なぜ?ニュージーランドドル高金利の理由と今後の推移予想

ニュージーランドドルやオーストラリアドルは高金利通貨として知られており、スワップポイントを目的としているトレーダーの間でも人気の通貨となっています。ニュージーランドドルはどうして高金利なのでしょうか。調べていきました。
 

なぜNZDは高金利なのか

ニュージーランドドルが高金利に設定されているのは、国の経済規模が小さいために、短期的な資金が足りないからと言われています。金利を高く設定することで、金利を目的として、ニュージーランドドルを買う動きが出来ますので、ニュージーランドは外貨を得ることが出来、経済活動などを行うことが可能となっています。ニュージーランドは先進国に分類されていますが、ニュージーランドドルの流動性は他のメジャー通貨と比較すると低くなっています。しかし、高金利通貨ということで、機関投資家などに好まれますので、ニュージーランドドルが買われる動きが出ます。ニュージーランドの貿易相手国は、近隣国のオーストラリアが多いのですが、最近では一番の貿易相手国は中国となっています。ニュージーランドの景気動向を見るには、中国やオーストラリアの経済動向も一緒に見ておく必要があります。ニュージーランドは経常赤字が続いています。輸出などの貿易で外貨を稼いでいますが、輸入の割合の方が大きいので、お金が流出するようになっています。ニュージーランドに外貨を呼び込むには金利を高くすることが一番ですので、日本でも円をニュージーランドドルに換えて金利を得ようとする人が多いです。海外からニュージーランドに投資したいと思ってもらうために、高金利にしているというのが高金利である理由です。
 

今後の推移予想

今はオーストラリアの経済状況があまり良くなく、ニュージーランドも主要輸出品である酪農品や農作物の価格が低迷していることで、政策金利を以前よりは低く抑えている状態ですが、農作物の価格が持ち直してきて、景気も良くなるようになれば、景気を引き締めるために、政策金利を上げていく可能性は出てきます。将来的に4%付近にまで政策金利を上げるのではないかと言われていますので、日本との金利差が開くことにより、ニュージーランドドルが買われる動きが出てくることが予想されます。今現在はまだ、利上げの方向には動いていませんが、長期的には政策金利は上がっていくと見られていますので、ニュージーランドドルが安くなるようなことがあれば、買いのポジションをとってみるのもいいかもしれません。現在は78円台で推移しています。ダウの暴落や日経平均の下落により、円買いが起こり、円高に振れていますので、ニュージーランドドルも上値の重い展開となっていますが、長期的に見ると金利が上がっていくと予想されていますので、76円を切るようなことがあれば買ってみるのもいいかもしれません。ただ、76円を切ってくるとさらに下落する可能性もありますので、経済動向にも注意しつつ、価格変動を見ていきたいと思います。金利は以前と比べると低くなっていますので、スワップの恩恵も少なくなりつつありますが、国内で預ける金利に比べるとかなり高いものとなっています。安値で拾って、高くなってきたら少し売って利確するというような取引の方法もいいかもしれません。金利の動向を探るには、インフレなどにも目を向けて消費者物価指数などにも注意してみてみるといいでしょう。