「無料と言っていたのに、気づいたら50万円の高額ツールを買わされていた…」
「今すぐ登録!に急かされ、実績も中身もよくわからないEAに資金を預けてしまった…」
実は密かにそんな方が増加中のことをご存知でしょうか?
実は、出どころが怪しい無料EAの裏には、思わぬ代償が隠れていることも少なくありません。
特に、サイトが存在しないLINE配布型EAや、フォワードテストが非公開のEAには注意が必要です。
チェックポイント | 確認内容・理由 |
---|---|
フォワードテストが公開されているか | EAは実績がすべて。直近3ヶ月以上のフォワード成績が公開されていないEAは避けましょう。 日付や損益曲線が明示されているかがポイントです。 |
ロジックの内容が簡潔に説明されているか | 「AI搭載」「独自アルゴリズム」など抽象的な表現に注意。 どの通貨ペア・時間足で動くか明記されているかが重要です。 |
レビューやユーザーの評価があるか | 「EA名+評判」「EA名+詐欺」で検索し、 実際の利用者の声や口コミが確認できるかをチェックしましょう。 |
デモ口座で1週間以上テストしたか | いきなりリアル口座で運用するのはNG。 必ずデモで動かして挙動やリスクを自分で体感することが大切です。 |
配布元の信頼性を確認したか | LINE・SNSだけの配布は要注意。 公式サイトの有無、利用規約やサポート体制の整備状況を確認しましょう。 |
無料EAは、FX取引を自動化する便利なツールですが、一部には詐欺を目的とした悪質なシステムも含まれます。
詐欺の主な特徴として、資金引き出し拒否や、不透明なロジックの運用、虚偽広告によって品質の低いEAを高額で売りつけるなどのものがあります。
この記事では、無料EA詐欺を見抜くための具体的な判断基準と、安全に運用できるEAの選び方・事前チェックリストを詳しく解説しています。
【関連記事】「EAって何?」からわかる!FX自動売買の基礎と失敗しない使い方
【関連記事】自動売買(EA)の危険性とは?破産リスクを回避する方法と失敗しない設定見直しのコツ
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無料EA(自動売買)詐欺とは?主な詐欺の手口を紹介
- 無料EAが詐欺に悪用される背景
開発者が配布者利益や利用者からのデータ収集を目的に、不正なシステムを提供することがある。 - 詐欺に多い典型的な手口
資金引き出しの拒否、リスクを隠した不透明なロジック、非公開情報で信頼を得られない運用方法などが挙げられる。 - 無料配布の意図とアフィリエイト収入
無料EAの多くは、アフィリエイト収入を目的に配布され、利用者が儲けることで配布者にも利益が還元される仕組みが背景にある(≠無料EA詐欺)。 - リスクを減らすための対策
デモ口座での事前検証、信頼できるEA販売・利用プラットフォームを選ぶ、利用規約の精査が詐欺被害を回避する基本となる。
無料EA(自動売買)は、FX取引を自動化する便利なツールですが、その一部には悪質な詐欺も潜んでいます。
詐欺の特徴として、リスクを隠した不透明なロジック(つまりEAを適当に作っている)や資金の引き出し拒否といった手口が挙げられます。
特に、必ず儲かる、リスクゼロといった甘い言葉には注意が必要です。
安全に無料EAを利用するには、信頼できるプラットフォームで販売・公開されているEAを選ぶこと。
そして、デモ口座で検証を行い、信頼できる開発者の選定したものだけを使うようにしましょう。
実際に発生したEAに関する詐欺事例について
処分を受けたのは、「Liam Co., Ltd.」(リアム)を名乗っていた上倉大知氏。上倉氏の業務に対して主導的な役割を担っていた男性4人に対しても同期間の業務禁止命令を出した。
消費者庁によると、上倉氏らは、約50万円するFX(外国為替証拠金取引)の自動売買ツールを作成するソフトを友人などに契約させると1人につき約5万円の報酬が得られるとして、学生など若者を相手にマルチ商法を展開。
「損はしない」「すぐ元がとれる」と利益が出ることが確実かのように勧誘したり、学生には「社員だ」とうそをつかせて貸金業者から借金をさせたりしていた。
2023年7月、消費者庁はLiam Co., Ltd.(リアム)に対し、特定商取引法違反を理由に行政処分を実施しました。
