益を出せる可能性があります。
そこで本記事では。EAのポートフォリオを作成するおすすめの手順や考え方を解説します。
さらに、EA-BANKでポートフォリオを作成する手順も紹介するので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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1. FXで使うEAのポートフォリオとは?
投資におけるポートフォリオとは、複数の手法や銘柄に分散投資する組み合わせを指します。
たとえばFXのEA(自動売買)なら、複数のロジックを組み合わせることで、それぞれの苦手な相場を補完できます。
ポートフォリオは分散投資の考え方であり、最大利益は少なくなりますが、安定して運用しやすいのが特徴です。
FXのEA運用では幅広く用いられている戦略で、活用すれば長期間安定した収益を得られます。
ただし、効率の良いポートフォリオを組めなければ収支は安定せず、利益を上げられない可能性もあります。
ポートフォリオを活用したEA運用は非常に効果的ですが、組み方を学習してから試してみましょう。
2. EAのポートフォリオ作成でおすすめの考え方
EAのポートフォリオを効果的に作成するためには、リスクを分散しつつ利益を出すための考え方を身につけなければなりません。
ポートフォリオを活用できる考え方を身につけることで、利益を得やすい組み合わせを見つけられるようになります。
ここでは、EAのポートフォリオ作成で必要な考え方を紹介するので、ぜひ覚えておいてください。
2-1. 異なるロジック
ポートフォリオを作成する際は、異なるロジックのEAを選ぶのが常套手段です。
同じロジックのEAを集めると利益と損失のタイミングが同じになり、リスク分散になりません。
一方、異なるロジックのEAでポートフォリオを作成すると、それぞれの弱点を補完しながら運用できます。
FXのEAには一般的に以下のロジックがあります。
- トレンドフォロー型|押し目買いや戻り売り
- ブレイクアウト型|ラインブレイクに順張り
- 逆張り型|トレンド転換狙い
- カウンター型|ラインでの反転狙い
- グリッドトレード型|一定の間隔で注文を繰り返す
- ナンピン型|ポジションを積み増して平均取得価格を下げる
上記のようにEAのロジックにはさまざまな特徴があり、組み合わせ方次第でポートフォリオの性能が変わります。
たとえば、トレンドフォロー型と逆張り型は狙いが異なるため、組み合わせるとリスクの分散ができます。
組み合わせるロジックを工夫して、リスクとリターンのバランスが良いポートフォリオを作成しましょう。
2-2. 異なる時間軸
異なる時間軸のEAを組み合わせることで、バランスの良いポートフォリオを作成できます。
EAの時間軸を確認する際は、ポジション保有時間を確認しましょう。
- スキャルピング|数秒~1時間
- デイトレード|数分~数時間
- スイングトレード|数日~数週間
上記の時間軸をバランスよく組み合わせれば、エントリーや決済、ポジション保有時間を分散できます。
ただし、時間軸が長くなるほど試行回数が減る傾向にあり、収支を安定させるために時間がかかります。
そのため、短期間で結果を出したい方や資金が少ない方は、時間軸が短いEAを中心に組み立てましょう。
2-3. 異なる通貨ペア
異なる通貨ペアのロジックを組み合わせるのも、リスク分散や収支の安定に効果的です。
たとえば、1つの通貨ペアのロジックばかりを組み合わせると、急激な相場変動の際に大きなリスクを抱えます。
また、ドル円とユーロ円など、相関性が高い通貨ペアばかりを組み合わせるのもおすすめできません。
相関関係が高い通貨ペア同士は値動きがリンクしやすいため、リスク分散としては心もとないのが実情です。
そのため、ドル円とユーロポンドなど、相関性が少ない通貨ペアを組み合わせるように心掛けてください。
ただし、トルコリラや南アフリカランドなどのマイナー通貨は、流動性が低くハイリスクな傾向にあります。
マイナー通貨をポートフォリオに組み込む際は、リスクマネジメントに気をつけましょう。
2-4. 資金量に応じた組み合わせ数
ポートフォリオを作成する際は、資金量に応じて組み合わせ数を検討しましょう。
証拠金が少ないにもかかわらずEAを増やしすぎると、ポジション保有数が多くなり証拠金を維持できない可能性があります。
また、収支を安定させるためには試行回数が必要なため、ロット数も慎重に調整しなければなりません。
たとえば、資金が少ない間は2~3個で運用し、資金量が増えるにつれて7~8個まで増やすと安定します。
また、ポートフォリオに組み込むEAの勝率やドローダウン率も考慮に入れると、より安全に組み合わせ数を決められます。
3. EAのポートフォリオ作成で確認がおすすめのテスト結果
