XMTrading(エックスエムトレーディング)の口座タイプ選びで、どれにしようか迷ってしまう方は多いでしょう。
本記事では4種類あるXMの口座タイプについて、それぞれの違いやメリット・デメリット、注意点などを解説します。この記事を読むと、XMで自分におすすめの口座タイプが分かります。
ぜひ参考になさってください。
XMの口座タイプ4種類の違いと特徴
現在、XMで開設できる口座には、
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- KIWAMI極口座
- ゼロ(ZERO)口座
の4タイプが存在します。
今回は、「XMを利用するのは初めてで口座の違いがよくわからない」といった方に向けて、XMで開設できる口座をそれぞれ詳しく解説していきます。
XMで初心者の方に人気の口座タイプは、多数のボーナスを最大限に活用できる「スタンダード口座」と、少額からFXを始められる「マイクロ口座」です。
さらに、最も狭いスプレッドでトレードできる「ゼロ(ZERO)口座」と、低スプレッドかつ取引手数料が0円でトレードできる「KIWAMI極口座」もラインナップされています。
XMのスタンダード口座の特徴
XMではスタンダード口座が基本の口座となります。
スタンダード口座の1ロット辺りの取引数量は10万通貨なので、1pips辺り約1000円の損益が発生するイメージです。
スタンダード口座では0.01ロット(1000通貨)~50ロット(500万通貨)の取引が可能です。
スタンダード口座ではレバレッジを最大888倍まで利用することが可能となっているので、海外FXのメリットを十分に生かした取引が行える口座といえるでしょう。
XMのスタンダード口座のメリット/デメリット
XMのスタンダード口座のメリットとデメリットを解説します。
スタンダード口座のメリット
- 0.01ロット~50ロットまで取引可能なので、初心者から上級者のトレーダーまで利用できる
- レバレッジが最大1,000倍利用できる
- ボーナスが獲得できる
- 1ロット辺りの取引数量が大きい分、他の口座と比べXMP(取引ボーナス)が溜まりやすい
XMは国内FXと比べると1ロット辺りの取引数量が10万通貨と高めに設定されています。
ですが、0.01ロット(1000通貨)からの取引が可能なので、低ロットでの取引を行いたい場合でも大丈夫です。
スタンダード口座は、幅広いトレーダーに対応している口座といえるでしょう。
スタンダード口座のデメリット
- 国内FXと比べると1ロット辺りの取引数量が大きめ
- スプレッドがやや広い
スタンダード口座は特にデメリットがありませんが、あえて挙げるとすればスプレッドがやや広いという点があります。
また、1ロット辺りの取引数量が10万通貨なので、海外FXでの取引に慣れてない方は間違わないように注意してください。
XMのマイクロ口座の特徴
マイクロ口座は、少額資金での取引を行いたい方やFX初心者の人に最も向いている口座です。
マイクロ口座の1ロット辺りの取引数量は1,000通貨と、スタンダード口座の取引数量の100分の1となっており、1ロットで取引した場合の1pips辺りの損益は約10円と少額取引が可能です。
更に取引可能ロット数は他の口座と比べ、MT4では0.01ロット(10通貨)~100ロット(10万通貨)、MT5では0.1ロット(100通貨)~100ロット(10万通貨)の取引が可能と、最も幅広く対応しており、最低取引量は10通貨からと業界トップクラスの少額投資が可能となっています。
XMの最低入金額は500円ですが、マイクロ口座なら十分取引を行うことが可能なので、XMが初めての方でも取引が始めやすい口座といえます。
XMのマイクロ口座のメリット/デメリット
XMのマイクロ口座のメリットとデメリットをお伝えいたします。
マイクロ口座のメリット
- 業界トップクラスの少額投資が可能
- FX初心者の人でも取引がしやすい
- 0.01ロット~100ロットと取引可能なロット数の幅が広い
- レバレッジが最大1,000倍利用できる
- ボーナスが獲得できる
マイクロ口座は10通貨からの取引に対応しており、国内外のFX業者のなかでもかなりの少額トレードが可能となっています。
そのため、FX初心者の方でも取引がしやすく、トレードの練習もしやすいです。
また、スタンダード口座同様、レバレッジ1,000倍の利用とボーナスが獲得できます。
マイクロ口座のデメリット
- 取引数量の上限が10万通貨なので、資金量や取引数量が多い方には不向き
- スプレッドがやや広い
マイクロ口座は1ロット辺りの取引数量が少なく、少額投資向けであるので、ある程度資金があって大きめの取引がしたい方には向いていません。
