「EAはアップデートしたほうがいい」と思うものの、損失が出るのが怖くて、アップデートしていない方は少なくないでしょう。
しかし、アップデートを見送った結果、EAのロジックと相場状況が合わなくなり、損失が出たケースもあります。
収益が減る理由は、アップデート後のEAに合わせた運用ルールが明確になっていないからです。
アップデート後に大損を防ぐために“最初に見るべきポイント”
- エントリーの発生タイミングがアップデート前とどう変わったか
- 損切りが早すぎる/作動しないなど、判定エラーの兆候がないか
- 注文送信〜約定のスピードが落ちていないか
- 1〜3日の稼働ログに一貫性があるかどうか
この記事では「EAのアップデート後の変更点」、「変更点を踏まえた損失を抑えるEA運用ルールの考え方」について解説します。
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EAアップデート後に何が変わる?まず押さえておきたい全体像

- EAを最新の相場に合わせて安全に動かすためにアップデートが行われる
- 相場は金利や経済指標で変わるため、EAもロジック調整が必要になる
- 大きな損失を避けるために売買判断の仕組みが見直される
- 取引環境の違いによる注文遅延などの不具合を避けるため、互換性が改善される
- 設定画面やパラメータ操作など使い勝手もあわせて改良される
アップデートの目的は、EAを最新の相場環境に適応させ、動作の安定性と安全性を高めること。
そして、アップデートで変わるのは、EAのロジック・システムの速度・使い勝手の3つです。
当たり前ですが金利の動きや各国の経済指標の発表を背景に相場は常に変化しています。
たとえば、「中央銀行の金利に関する方針が変わる」だけで、通貨全体の値動きの流れが大きく動くことがあります。
通貨の値動きが変われば利益が出やすい状況も変わります。アップデートでは、トレーダーがその時々の経済トレンドに合わせ、EAをトレーダーが取引で大損しにくいロジックに変えているのです。
また、スプレッドや約定速度、サーバーの混雑具合など取引環境の違いによって、注文が遅れる・思った価格で約定しない不具合が起きないよう、証券会社やサーバーごとの注文処理やデータ配信のルールを反映し、互換性を上げる作業も行われます。
合わせて、設定画面の見やすさやパラメータの調整しやすさ)といったEAの使い勝手の調整も行われます。
トレーダーの損失が大きくならないよう、アップデートではEAロジック・システムの速度・使い勝手がそれぞれ調整されているのです。
ロジック・約定・リスク管理の3軸で捉える、EA更新と損失を抑えるための準備
| 分類 | 主な変更点 | 更新の目的 |
| ロジックの調整 | エントリー条件の最適化、相場認識の見直し、利益確定・損切り幅の更新 | 現在の相場環境で無理のない売買判断を行うため |
| 約定関連の改善 | 注文遅延の軽減、意図しない価格での約定回避、サーバー仕様の反映 | 取引環境の違いによる不具合を減らし、安定した約定を行うため |
| リスク管理の強化 | 最大ロットの調整、安全フィルターの追加、急変動時の保護ロジック改善 | 予期せぬ相場変動でも損失が膨らみにくい設計にするため |
(アップデート時の変更点一例)
アップデートを自分の運用に活かすには 調整内容を確認し、リスク許容度に合うよう、ロット数や損切りラインを変える作業が必要になります。
具体的には最大想定ドローダウンから逆算し、資金の2%以内に収まるロットとストップ値を設定し直す作業です。
資金10万円で資産運用する場合、1取引あたりの最大損失を2%以内とするなら、その額は2,000円になります。このルールならば仮に5連敗しても損失額は1万円です。決して小さな金額ではないですが、資金の90%が残っているため取引を立て直しやすいでしょう。
アップデートの内容に合わせ、自分自身もロット数やドローダウンを調整すれば損失を抑えながら資産形成できます。
トレード成績はどう動く?EAのアップデート後に起こりやすい変化とは

- 相場の勢いが弱い時期に、エントリー基準を見直したアップデートで成績が改善した例がある