EAのポートフォリオを作成する際には、バックテストとフォワードテストを確認するのが一般的です。
ただし、テスト結果を隅々まで確認するのは効率が悪いため、重要なポイントだけを比較すると良いでしょう。
ここでは、テスト結果を確認する際に、注目するべきポイントを解説します。
バックテスト、フォワードテストの確認方法が分からない方は、ぜひ参考にしてください。
3-1. プロフィットファクター
ポートフォリオに組み込むEAを選ぶ際は、まずプロフィットファクターを確認しましょう。
プロフィットファクターとは総利益と総損失の割合を表した数値で、1を超えると利益が出ている状態を表しています。
数値が大きいほど利益に期待できるため、ご自身で最低限の目安を決めるとEAの利益水準を担保できます。
本記事でおすすめの数値は1.3以上です。
テストほどの試行回数をこなすためには莫大な時間が必要なため、1.3前後はなければ収支が安定しません。
また、2以上などの圧倒的に数値が良いテスト結果は、期間が短かったり最適化された都合の良いテスト結果であることがほとんどです。
プロフィットファクターの数値が良いに越したことはありませんが、高すぎる場合は疑いの目を持って確認してみましょう。
3-2. 平均利益、平均損失
平均利益、平均損失は、1回の取引で出た利益と損失の平均値で、2つの数値を確認するとFXの取引結果を客観的に分析するリスクリワードレシオの計算ができます。
リスクリワードレシオの計算方法を以下にまとめました。
リスクリワードレシオ=平均利益÷平均損失 |
リスクリワードレシオが1を超えると、平均損失より平均利益が大きいトレードと判断できます。
一方、リスクリワードレシオが1以下の場合、平均利益よりも平均損失が大きいトレードです。
リスクリワードレシオを確認することで、取引の性質を理解できます。
必ずしもリスクリワードレシオが高ければ良いとは限らず、勝率とのバランスを確認することが大切です。
また、リスクリワードレシオの性質が異なるEAを組み合わせると、多様性がある優秀なポートフォリオが作成できるでしょう。
3-3. 勝率
ポートフォリオに組み込むEAを選ぶ際は、勝率も確認しましょう。
勝率はEAの性質を計るうえで大切な要素です。
たとえば、勝率が高い取引はコツコツ利益を重ねる特徴を持っている反面、リスクリワードレシオが低く一度の損失が大きい場合があります。
勝率が高いに越したことはありませんが、低くてもリスクリワードレシオとのバランスが良ければ安定して運用できます。
EAのテスト結果で勝率を確認する際は、リスクリワードレシオと合わせて考えましょう。
3-4. ドローダウン
安定して運用できるポートフォリオを作成するためには、ドローダウンの確認が欠かせません。
ドローダウンには主に以下の種類があります。
- 絶対ドローダウン
- 最大ドローダウン
- 相対ドローダウン
絶対ドローダウンは、初期資金から資産が下回った最大値を表しています。
スタートから利益を得るまでにどれだけ資産が必要なのか計れるため、ロット数調整の際に確認すると効果的です。
最大ドローダウンは、証拠金が最も多いときからの最大減少額です。
最大ドローダウンが大きいと、資産が大きく減るリスクが高いと覚えておきましょう。
相対ドローダウンは、資産がピークの時から最も大きく減少した割合を指します。
最大ドローダウンは減少額を表していますが、相対ドローダウンは割合(%)で表記します。
常に同じロットで取引した場合、資産が増えると相対ドローダウンの割合は小さくなるため、福利を活用したロジックの際に確認すると良いでしょう。
4. EAのポートフォリオを作成するおすすめの手順
次は、EAのポートフォリオを作成するおすすめの手順を紹介します。
これからポートフォリオを作成する方は、ぜひ参考にしてください。
Step1.海外FX業者のMT4口座を開設
EAのポートフォリオを作成、運用するためには、まずFXのMT4口座を開設しましょう。
たとえば、EA-BANK経由でMT4口座を開設すると、無料で100種類以上のEAを利用できます。
口座開設と無料EAをダウンロードできる権利を獲得できるため、ぜひ試してみてください。
Step2.無料EA提供サイトを選定
MT4口座を開設したら、次はポートフォリオに組み込むEAを選定します。
そのため、無料EAを提供しているサイトを探しましょう。
EA-BANKなら、厳しい審査を通過したEAを100種類以上ダウンロードできます。
多くのユーザーが安定して利益を出しているEAを多く提供しているため、ぜひ選択肢の1つに入れてみてください。
また、有料EAを使用しても問題ありませんが、複数のEAをダウンロードすると初期投資が大きくなります。
予算が限られている方や初心者の方に有料EAはハードルが高いため、まずは無料EAから始めるのがおすすめです。
