MT4で注文できない原因と対処法まとめ

FXを始めたばかりで苦労する事と言えば、MT4の使い方です。初心者でまだ慣れていないときに、注文ができなくなると焦る人もいるはずです。そんなときも、焦らず原因を探し対処できるように情報をまとめました。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

MT4で注文できない場合の事例

それでは、主な事例とその対処法を見ていきましょう。

注文ボタンが表示されない

新規注文をクリックしたが、成行売り・成行買いともグレーに表示され、注文ができないことがあります。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • 取引時間外の銘柄を選択している→取引時間を確認し、取引時間内に注文を行う
  • 口座タイプに合ったチャートを表示していない→口座タイプに対応しているチャートを表示させる
  • 銘柄の注文数ロットが適正でない→銘柄で取引のできるロット数(数量)を入力する

発注リンクが表示されない

チャート上で右クリックをしたが、注文発注が表示されないこともあります。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • 口座タイプに合ったチャートを表示していない→口座タイプに対応しているチャートを表示させる
  • ネット回線が不通になった→ネット環境を回復させる

証拠金不足と表示される

注文を行った時、「証拠金不足です」と表示され、確定されないときもあります。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • 証拠金が不足をしている→口座残高と注文ロット数から必要証拠金を確認する

アップデート待機中ですと表示される

新規チャートを開こうとして、アップデート待機中と表示されることもあります。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • 口座タイプに合ったチャートを表示していない→口座タイプに対応しているチャートを表示させる
  • ネット回線が不通になった→ネット環境を回復させる

現在価格から〇〇ポイント圏内の注文は発注できません

指値注文を利用するときは、オーダーの発注画面で次のように表示されます。

条件をクリアせず注文を行うと、次のように表示され確定されません。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • スプレッドを考慮して指値注文をしていない→〇〇ポイント圏内から外して注文を行う

無効なS/L またはT/P

先ほど説明したスプレッド圏内以外でも、無効なS/L またはT/Pと表示されることがあります。

この状況で考えられる主な事例と、それに対する対処法は次のとおりです。

  • 注文種別と価格を間違えている→注文方法を見直す

これは、MT4の注文に慣れていない人がよく起こす状況です。まずは、注文の種類を覚えるようにしましょう。

  • Buy Limit:指値買い、低い価格を指定しての買い注文
  • Sell Limit:指値売り、高い価格を指定しての売り注文
  • Buy Stop:逆指値買い、高い価格を指定しての買い注文
  • Sell Stop:逆指値売り、低い価格を指定しての売り注文

指値注文をする際は、十分に注意をしてください。

MT4のサーバーリストの選択を間違っている

こちらは、注文できない以前に、MT4へログインができない状態です。ログインができなければ注文をすることも、チャートを確認することもできません。

口座開設をする際に、メールアドレスを入力したはずです。そこに書かれているサーバーをもう一度確認しましょう。

サーバーを間違うと、回線不通になり、注文できない状態になります。再度、メールを確認し、正しいサーバーを選択してください。

MT4のIDとパスワードが間違っている

こちらも先ほど同様、注文できない以前に、MT4にログインできていない状態です。口座を開設した時のメールから、IDとパスワードを確実に入力しましょう。

簡単な方法はメールを開いてコピーをする方法です。IDすべてを範囲選択し、[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押します。次に、MT4で表示されているログインIDへカーソルを合わせ、[Ctrl]キーを押しながら[V]キーを押してください。同じことをパスワードでも行います。

証拠金が不足している

口座に必要証拠金が足りなければ注文はできません。口座残高を確認し、購入ができるlot数(数量)で入力をしましょう。ここで必要なのが、必要証拠金の確認方法です。

必要証拠金=現在レート×1lotの単位×lot(数量)÷レバレッジ

1lotの単位は開設しているFX業者によって異なります。海外業者はほとんど10万通貨です。例えば現在レートが100円のときに、単位が10万通貨、レバレッジ1000倍の業者で、0.1lot購入する場合の証拠金を求めてみましょう。

  • ドル/100円×10万通貨×0.1lot÷1000倍=1,000円

先ほどの例では、最低でも口座残高に1,000円以上なければ、注文ができない状況だと計算ができます。ただ、ギリギリで注文しても、強制ロスカットが起きる可能性が非常に高いです。そこで0.05~0.01ロットで注文しようなど変更をします。注文ができないからと言って、ギリギリのロット数で注文をするのはオススメしません。

