EA-BANK モーニングレポート
米国市場はグッドフライデーで休場(4.15 NY時間)
先週末のNY市場は、グッドフライデーの祝日で休場となっています。
また、米国債市場も休場となっています。
為替相場 – ドル買い、円売り継続
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで引けました。株式市場や債券市場が休場となる中、金融引き締めに対する思惑からドルの下値が支えられる展開となりました。全体的には大きな動きにはなっていないものの、ドルに対する買い意欲が根強く、対主要通貨でドル買い圧力が意識される展開となっています。豪ドル/ドルは0.74ドルを割り込んでの引けとなっています。
一方、円は軟調地合いとなっています。ドルに対する買い意欲が強まる中でドル/円が126円台中盤まで上げ幅を拡大したことなどを受けてクロス円も底堅い動きが展開される形となっています。ポンド/円は165円を突破しての動きとなっており、買い優勢の流れが強まっています。円は対主要通貨で売られる流れとなりました。
ドル/円・ボリンジャーバンド – 狭いレンジでの動き
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの中心線と下限で挟まれたレンジを動いており、方向感の見えにくい展開となっています。目先はバンドの中心線で抑えられる動きであり、下限を目指しての動きとなる可能性が高そうです。
現状、バンドの下限がじり安、上限が横ばいといった動きとなっています。狭いレンジであり、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。動き出したら大きくなる可能性は高まっており、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要です。レンジ圏での動きがまだ維持されそうな状況ではありますが、目先はやや上値の重さが感じられるため、下限のブレイクを警戒する必要があるでしょう。