TitanFXでスワップポイントが付与されるタイミングや計算方法と注意点まとめ

TitanFXは、スプレッド幅の狭さや、ハイレバレッジで日本のトレーダーに人気です。こちらの記事では、スワップ取引を行う場合の詳しい情報について解説をしていきます。スワップ取引をする場合、国内FX業者よりもスワップポイントの高い海外業者がおすすめです。

TitanFXでスワップ運用を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

TitanFXでスワップポイントが付与されるタイミング

TitanFXのスワップポイントが付与される時間帯は、日本時間で平日の午前7時2分頃です。サマータイム期間中は1時間早まるので、注意をしましょう。スワップポイントの付与は、ロールオーバー後に行われます。

ロールオーバーとは、ポジションを保有したまま、持ち越すことを指します。本来、為替の保有は2営業日ごとに決済を行うルールがあります。しかし、今回のようにFXのスワップポイントで利益を得ようとする場合、この取り決めは非常に面倒です。そこで各FX業者は、決済をしなくとも保有ができる仕組みを考えました。それがロールオーバーで、この仕組みがなければ、長期にわたったポジションの保有ができません。

TitanFXにおけるロールオーバーの時間帯は、23時59分~0時1分頃、つまり日をまたいだ約2分間です。これを日本時間にすると、6時59分~7時1分頃(サマータイム期間は1時間早まります)の間、ロールオーバーの終了後の7時2分頃にスワップポイントは付与される仕組みとなります。これはTitanFXにおける説明なので、ほかのFX業者ごとに時間帯は異なる点に注意をしてください。ちなみにロールオーバーが行われている時間帯は、取引ができません。

またTitanFXの場合、水曜日にポジションを保有していると、土日のスワップポイントが集約されることから、3倍のスワップポイントが付与されます。この点も、TitanFXを利用してスワップ取引をする場合は、押さえておくべき点です。

TitanFXで通貨ペアでスワップポイントを確認する方法

TitanFXでスワップポイントを確認する場合は、MT4を利用します。まずは気配値を確認するのですが、気配値表示が確認できない人は、下記の画像の赤く囲んだ個所をクリックしてください。左側に表示されるはずです。

気配値表示が表示されたら、確認したい通貨ペアを探し、そこで右クリックをしましょう。

次に赤で囲んだ「仕様」をクリックします。

表示された取引条件を確認しましょう。

赤く囲んだ個所に「買いスワップ」「売りスワップ」という項目があります。これが指定した通貨のスワップポイントです。

ただ、スワップポイントのままでは取引をするにあたり、わかりづらいと思います。ここからは、スワップポイントを日本円に直す方法を解説していきます。計算に必要な値は、先ほどの画像から取得できるので、あとは計算式にあてはめて計算するだけです。

スワップポイントの計算式

「契約サイズ」×「最小価格変動値」×「取引量」×「買いスワップ(もしくは売りスワップ)」

上記がスワップポイントの計算式です。

契約サイズ:100,000

最小価格変動値:上から2段目にある少数桁、3ならば当てはまる数値は0.001です。5が表示されている場合ならば、0.00001を当てはめます。

取引量:1ロット=10万単位ならば1.0、1ロット=1万単位ならば0.1です。

買いスワップ:画像から2.8とわかります。

それでは、先ほどの計算式当てはめてみましょう。

100000×0.001×0.1×2.8=28円

つまり、TitanFXでUSD/JPYをロールオーバーの時間をまたいで持ち越せば、この日は28円のスワップポイントを得られるということです。

TitanFXでスワップポイントを狙いたい場合の注意点

TitanFXでスワップポイントを狙ったスワップ運用をする際の主な注意は、次の3点です。

  • ポジション間違いなどによるマイナス金利に気を付ける
  • スワップポイントばかりに気を取られない
  • ロスカットの回避を考えた取引

スワップポイントを手に入れるには、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を購入する必要があります。これを逆に行うと、マイナス分の支払いが発生するのです。最初のうちは、注意深く確認をすることをオススメします。

また、スワップ運用による利益ばかりを考え、本来の取引を怠る人もいます。スワップポイントで稼ぎたいという思いが強くなった結果、保有している通貨の価格変動の注意が散漫になってしまうのです。スワップポイントでプラスだとしても、価格変動により大きなマイナスが生じれば、資金は増えません。逆に減ってしまいます。

スワップ運用は、長期にわたりポジションを保有します。大きな変動でマイナスが生じないよう分析をしっかりと行いましょう。

3つ目の注意点が、ロスカットを回避した取引です。スワップポイントはロールオーバー時に保有していることで得ることができます。この点を利用しようと、ギリギリの資金で取引を行う人もいますが、これは危険な行為です。ロールオーバーが行われる時間帯は、取引の行えない時間帯、さらに価格の変動が激しくなります。ギリギリの資金で保有をすると、ロスカットに陥る可能性が高くなります。レバレッジと、資金管理には十分注意をするようにしましょう。ちなみに、TitanFXの場合、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが発生します。

TitanFXでスワップポイントを出金・引き出しする方法

TitanFXでスワップポイントを出金・引き出しするためには、そのスワップポイントに関して保有しているポジションを決済しなければできません。スワップポイントから証拠金に変われば、出金依頼によって引き出しをすることが可能です。

TitanFXでスワップポイントを狙うタイミング ゴールデンウィーク、年末年始はどう?

先ほど、水曜日は土日も含めたスワップポイントが付与されることから、3倍になると説明をしました。ほかの曜日に比べると、うまくポジションを保有すれば、大きな獲得チャンスです。休みというキーワードからピンとくるのが、長期の休暇ではないでしょうか。ゴールデンウイークや年末年始など、世の中には長期の休暇が存在します。

この長期休暇は、スワップポイントの倍々チャンス!把握しておくことで、上手にスワップ運用が行えます。ただし、付与される日にちや、何日分付与されるかなどは、その年やFX業者ごとにより異なります。そのため、大きな倍数を狙うのならば、ゴールデンウイークや、年末年始は常に意識をしておくようにしましょう。4月上旬、12月中旬が近づいてきたら、チェックを怠ってはいけません。

まとめ

TitanFXでスワップポイントを利用した取引をする際は、通貨選びに注意をしましょう。高いスワップポイントで代表的な通貨は「メキシコペソ」「南アフリカランド」「トルコリラ」などの、新興国通貨です。ただし、流動性が高いことから、ロスカットに合わないよう資金管理には十分に注意をしましょう。

スワップポイントは、1日中保有している必要はありません。ロールオーバー時に保有していれば、スワップポイントが付与されます。スワップポイントを利用した手法は一つではありません。自分の手法にあった取引方法を見つけ、TitanFXを利用した上手な資産運用を心がけていきましょう。