モーニングレポート 2022.8.31
為替相場は全体的に様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスがほぼ変わらずでの推移となっています。米国債利回りがまちまちでの推移となる中でNY時間帯は方向感の見えにくい流れとなっており、様子見ムードから狭いレンジでの動きが展開されています。ユーロ/ドルはパリティを挟んでの動きですが、目先はしっかりとした動きで1.00ドル台前半での推移となっています。また、ポンド/ドルは上値の重い展開で1.16ドル台半ばでの推移となっています。全体的にNY時間は様子見ムードが強まりました。ドル/円は底堅い動きとなり、一時139円を回復しています。しかし、買い一巡後は上値を抑えられて138円台後半での推移となっています。NY時間は大きな動きにはならず、方向感の見えにくい展開となりました。ユーロ/円も小幅に上昇する展開となっています。一方で、豪ドル/円などは上値の重い展開となっており、市場全体としては方向感の見えにくい流れとなっています。ジャクソンホール会合を通過し、ポジション調整などが意識される中で方向感を探る局面となっています。ドル/円は138円台後半、ユーロ/円は139円を挟んでの動きとなっています。