Step3.気になるEAのバックテスト、フォワードテスト結果を集計
無料EA提供サイトを選定したら、気になるEAのテスト結果を確認しましょう。
テスト結果は、過去の相場でEAを仮想的に運用したバックテストと、リアルタイムの相場でEAを稼働させたフォワードテストの2種類を確認してください。
バックテストは過去のデータに沿ってEAのテストができるため、10年や20年度の膨大な試行回数で試せるのが特徴です。
一方、フォワードテストはリアルタイムの相場でテストできるため、リアルなシミュレーションができます。
バックテストとフォワードテストはどちらにもメリットがあるため、できる限り両者とも確認しましょう。
テスト結果の確認方法は「EAのポートフォリオ作成で確認がおすすめのテスト結果」で解説しているので、合わせてチェックしておいてください。
Step4.利用するEAを選択(ポートフォリオ作成)
ポートフォリオ用のEAを選んだら、組み合わせてみましょう。
EA-BANKのポートフォリオシミュレーターを活用すれば、自動でご自身の予算に合ったEAの選定ができます。
さらに、EAのスペックや特徴を見比べられるため、ご自身での選定も簡単です。
EA-BANKなら誰でも気軽にポートフォリオを組めるので、ぜひ利用してみてください。
Step5.環境を整えて運用開始
ポートフォリオが完成したら、EAを運用する環境を整えましょう。
EAを運用するためには、MT4口座や資金、VPSの準備が必要です。
FX業者によってはVPSのレンタル代を一部負担してくれる場合があるため、活用するとランニングコストを抑えられます。
VPSのレンタル代負担サービスがある主なFX業者を以下にまとめました。
- XM Trading
- Vantage Trading
- Titan FX
コストを抑えてポートフォリオを運用したい方は、上記のFX業者を活用してみましょう。
Step6.定期的にデータのチェックと見直し
ポートフォリオの運用をはじめたら、定期的にデータのチェックと組み合わせの見直しをしましょう。
テストやシミュレーションでどれだけ成績が良くても、リアルな運用で思い通りに結果が出るとは限りません。
自信を持って作成したポートフォリオでも確認を怠らず、改善策を常に考えておきましょう。
ただし、あまりにも短期間で改善を続けると本当の性能が分からないため、運用をはじめたら最低でも1ヵ月は様子を見るのがおすすめです。
5. EAのおすすめポートフォリオに関するよくある質問
最後は、EAのおすすめポートフォリオに関するよくある質問に回答します。
5-1. EA-BANKでおすすめのトレンドフォローEAは?
EA-BANKでおすすめのトレンドフォローEAは、「X_USDJPY_M5_V1_EB」です。
2024年8月度のフォワードランキングで4位の好成績を収めており、短期間で大きな利益を生むポテンシャルを持っています。
EAのロジックはトレンドフォローで王道の押し目買いと戻り売りで、方向性がはっきりしている相場で強さを発揮します。
トレンド検知システムを搭載した最先端のEAなので、ぜひ試してみてください。
5-2. EA-BANKでおすすめのスキャルピングEAは?
EA-BANKでおすすめのスキャリピングEAは「bloom_EB」です。
USD/JPYとEUR/USDで運用するライントレード型EAで、2024年9月時点で利益ランキングトップを維持しています。
バックテストのプロフィットファクターは1.411と高水準で、相対ドローダウンも3.97%と安定しています。
メジャー通貨で安定した利益に期待できるスキャルピングEAを探している方は、「bloom_EB」を試してみましょう。
5-3. EAのポートフォリオ運用におすすめのアプリはある?
EAのポートフォリオ運用で使えるおすすめのアプリは、EA-BANKのブラウザで使えるポートフォリオシミュレーターです。
ポートフォリオシミュレーターを使えば、EAの選定やロット数の計算ができます。
活用すればポートフォリオを気軽に作れるため、ぜひ試してみてください。
6. まとめ
本記事では、EAのポートフォリオについて解説しました。
EA(自動売買)を運用する際にポートフォリオは非常に有効で、リスクの軽減と収支の安定を実現できます。
ただし、やみくもにポートフォリオを作っても効果が出るとは限りません。
ポートフォリオで利益を狙うためには、正しいEAの選び方を身につける必要があります。
本記事で紹介した考え方や手順を参考に、ぜひ安定した利益を出せるポートフォリオを作成してみてください。
ポートフォリオを作成するなら、EA-BANKの活用がおすすめです。
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