モーニングレポート 2023.1.27
米債券利回りの上昇で、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで推移しています。米国債利回りの上昇などを眺めてドルに対する買い意欲が強まっています。ただ、米国の金融政策に対する思惑などからドルに対する先安観は根強く、積極的に買い進む展開にはなっていません。全体的には方向感の見えにくい流れとなる中で、ユーロ/ドルは1.08ドル台後半、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。ドル/円が130円台を回復する中で、クロス円もつれ高となっています。米株高などを背景に円売りの流れが展開されています。ここまでの円高に対する調整の動きも意識されており、ポンド/円などは1円近い上昇となっています。現状ドル/円は130円台前半、ユーロ/円は141円台後半、ポンド/円は161円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。