本格的に投資を行いたい場合は、スタンダード口座をおススメします。
また、スタンダード口座同様、ZERO口座やKIWAMI極口座と比べるとスプレッドがやや広くなっています。
XMのKIWAMI極口座の特徴
XMのKIWAMI極口座は、取引コストを最小限に抑えたい方におすすめの口座タイプです。
取引手数料が無料な上に最小0.6pipsという非常に狭いスプレッドで取引でき、コストをとても低く抑えられます。
XMの4つの口座タイプの中で唯一「スワップフリー」に対応している点も見逃せません。
XMのマイクロ口座のメリット/デメリット
XMのKIWAMI極口座のメリットとデメリットをお伝えいたします。
XMのKIWAMI極口座のメリット
- 低スプレッドなのに取引手数料が無料
- 最大1,000倍のレバレッジが利用できる
- スワップフリーでトレードできる
低スプレッドタイプの海外FX口座では、取引手数料が発生する場合が一般的ですが、XMのKIWAMI極口座は取引手数料が無料です。
さらにKIWAMI極口座はスプレッドが狭いため、トータルの取引コストを抑えたトレードができます。
また、最大1,000倍のレバレッジで取引できるため、少ない証拠金でも大きな額を動かす取引が可能です。
KIWAMI極口座は、メジャー通貨ペアを中心とした対象銘柄で「スワップフリー」の取引ができるため、「スワップポイント」による損失リスクが抑えられる点もメリットです。
スワップポイントは、ポジションを保有している通貨ペアの金利差がプラスの場合は利益が得られますが、ポジションを保有している通貨ペアの金利差がマイナスの場合は損失が発生する仕組みです。
XMの他の口座では、保有しているポジションに対して日をまたぐごとにスワップポイントが発生しますが、KIWAMI極口座ではスワップフリーが適用されるため、スワップポイントに縛られないトレードが可能です。
XMのKIWAMI極口座のデメリット
- 1部のボーナスしか受け取れない
- スワップポイントが発生しない
KIWAMI極口座はゼロ(ZERO)口座と同様に、全てのボーナスが受け取れない点がデメリットです。
KIWAMI極口座では「新規口座開設ボーナス」のみが受け取り対象となり、スタンダード口座やマイクロ口座のように「入金ボーナス」や「ロイヤルティプログラム(取引ボーナス)」を含めた全てのボーナスを受け取れません。
XMで初めて口座開設する方は、最初にスタンダード口座かマイクロ口座を開設し、必要に応じて後からKIWAMI極口座やゼロ(ZERO)口座を追加するとボーナスを最大限に活用できるでしょう。
KIWAMI極口座はスワップフリーが適用されるため、メジャー通貨ペアやゴールド・シルバーなどの対象銘柄でスワップポイントによる利益を狙いたい場合は、他の口座タイプを選択する必要があります。
XMのゼロ(ZERO)口座の特徴
ZERO口座は主要通貨の平均スプレッドが1pips以内と狭く、マイナーな通貨ペアを低スプレッドで取引できるため、上級者におすすめの口座タイプです。
ZERO口座では0.01ロット(1000通貨)~50ロット(500万通貨)の取引が可能です。
最大レバレッジは500倍、最低入金額は1万円となっています。
ZERO口座の注意点は、スプレッドが狭い分取引ごと毎に取引手数料が発生する点とXMの各ボーナスを受け取れない点です。
XMのゼロ(ZERO)口座のメリット/デメリット
XMのゼロ(ZERO)口座のメリットとデメリットをお伝えいたします。
ゼロ(ZERO)口座のメリット
- スプレッドが狭い
- マイナーな通貨ペアを低コストでトレードできる
- スワップポイントによる利益が狙える
XMのゼロ(ZERO)口座は、全4種類の口座タイプの中で最もスプレッドが狭い口座タイプです。米ドル/円(USDJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)などの通貨ペアで0.1pipsの平均スプレッドを実現しており、取引コストを低く抑えられます。
ゼロ(ZERO)口座はスプレッドとは別に取引手数料が発生します。そのため、ユーロ/米ドル(EURUSD)などのメジャーな通貨ペアの取引コストはKIWAMI極口座の方が低く抑えられますが、通貨ペアによってはKIWAMI極口座よりも取引コストを低く抑えられます。
例えば、米ドル/メキシコペソ(USDMXN)の通貨ペアで取引する際の取引コストを比較した場合、KIWAMI極口座では平均180.0pips程度のコストが発生するのに対し、ゼロ(ZERO)口座では平均167.0pips程度のコストしか発生しません(※スプレッドは常に変動するため、実際のスプレッドは最新情報をご確認ください)。
