EA-BANKでご提供するEAには独自の審査基準を設けさせていただいております。
EAの出品をご検討されているEA作者様は会員登録後にマイページよりEA登録申請をお願いいたします。

 

バックテスト期間は10年間以上であること

EAの成績を評価するためのバックテスト期間は直近10年以上であることを審査基準にしております。

10年という期間はリーマンショック、スイスフランショック、欧州連合からのイギリス脱退、トランプ米国大統領就任など、為替相場に大きな影響を与えた世界的規模のイベントを乗り越えられるかどうかの判断にもなります。

また、バックテストが1年のように短い期間にするとEAの評価を意図的に良くすることができます。
以下、同じEAに対し、直近1年と直近10年でバックテストを行った結果です。

(バックテスト直近1年の結果)            (バックテスト直近10年の結果)

 

このようなことから、EA-BANKではEAを審査するための基準として、バックテスト期間を出品申請の半年前までの最低直近10年以上とさせていただいております。

なお、バックテスト期間が出品時よりもかなり古い場合、お客様が不安になられる可能性があるため、
直近半年前までを含む10年間以上*でお願い致します。

*例:出品申請日が2019年6月10日の場合、最低でも~2018年12月31日までのバックテストをお願い致します。
(期間が長い分には問題ございません)
OK:2009年1月1日〜2018年12月31日まで
NG:2008年7月1日〜2018年6月30日まで

 

現実的なスプレッドであること

スプレッドとは、通貨ペアの買値と売値の差のことです。このスプレッドは1回のトレードに対し、FX会社に支払う手数料でもなります。そのため、どのFX会社もスプレッドを設けております。しかし、このスプレッドを無視し、現実にはあり得ないスプレッドでバックテストを良く見せているEAが散見されます。

例えば、以下のEAは同じ期間のバックテストでございますが、左側はスプレッド=2(0.2pips)、右側はスプレッド=20(2.0pips)です。

(スプレッド=2(0.2pipsの場合))           (スプレッド=20(2.0pipsの場合))

  

バックテストにおけるスプレッドの値を小さくすることでEAの成績は良くなる傾向にあります。しかし、そういったEAは実際に動かしてみるとバックテストのとおりに推移することはありません。

EA-BANKでは利用者様に安心してEAをご利用いただくため、バックテストのスプレッドが現実的な数値である事を審査条件とさせていただいております。

主な通貨ペアのスプレッドの例
USDJPY:1.5pips
EURUSD:1.5pips
EURJPY:2.0pips
GBPUSD:2.0pips
GBPJPY:3.0pips

 

一定数の取引があること

例えば、目の前に2つのバックテストがあるとします。片方は10年間で10回の取引数、もう片方は10年間で1,000回の取引数です。両方のEAが実際に稼働させたとき、どちらがバックテストのとおりに推移する可能性が高いでしょうか。

それは、取引数が多い1,000回のEAの方です。
大数の法則の観点における確率論的に、バックテストの取引数(評価数)は多い方がベターです。

また、バックテストにおける取引数が少なすぎる場合「過去の相場から都合の悪いトレードを排除しただけ」という過剰最適化の恐れもあります。

そのためEA-BANKでは、一定数の取引があることをEAの審査基準にさせていただいております。

 

SL(ストップロス)の設定がされていること

ナンピンEAを除き、SL(ストップロス)の設定があり、ブローカーに逆指値注文が入ることも重要です。
基本的に200pips以下、大きくても300pipsぐらいまでを基準としております。

 

EAのフォワードを計測いたします

EA-BANKは、全EAのパフォーマンスを常に計測しております。計測した結果は、月に一度フォワード結果としてサイト上に公表致しております。

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