EA-BANK モーニングレポート
米国市場は感謝祭で休場(11.24 NY時間)
昨日のNY市場は、感謝祭(祝日)のため、株式市場・債券市場が休場となりました。
為替相場 – 様子見ムードの中、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上値の重い展開となりました。米国が祝日となったことで様子見ムードとなる中、金融政策に対する思惑からユーロやポンドがやや買い優勢となりました。ただ、大きな動きにはなっておらず、ユーロ/ドルは1.04ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台前半でそれぞれ推移しています。
円は大きく変われる展開となりました。ドル/円が1円超の下落となっていることを背景に、クロス円も上値を抑えられています。米国の金融引き締めに対する警戒感が和らぐ中で円売りの流れに修正が入る展開となっています。現状ドル/円は138円台半ば、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は167円台後半でそれぞれ推移しています。
ドル/円・ボリンジャーバンド – 堅調地合い
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの下限を意識しての動きから持ち直し基調となり、一時中心線で抑えられる場面もありましたが、じり高基調が維持されてバンドの上限を目指す動きとなっています。目先はやや上値の重さが意識されていますが、バンドの上限をブレイクする動きとなるかどうかに注目です。
現状、バンドの上下限中心線がじり高基調で、トレンドそのものは上向きです。ただ、大きな動きにはなりにくいところであり、調整を入れながらの展開となりそうです。下値は堅そうで、バンドの上限で抑えられるものの中心線では支えられるといった展開になりやすい形だといえます。バンド幅は比較的狭いので、バンドの下限の方向感には注意が必要です。