- 小さな値動きに反応しないロジックへ変更したことで、無駄な取引が減り収益が安定したケースがある
- 約定スピードの改善により、売買のチャンスを逃さなくなり成績が向上した例がある
- アップデート内容と相場環境の相性が合わず、成績が落ちたケースも存在する
- エントリー条件や利確・損切り幅の調整が、相場と噛み合わないとパフォーマンスに影響が出ることがある
自動売買する上で気になるのは、「EAのアップデートによって取引成績が変わるのか」でしょう。
結論から言うと、アップデートによって成績が改善したケースがあります。
具体的には、トレンドの流れ の上昇や下降の力が弱い相場が続いた時期に、無理にエントリーをしないよう、アップデートで小さな値動きでは反応せず、一定以上の勢いが出たときだけエントリーするように、売買ロジックを変更したことで、あるEAの収益が安定したことがあります。
また、アップデートで約定スピードを改善した結果、EAが売買のチャンスを逃さなくなり、収益が改善したケースもあります。
ただし、改善例ばかりではありません。
EAのアップデートで エントリー条件と利確・損切りの幅 を調整したところ、それまでのEAのロジックと現在の相場環境が合わなくなり、成績が落ちたケースもあります。
以下、EAのタイプごとにアップデートで生じる影響を解説していきます。
成績が上下しやすいEAとは?アップデートで変わりやすいポイント解説
| EAタイプ | 影響しやすい変更点 | 具体的なケース | 損失を抑えるための考え方 |
| スキャルピングEA | 約定速度・スプレッド・フィルター調整 | 通信遅延改善で余計なエントリーが減ったケース | アップデート直後はロットを抑えて動作確認する |
| トレンドフォローEA | 勢い判定・利確/損切り幅・条件調整 | トレンド弱い相場で過剰エントリーが減ったケース | 相場の勢いと条件が合っているか確認しながら稼働 |
| レンジ型EA | 利確幅・逆張り条件・ボラ判定 | レンジ幅に合わせ調整し安定したケース | レンジ幅と利確設定がずれていないか確認 |
| ブレイクアウトEA | ブレイク判定・スリッページ対策・フィルター | 指標ノイズを避け誤作動が減ったケース | 指標前後の履歴やスリッページを確認し調整 |
| 高頻度取引EA | 注文処理速度・内部処理最適化 | 注文漏れがなくなり改善したケース | 約定速度と注文漏れをチェックしながら運用 |
(EA別 アップデート後の成績変化)
EAは大きく5種類に分類され、EAごとにアップデートされる箇所に傾向があります。
スキャルピング型EAは、数秒単位で利確を繰り返すため、約定速度やスプレッド耐性の注文処理エンジンや価格取得まわりのロジックに対してアップデートが入りやすい傾向がみられます。
トレーダーはアップデート直後にロットを抑え、約定状況とスプレッドの変動幅を必ず確認・調整することで、大きな損失を防げます。
アップデート後は“挙動チェック”が最優先。安全運用の見極めポイント
- エントリーの発生タイミングが大きく変わった場合は、ロジックと相場の噛み合いにズレが生じている可能性がある
- ・損切りラインが早すぎる、または作動しない場合は、損切り条件の判定エラーや設定値の読み込み不具合が疑われる
- 注文の送信や約定が遅れる場合は、EAの注文処理方式と証券会社サーバーの仕様に相性のズレが出ている可能性がある
- アップデート直後は、1〜3日の稼働ログでエントリー規則・注文速度・損切り挙動の一貫性を必ず確認する
- 挙動が不安定な場合、エントリー条件や損切り条件など影響が出た部分の調整が必要になる
アップデート後のEAは、まず「いつ・どの条件でエントリーしているか」を確認することが重要です。
エントリーのタイミングがアップデート前と比べ極端にずれていたり、通常よりも急に回数が増減している場合は、ロジックが相場と、EA内部ロジックの損切り条件の判定エラーや、パラメータ設定値の読み込み不具合が疑われます。
加えて、損切りラインが想定よりも早く作動したり、逆に作動しない状態が続くと、内部ロジックの 損切り条件の判定エラー や、パラメータ設定値の読み込み不具合が疑われます。
