モーニングレポート 2021.12.29
材料難から全体的に様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスが小幅に続伸しての推移となっています。大きな動きにはなっていませんが、米国のリッチモンド連銀製造業指数が市場予想を上回ったことなどを受けてドルに対する買い意欲が意識されました。米国債利回りの上昇なども下値を支える展開となっています。ただ、全体的には様子見ムードが強まり方向感の見えにくい流れとなっています。調整の動きが意識される中でユーロ/ドルは1.13ドル台前半で、ポンド/ドルは1.34ドル台前半から中盤での推移が継続しました。一方、円は堅調地合いとなっています。ダウは上昇したものの、全体的には調整の動きが意識されており、円に対する買い戻しの動きが強まりました。ただ、全体的には年末に向けて手掛かり材料難から様子見ムードが強まる展開となっています。ドル/円は114円台後半での動きが維持されています。ユーロ/円は130円を割り込む動きとなっていますが、積極的に売り込む動きにはなっていません。ています。クロス円は対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、独歩安基調となっています。