さらにゼロ(ZERO)口座では、スワップポイント(通貨ごとの金利差による調整損益)が発生するため、ポジションを保有し続けることでスワップポイントによる利益が狙える点もメリットです。
ゼロ(ZERO)口座のデメリット
- レバレッジが低い
- 取引手数料が発生する
- 各ボーナスの受け取り対象外となっている
ZERO口座はスタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座と比べるとレバレッジが500倍と、低めに設定されており、スプレッドが狭い代わりに取引毎に取引手数料が発生する仕組みです。
そしてZERO口座は、XMの大きな魅力の一つである入金ボーナスやXMPといったボーナスの対象外となっているので注意してください。
XMの口座タイプで初心者へのおすすめはスタンダード口座かマイクロ口座
XMを利用する方に向けて、どの口座タイプを選ぶべきか解説したいと思います。
口座の初回開設時には、スタンダード口座かマイクロ口座の開設をおすすめします。
理由は、スタンダード口座かマイクロ口座でなければ3種類あるボーナスを全て受け取れないからです。XMでは
- 「新規口座開設ボーナス」
- 「入金ボーナス」
- 「ロイヤルティプログラム(取引ボーナス)」
の3つのボーナスが用意されていますが、KIWAMI極口座とZERO口座では新規口座開設ボーナスしか適用されません。
口座は複数開設できますので、KIWAMI極口座やZERO口座を利用したい方であっても、まずはスタンダード口座もしくはマイクロ口座の開設をお勧めします。
次に、ご自身の投資歴や投資資金の金額によって、スタンダード口座かマイクロ口座を選択します。
投資初心者の方や、投資資金1万円以下でFX投資をコツコツしたいという方には、小ロットでの取引が可能なマイクロ口座が向いています。
ある程度FX投資の経験がある方や、投資資金が10万円以上である場合には、スタンダード口座での取引がおススメです。
スタンダード口座とマイクロ口座は1ロット辺りの取引数量以外、レバレッジやスプレッドなどは基本的に同じとなっています。
そのため、どの口座タイプを選べばいいか迷われている場合は、少額投資ならマイクロ口座、本格的な投資ならスタンダード口座の開設を検討されるとよいでしょう。
XMの口座タイプは変更できないが複数開設できる
XMでは、最初にどの口座タイプを選んだ場合であっても、別の口座タイプ追加で開設できます。
Webブラウザから別の口座を追加で開設するには、
① まずXMの会員ページへログインし「追加口座開設」メニューの「リアル口座」をクリックします。
②次に「取引口座の設定」画面が表示されたら、追加する口座の情報を選択します。
追加の口座設定は、以下の手順で進めます。
- 使いたいMetaTraderのバージョンを選ぶ
- 追加したい口座タイプを選ぶ
- 希望するレバレッジを選ぶ(レバレッジは口座追加後でも変更可能)
- 口座の基本通貨を選ぶ
- 口座ボーナスの受け取りを希望するかどうかを選ぶ
- 規約の同意に確認のチェックマークを入れ「続行する」をクリックする
③ 希望する口座タイプやレバレッジなどを選んだら、次に口座のパスワードを作成します。
④パスワードの入力ができたら「完了」をクリックして、追加口座の開設手続きを完了しましょう。
⑤追加口座の開設が完了すると「追加のリアル口座をご開設いただきありがとうございます」という画面が表示され、登録したメールアドレスへXMのログイン情報が送信されます。
会員ページへ移動し、ログインできるかチェックしましょう。
XMでは無料で最大8口までの口座開設が可能(新規1口座+追加7口座)なので、口座を使い分けたい方には追加口座の開設をおススメします。
また、一度開設した口座であっても、会員ページよりすぐに解約することができます。
XMで口座開設する際の注意点4つ
XMで口座開設する前に知っておきたい4つの注意点を解説します。それぞれの内容を把握して、自分に合った口座を利用しましょう。
1.KIWAMI極口座とゼロ口座は全ボーナスが受け取れない
XMでは「新規口座開設ボーナス」「入金ボーナス」「ロイヤルティプログラム(取引ボーナス)」の3つのボーナスがありますが、KIWAMI極口座とゼロ口座は、新規口座開設ボーナスしか受け取れません。
「入金ボーナス」や「ロイヤルティプログラム(取引ボーナス)」も受け取るには、スタンダード口座かマイクロ口座を開設する必要があります。