また、注文の送信や約定の反応が遅れたり約定しにくくなる場合 は、アップデートによって注文処理まわりのEA側の注文処理方式と証券会社サーバー側の仕様にズレが生じている可能性があります。
EAアップデート直後 は、1〜3日の稼働ログを見て、エントリー規則・注文速度・損切り挙動に一貫性があるかを確認してください。
稼働ログを見ると挙動が不安定な箇所が明らかになり、次にエントリーのタイミングがズレていれば エントリー条件の閾値(勢いや値幅の基準) を調整するなどのように、次に取るべき対応が明確になります。
アップデート放置は危険。EAは“相場とのズレ”から崩れ始める
- アップデートを適用しないと、相場の変化とEAロジックのズレが大きくなりやすい
- エントリー条件や利確・損切り幅が現状の相場に合わず、過剰エントリーや不適切な損切りが発生しやすい
- 約定速度やスプレッド耐性の調整が反映されず、遅延や滑りによる損失リスクが高まる
- 証券会社やサーバー環境の仕様変更にEAが追従できず、注文エラーや稼働停止が起こりうる
- アップデートを怠ると、運用全体で見えない損失リスクが累積し、成績が不安定になりやすい
EAをアップデートしないまま運用を続けると、まず相場の現状に対し、「EAのロジック」がズレてきます。
為替は金利の変化や経済指標の発表をきっかけに流れが変わりやすく、値動きの幅や勢いも時期によって大きく異なります。EAはこうした変化に合わせて、エントリー条件や利確・損切り幅、フィルタリングの基準が定期的にアップデートされます。
アップデートせずに相場とEAのロジックがずれてしまうと、過剰なエントリーや早すぎる損切りなどの失敗による損失が出やすくなります。
また、約定速度やスプレッド耐性の調整を受けないことで、通信遅延や価格の滑りが発生しやすくなり、売買が意図したタイミングで執行されないリスクも高まります。
とくにスキャルピング型のように短時間で利益を積み重ねるタイプは、この遅れが直接的な損失につながりやすく、アップデートの有無が成績に大きく影響します。
さらに、使用している証券会社やサーバー環境の仕様が変化した場合、EA側の対応が追いつかず、注文エラーや稼働停止が発生する可能性もあります。
アップデートは単なる「新機能追加」ではなく、相場や環境の変化に耐えられるようEAを守る作業です。アップデートを怠ると、 損失のリスクが膨れ上がってしまいます。
EA戦略は“基準のズレ”を見れば組み立てられる
「損失が出るかも…」と思うからこそ、EAのアップデートを躊躇するかと思われます。
しかし、EAの特性を掴んでロット数や損切りラインを調整すれば損失は抑えられます。
EAの特性は、エントリー条件の変化や利確・損切り幅の調整内容を直近のトレード履歴やチャートの値動きを参考に見て、どんな相場を想定して調整されたのかを読み取ることで、アップデート後の特性が見えてきます。
EAをアップデートしたら、エントリーの発生タイミングと損切りの位置が以前とどう変わったか を見て、ロット数や損切りラインを調整しましょう。
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EAをアップデートした場合、 エントリーの変化点や損切りの位置の変動を見れば、EAと相場状況に合う戦略を立てられます。
EAアップデート後、運用ルールを考えるときにみるべきポイント5つ
- エントリーのタイミングが以前より早くなったか・遅くなったかを確認する
- 損切り幅が広がったか・狭くなったかをチェックし、許容できる損失額と照らす
- 利確ポイントが変化し、平均利幅がどれほど変わったかを確認する
- フィルタリング条件の調整によって、エントリー数が増減していないかを見る
- 直近の相場とアップデート後のロジックが噛み合っているかをトレード履歴で検証する
上記5つのポイントを確認すると、「EAがどんな相場を想定して動くようになったのか」が見えるようになり、損失を抑える運用ルールをつくりやすくなります。
EA運用で損失を抑えるために必要なのは、最新のEAの特性を踏まえてロット数や損切りラインを調整することです。
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