マーケットレポート 2021.7.14
~ 米CPI発表を受けて、ドルが上昇 ~
円為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが大きく上昇したことなどを背景に、ドルに対する買い意欲が強まっています。ドルは主要通貨に対して上昇しており、ユーロ/ドルは1.18ドルを割り込んでの推移となっています。インフレに対する警戒感の強まりを受け、ドル買い圧力が意識される展開となっています。
~ 米CPI発表を受けて、ドルが上昇 ~
円為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが大きく上昇したことなどを背景に、ドルに対する買い意欲が強まっています。ドルは主要通貨に対して上昇しており、ユーロ/ドルは1.18ドルを割り込んでの推移となっています。インフレに対する警戒感の強まりを受け、ドル買い圧力が意識される展開となっています。
~ ダウは一時35000ドルを突破、円軟調 ~
円は軟調地合い。リスク志向の動きが意識される中で円に対する売り圧力が強まる展開となっています。ただ、全体的には大きな動きとはなっておらず、様子見ムードが強まっています。また、ズマ前大統領が逮捕されたことを受けて南アで暴動が激化しており、南ア・ランドに対する売り圧力が強まる状況となっています。南ア・ランド/円はマイナス圏での推移となっています。
~ 米株主要3指数が史上最高値、円軟調 ~
円は軟調地合い。米株高を受けたリスク志向の動きが強まり、円売り圧力が強まっています。110円台を割り込んでいたドル/円は110円台前半へ、130円台を割り込んでいたユーロ/円は130円台後半へと上昇しています。150円台半ばで推移していたポンド/円は153円台を回復するなど、特にポンドに対する買い戻しの動きが強まりました。
~ デルタ株感染拡大を受けて、円買い優勢 ~
円は買い優勢の流れ。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まり、ドル/円は一時109円台半ばまで下落する展開となっています。そこからは若干持ち直していますが、上値の重い展開が継続しています。また、クロス円も全般的に売り優勢の流れとなっており、ポンド/円は一時150円台半ばまで押し込まれました。
~ ドル円に対する買い意欲が強まる ~
為替相場では、ドルインデックスが上昇。一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、持ち直し基調からプラス圏での推移となっています。FOMC議事要旨の発表を受けて米国債利回りが大きく低下する展開となっていますが、ユーロやポンドに対する売りの流れが継続する中でドルに対する買いの流れが継続する展開となっています。
~ ISM非製造業景況指数が予想を下回り、円が上昇 ~
円は上昇しての推移。ダウの大幅下落を眺めてリスク回避的な動きが意識され、円に対する買い意欲が強まる状況となっています。ドル/円、クロス円ともに上値を抑えられる展開となっており、ユーロ/円は131円を、ポンド/円は153円をそれぞれ割り込む展開となっています。ドル/円も上値の重い展開ではありますが、ダウが引けにかけて持ち直し基調となったことで、NY時間帯は下げ渋る展開となりました。
~ 米株市場休場により様子見ムード ~
円は小幅まちまちでの推移。ドル/円やユーロ/円などは小幅に上昇しての推移となっていますが、NZドル/円などが小幅に下落する流れとなっています。全体的には円も米雇用統計を通過したことで材料出尽くし感が意識される状況となっており、様子見ムードが強まっている状況といえます。
~ 株高を背景に円売りの流れに ~
円はまちまちでの引け。ドルインデックスの下落などを背景にドル/円の上値が抑えられ、111円を挟んでの推移となりましたが、株高などを背景に円売りの流れも強まっており、クロス円はユーロ/円などを除き全般的に円安基調となっています。NY時間帯にドル/円は下値を拡大しており、ポンド/円などはポンド/ドルの上昇を背景に上値を拡大する動きとなっています。ドルの動きが意識されやすい局面が展開されることとなりました。
~ リスク志向の動きから円は売られやすい地合い ~
為替相場では、ドルインデックスが上昇。全体的には大きな動きとはなっていないものの、英国の金融政策がややハト派的なものとなるとの思惑からポンドに対する売りが意識される一方、リスク志向の動きを受けてドル/円が堅調地合いとなっており、ドルの下値が支えられる展開となっています。ポンド/ドルは1.38ドルを割り込む動きとなっており、上値の重い展開となりました。
~ ADP雇用統計の結果を受け円売り優勢 ~
為替相場では、ドルインデックスが上昇しての推移となっています。ADP雇用統計を受けてドルに対する買いが意識される一方、新型コロナウィルスの変異株の感染拡大を懸念したユーロやポンドに対する売りの流れが意識されたことで、ドルの下値が支えられる展開となりました。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となっています。