XMの口座は最大で8個まで開設できるため、初めてXMの口座開設をする方は最初にスタンダード口座かマイクロ口座を開設し、必要に応じて後からKIWAMI極口座やゼロ口座を追加するとボーナスを最大限に活用できるでしょう。
2.XMで長期間トレードせずにいると口座維持手数料が発生する
XMの全ての口座タイプでは、基本的に口座維持手数料はかかりません。ただし、90日以上の期間で取引が無かった場合は「休眠口座」になり、1カ月あたり10ドル相当の手数料がかかります。
3. XMのゼロ口座では仮想通貨のトレードができない
XMのゼロ(ZERO)口座では、仮想通貨CFDとUSD/CHN(米ドル/人民元)の取り扱いがありません。XMで仮想通貨やUSD/CHN(米ドル/人民元)で取引するには、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座のいずれかを選ぶ必要があります。
4. XMでは口座タイプごとに通貨ペアの表示形式が違う
XMでは、口座タイプごとに銘柄の表示形式が違います。例えばEUR/USD(ユーロ/ドル)の通貨ペアの場合、口座タイプごとに下記のように表記されます。
口座タイプ | 表記 |
スタンダード口座 | EURUSD |
マイクロ口座 | EURUSDmicro |
KIWAMI極口座 | EURUSD# |
ゼロ(ZERO)口座 | EURUSD. |
XMの口座タイプに関するQ&A
XMの口座タイプに関するよくある質問とその答えについて解説します。それぞれ見ていきましょう。
Q.XMでは口座タイプによってスプレッドが違いますか?
XMでは口座タイプによってスプレッドや取引手数料が異なります。
4つの口座タイプの中で特にスプレッドが狭い口座タイプは、ゼロ(ZERO)口座とKIWAMI極口座です。
ゼロ(ZERO)口座は往復10通貨(片道5通貨)の取引手数料が発生する代わりに、4つの口座タイプの中で最も狭いスプレッドで取引でき、KIWAMI極口座は取引手数料無料に加えてスタンダード口座とマイクロ口座より狭いスプレッドで取引できます。
Q. XMで初心者におすすめの口座タイプはどれですか?
XMで初心者の方へ特におすすめの口座タイプは、スタンダード口座です。
XMのスタンダード口座は1,000倍のレバレッジに対応しているため、少ない資金で大きな額のトレードができるメリットがあります。
ボーナスも充実しており、口座開設ボーナスと入金ボーナスに加えて取引ボーナスも受け取れるため、どの口座タイプにするか迷った場合はスタンダード口座を選ぶとよいでしょう。
Q. XMの口座タイプは変更できますか?
XMの口座タイプは、開設後の変更ができません。
ただし1人あたり合計8つ(新規口座1口座+追加口座7口座)までの口座を保有でき、不要な口座は解約できるため、口座タイプを変更できなくて困ることは基本的に無いでしょう。
Q. 開設したXMの口座タイプを確認する方法はありますか?
開設した口座タイプは、XMの会員ページから確認できます。
XMの会員ページへログインして「マイアカウントの概要」から口座情報の詳細を開くと、「口座種別」の部分に英語表記で口座タイプが表示されています。
XMの口座タイプの違いを理解して自分に合った口座を使おう!
今回は人気海外FX業者XMが提供している4タイプの口座を紹介させていただきました。
XMでは様々なタイプのトレーダーが利用できるスタンダード口座、FX初心者や少額でコツコツ取引したい人に向けたマイクロ口座、取引コストを抑えたい上級者におススメのゼロ(ZERO)口座が用意されています。
初めてXMを利用する方には、豪華なボーナスが獲得できるスタンダード口座かマイクロ口座の開設がおススメです。
スタンダード口座とマイクロ口座のどっちがいいかわからない場合は、まずは最もおススメのスタンダード口座を開設し、後から別の口座を追加で開設するという選択肢もあります。
今回ご紹介したすべての口座はゼロカットシステム(急激な相場変動などで口座の証拠金よりも大きな損失が発生した場合でも、マイナス分を全額保証してもらえる仕組み)が採用されているため、追証(追加証拠金による借金)の発生はありません。
そして、最大レバレッジ1,000倍(ZERO口座除く)から1倍まで自分で選択することも可能です。
また、XMではすべての口座でMT4かMT5のどちらかを選択できるので、より高機能な取引プラットフォームのMT5を使いたいという方はMT5用の口座を開設してみてください。
MT5口座はMT4よりも様々な時間足での分析が可能になるうえ、MT4に比べると更に動作速度も速くなっています。
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