証拠金が不足していて注文ができないときは、まず必要証拠金を確認し、口座へ追加入金をするか、足りるだけのロット数に変更をするか判断してください。

最低注文数ロットに達していない

lot数はFX業者、口座の種類、銘柄によって注文範囲が異なります。最低注文数以上の数量で注文をしなければ確定できません。

良く起きるのが、FX銘柄で0.01lot注文をしたあと、CFD銘柄でそのまま注文をする状況です。FX銘柄とCFD銘柄では、最低ロット数が異なる場合が多いので注意しましょう。数量を確認するようにしてください。

オーダー発注画面を開いたら、プルダウンを利用すると注文できない状況を避けられます。

口座タイプに合ったチャートを表示していない

同じFX業者でも、異なるタイプの口座を準備していることがほとんどです。トレーダーも複数の口座を所有していると、わからなくなることもあります。口座タイプと異なるチャートを表示させていても注文はできません。

専用チャートが異なる業者を利用しているときは、口座の銘柄名をよく確認するようにしましょう。適切なチャートを表示すれば、注文ができない状況から脱出できます。

銘柄が表示されない

取引をしたい銘柄が表示されておらず、注文ができない可能性もあります。ダウンロードしたばかりだと、すべての銘柄が表示されていません。すべての銘柄を表示するには、次の操作をMT4で行う必要があります。

まずは気配置表示の枠内で、右クリックをします。

すると赤枠で囲まれた「すべて表示」が出てきますので、これをクリックします。すべての銘柄が表示されます。「すべて非表示」をクリックすると、ポジションを保有している以外の銘柄が消えます。また、もし消したい銘柄があるのならば、その銘柄の上で右クリックをし、非表示を選択しましょう。その銘柄だけ、表示から消すことができます。通貨ペアをクリックすれば、表示させたい銘柄の選択画面が表示されます。

銘柄が表示されていないときは、気配置表示から右クリックをし、選択をします。

90日以上取引をしていない

取引をしているFX業者によっては、一定期間取引をしないと自動的に口座を閉鎖をする会社もあります。この日数は業者によって異なりますが、90日以上取引をしていないと思う人は、口座が閉鎖されたかもしれないことを疑いましょう。

契約をしているFX業者に連絡をし、どのように対処するか確認してください。新たに口座開設が必要な場合もあります。

久しぶりにMT4を利用する人で、ログインができず注文ができない状況ならば、IDやパスワード間違いでないことを確認したあと、サポートに確認をするようにしましょう。

取引時間外

土日は、市場が閉まるため、取引をすることができません。また、日本の祝日は世界各国に関係ないので、祝日の取引は銘柄によって可能です。逆に祝日の国があれば、日本が平日であっても取引ができない銘柄があります。取引ができない場合は、各国の祝日も確認するようにしましょう。

また、市場時間も夏と冬で異なり開閉が1時間異なります。冬の時間を基本とし、夏をサマータイムと呼んでいますが、日本では適用されていないため、なじみがないかもしれません。「世界三大市場」のサマータイム時期は、次のとおりです。

  • ロンドン市場(イギリス):3月最終日曜日 ~ 10月最終日曜日
  • ニューヨーク市場(アメリカ):4月第1日曜日午前2時 ~ 10月最終日曜日午前2時まで
  • 東京市場(日本):なし

主要市場の取引時間が変更されることから、FX業者も取引時間をずらしています。

  • 冬時間(日本時間):月曜日7:00頃~土曜日6:50頃まで
  • 夏時間(日本時間):月曜日6:00頃~土曜日5:50頃まで

時間と実施される日は、口座を開設したFX業者ごとに異なります。詳しくは、ホームページ等で確認しましょう。また、ほとんどの業者で、変更される時期になるとメールにて連絡をくれます。サマータイムの変更時期については、メールを確認するようにしてください。

市場が開いていなければ、取引ができません。取引時間の確認を事前にしておきましょう。

注文種別と入力した価格が正しくない

先ほども説明しましたが、指値の注文は、慣れるのに時間がかかるかもしれません。注文種別が正しくないことから、注文ができないという状況になりやすいです。

  • Buy Limit:指値買い、低い価格を指定しての買い注文
  • Sell Limit:指値売り、高い価格を指定しての売り注文
  • Buy Stop:逆指値買い、高い価格を指定しての買い注文
  • Sell Stop:逆指値売り、低い価格を指定しての売り注文

これは指値注文に慣れるほか方法がありません。注文種別と、それに伴った正しい価格入力をできるようしましょう。

まとめ

MT4で注文できない状況は、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。為替は1分1秒で大きく変動することもあります。理想的なタイミングで注文できないことがあると悔しい限りです。

簡単なログインミスや注文ミスは起こさないようにし、MT4の注文を繰り返し行いながら、慣れるようにしていきましょう。