モーニングレポート 2022.1.31
ドルインデックスが小幅に下落
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落しての引けとなっています。朝方は米国の金融政策に対する思惑などからドルに対する買いの動きが見られましたが、米国債利回りが低下する中でドルに対する調整売りの流れが強まり、ドルインデックスは小幅ながらマイナス圏での引けとなりました。全体的には方向感の見えにくいところであり、ポンド/ドルは上昇して1.34ドル台を回復する一方、豪ドル/ドルは下落して0.70ドルを割り込む動きとなりました。円はやや上値の重い展開となりました。米株の上昇基調を背景に下値の堅さは意識されていますが、全体的には円に対する買いの動きが意識される局面となっています。米国債利回りの低下などを背景にドル/円の上値が抑えられ、クロス円も調整の動きから上げ渋る展開となりました。