EAを複数同時に動かした方が良いメリットは?

ポートフォリオを組むことで安定性が増す

EAは複数のシステムを同時に運用させることで、全体のドローダウンを抑え、収支を安定させることができます。

例えば、トレンド用のEAでは、トレンド相場には強いですが、レンジ相場には弱いので調子を落とします。
逆に、レンジ用のEAは、レンジ相場には強いですが、トレンド相場に弱いので調子を落とします。

2つの異なる性格のシステムを、同時に稼働させることによって、お互いの弱点を補うことができ、全体のドローダウンを抑えることができます。
 

異なるロジックのEAを組み合わせる

トレンド用のEAばかり集めてしまうと、似たようなタイミングでエントリーが多くなり大きく利益が出る可能性はありますが、負けたときの損失も大きる危険性もあります。

EAにもたくさんの種類があります。

スキャルピングEA、デイトレEA、スイングEA、トレンドEA、レンジEA ・・・、

EAのロジックが違うということは、エントリーするタイミング、決済するタイミングが異なってきます。
 

複数のロジックを組み合わせることによって、ドローダウンを低く抑える効果があります。

つまり、成績の落ち込む時期を分散させて、全体の利益を上げていくことが可能となります。
 

時間軸と通貨ペアで分散させる

時間軸が違うと、5分足では上昇トレンドだけど、1時間足は下降トレンドやレンジ相場なんてこともあります。

1つの通貨ペアにすると、その通貨ペアだけで収益が左右されてしまいます。例えば、ドル円はトレンド相場だけれども、ユーロドルはレンジ相場だったということも考えられます。

ロジックだけでなく、時間軸や通貨ペアの組み合わせによるリスクの分散で、ドローダウンを抑えることができます。
 
 
 

自分だけのポートフォリオを組もう

複数のEAを稼働させることによって、リスクを分散し全体のドローダウンを抑え、安定した利益につなげることができます。

ポイントは、短期的に大きく収益を上げることを考えるのではなく、いかにドローダウンを小さく抑え、長期的に安定して収益を上げていくかに重点を置くことです。

EA-BANKには、厳しい審査を通過した良質なEAがたくさん揃ってます。

各EAには10年以上の長期のバックテストのデータと、EA作者様がEAの特徴を解説してくださってますので、自分好みのポートフォリオを組んでもらえればと思います。