~ 米経済の先行きを楽観視か ~
昨日のNY市場は、米株が小幅に上昇。ダウは米景気の先行きに対する期待感を背景に、朝方から買いの流れが強まり、一時180ドル水準まで上昇しました。しかし、日中は調整売りの流れに上げ幅を削り、一時マイナス圏に転じる場面もありました。しかし、引けにかけて小幅に持ち直し、結局9ドル高となりました。NASDAQやS&P500指数も小幅に上昇しての引けとなり、終値ベースの高値を更新する展開となっています。
~ リスク回避的な動きを受け円買いに ~
円は買い優勢。ダウの大幅下落などを背景に、円に対する買い戻しの動きが継続する展開となっています。ドル/円は110円台半ばまで下落し、ユーロ/円は132円を割りこんでの推移となっています。円は主要通貨に対して全般的に買われる動きとなっており、リスク回避的な動きを受けた円買いの流れが強まっています。
~ ダウは230ドル高水準での引け ~
先週末のNY市場は、米株がまちまちでの引け。ダウはインフラ投資に対する期待感から買いの流れが継続し、230ドル高水準での引けとなっています。しかし、ハイテク銘柄はここまでの買いに対する調整の動きや米長期債利回りの上昇などを背景に、小幅に下落しての引けとなりました。全体的にはリスク志向の動きが意識される状況であり、S&P500は続伸して終値ベースの史上最高値を更新する動きとなっています。
~ インフラ投資に対する期待から米株が上値拡大 ~
昨日のNY市場は、米株が大きく上昇しての引け。NASDAQとS&P500が終値ベースでの最高値を更新するなどリスク志向の動きが強まる展開となっています。米国のインフラ投資計画で超党派上院議員グループと合意といったニュースを好感して買い意欲が強まっています。ダウは320ドル高水準となり、34000ドルを突破しての引けとなっています。
~ 様子見ムード強まる ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引け。米国の金融政策に対しては市場の見方は若干分かれているようですが、インフレに対する警戒感やそれに伴う早期の利上げ観測などが意識されやすい状況であり、ダウは調整売りに上値を抑えられる展開となっています。ダウは70ドル安水準で、日中安値圏での引けとなっています。ただ、ハイテク銘柄に対する買い意欲は根強く、NASDAQは小幅に上昇しての引けとなっています。
~ NASDAQが上げ幅を拡大 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇しての引け。朝方は前営業日の調整の動きなどが意識されてダウが100ドル超の下落となりましたが、足元の米経済の堅調などを意識して買い戻され、結局60ドル高水準での引けとなっています。ハイテク銘柄に対する買い意欲が強まったことで、NASDAQが上げ幅を拡大しています。金融政策に対する思惑はあるものの、すぐに利上げといった動きではないため、積極的に売り込む展開にはなりませんでした。
~ 580ドル高水準での引け ~
昨日のNY市場は、米株が大幅に上昇しての引け。急激なリスク回避的な動きに対する調整の動きが意識され、買い戻しの動きが強まっています。ダウは一時600ドル超の上昇となり、引けでも580ドル高水準と高値圏での引けとなりました。
~ ダウは530ドル安水準となって引け ~
先週末のNY市場は、米株が大幅に下落しての引け。ブラード・セントルイス連銀総裁が『最初の利上げは2022年後半になる見通し』といったタカ派的な発言を受けてリスク回避的な動きが強まり、ダウは530ドル安水準となって引けています。ただ、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は『少なくとも2023年末まで利上げに反対』と発言しており、実際の利上げのタイミングは見えにくいところとなっています。
~ ダウが下げ幅拡大 ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引け。FOMCを受けての株安の流れが意識されてダウが200ドル超の下落となる一方、ハイテク銘柄には買い戻しの動きが強まったことでNASDAQなどが上昇しての引けとなっています。原油価格の下落などがエネルギー関連銘柄を押し下げたことなどもダウの上値を抑える要因となっており、全体的にはややリスク回避的な動きが意識される局面ということができるのではないでしょうか。
~ FOMCを受けてリスク回避的な動き強まる ~
昨日のNY市場は、米株が大幅下落。FOMCは金融政策の現状維持を決定しましたが、声明において経済活動などの強まりを指摘し、予想で2023年末までに2回の利上げを示唆したことが意識され、急激な株安が展開されました。その後は押し目買いに支えられて下げ渋る動きを見せる場面もありましたが、引けにかけて再度下落し、ダウは260ドル安水準での引けとなりました。