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- 8.16
FX×EA(MT4)ユーザーのためのモーニングレポート
米株はダウが再度史上最高値更新(8.13 NY時間)
先週末ののNY市場は、米株が小幅に上昇。ダウは史上最高値を再度更新する動きとなっており、リスク志向の動きが強まる展開となっています。ただ、ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を大幅に下回る結果となったことや利食い売りなども意識されて上値は抑えられる展開となっています。その一方で米国の早期の金融引き締めに対する思惑が後退しての動きとなりました。
一方、米国債市場は利回りが大幅に低下。ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を大幅に下回る結果となったことを背景に、米国の早期の金融引き締めに対する思惑が後退し、債券に対する買いの流れが強まる展開となっています。米10年債利回りは1.30%を割り込み、1.28%台にまで低下しました。
為替相場 – ドルが大幅下落
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。米国債利回りの大幅低下などを背景にドルに対する売り圧力が強まり、ドルインデックス93を割り込み、92台半ばでの推移となっています。ユーロ/ドルは1.18ドルを挟んでの動きとなるなど、ドルに対する売りの流れが強まっています。市場全体にドル売り圧力が強まる局面となりました。
一方、円はドル/円の大幅下落を眺めてクロス円もつれ安となるなど、主要通貨に対して買われやすい地合いとなっています。ドル/円は109円台半ばまで下落するなど、NY時間帯に入っても上値の重い展開が継続しました。ポンド/円は152円を割りこんでの動きとなっています。
ドル/円・ボリンジャーバンド – 上値の重さが意識
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの下限をブレイクしてバンドウォークとなっています。下値を拡大する動きが展開されましたが、目先は下げ渋りから調整の動きが意識されています。ただ、上値の重さが意識されやすい状況であり、一時的に押し戻しても再度売り圧力が強まる展開となるのではないでしょうか。
バンドの上下限中心線が下落基調となって下値を拡大していましたが、目先バンドの下限が持ち直してきています。バンド幅が縮小気配であり、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていく状況です。ただ、まだ大きな動きにはなりにくく、バンドの中心線で抑えられて下落といった動きになる可能性が高いのではないでしょうか。