この事業者はFX自動売買ツールを用いたマルチ商法を展開し、「損はしない」「すぐ元が取れる」といった誇大広告で若者を中心に勧誘。
50万円以上のソフトを契約させ、友人を勧誘するごとに報酬が支払われる仕組みでした。
最終的に、多くの被害者が資金を失い、全国消費生活センターには20代前半の若者を中心とした300件以上の相談が寄せられていたそうです。
このような詐欺では、「必ず儲かる」「リスクゼロ」といった誇大な宣伝が行われ、信頼性が低いツールやサービスが販売されます。
また、被害者は多額の資金を失うだけでなく、友人関係や信用を損なう結果となることも。運営者が不透明で、責任追及が困難な場合が多いのも特徴です。
こうした手口に巻き込まれないためには、誇張された広告に警戒し、契約前に十分な情報を収集する必要があります。
【注意喚起】
- 甘い言葉に注意:「必ず儲かる」など、不自然に良い条件には警戒を。
- 情報の透明性を確認:運営者の信頼性や実績データを事前に確認。
- 第三者の意見を参考に:信頼できるレビューや相談窓口を活用。
なぜ“無料EA詐欺”に引っかかるのか?後悔しないために知っておくべき5つの本質
- 「無料」という言葉が心理的ハードルを下げる
→「損はしないはず」と思い込ませ、警戒心を緩めてしまう - 専門知識の不足により判断がつかない
→ロジックの非公開や曖昧な説明を見抜けない - 実績の数字や“儲かる”という言葉に惹かれる
→“必ず儲かる”などの断定表現が希望を刺激する - SNSやクチコミを鵜呑みにしてしまう
→ステマやアフィリエイト投稿を信じ込んでしまうケースも多い - 行動を急がせる演出に焦ってしまう
→「限定」「先着」「今すぐ登録」など、思考停止で動かされる
「無料で使える」「簡単に稼げる」「今すぐ登録」といった言葉に、つい気を緩めてしまった――そう感じた経験はありませんか?
人は「無料」と聞くと、本能的に「損はしない」と判断し、警戒心が大きく下がります。これは“ゼロリスク幻想”とも呼ばれ、マーケティングや詐欺において頻繁に使われるテクニックです。
特にFXやEAの知識が浅い状態では、EAのロジックが本当に機能するかを見抜くことは難しく、過剰に信じてしまいやすくなります。
さらに、過去の成功実績として“月利30%”などの数字が掲げられていると、「これなら自分もいけそうだ」と希望的観測が働きます。SNSでのクチコミや「LINE登録者数10万人突破!」などの社会的証明が加わると、その判断は一層曇ります。
詐欺EAはそこに「先着限定」「本日終了」といった“急がせ演出”を加え、ユーザーにじっくり調べる余裕を与えません。「今動かないと損かもしれない」と焦らせ、冷静な判断を奪ってしまうのです。
こうした状況で最も重要なのは、「無料=安全」という思い込みをまず手放すことです。
特に、公式サイトや信頼できるプラットフォームを通さずに、個人ブログやLINEだけで配布されているEAには注意が必要です。こうしたルートで入手するEAの多くは、運用実績が不透明で、アップデートやサポートも受けられないケースも少なくありません。
EAを選ぶ際に必ず確認すべき3つのポイント
- ロジックの公開や説明があるか?
- フォワードテストや成績履歴が透明に提示されているか?
- 提供元の信頼性(企業・開発者情報)が明確か?
また「本当にこのEAで利益が出るのか?」という疑問に対しては、他人の言葉や過去の成績だけに頼らず、自分自身でデモ口座などを使って検証する姿勢が非常に重要です。
「無料」だからといって油断せず、情報の裏付けと現実的な検証を徹底することこそが、詐欺を回避し、確実に前へ進むための第一歩となるでしょう。
無料EA詐欺に多い典型的な手口とそのシチュエーション
シチュエーション | 発生し得る問題 | 最悪の結果 |
---|---|---|
利益を得た後に資金を引き出そうとする | 出金手続きエラーや追加入金を要求される | 全資金を失い、詐欺業者と連絡が取れなくなる |
EAのロジックを確認せずに利用開始 | FX取引の透明性がなく、将来的に取引リスクになる | 思ったように利益が上がらない |
EA提供者の身元が不明なEAを利用する | 品質が低いことが多く、思うように取引できない | バグなどが多く、機能障害を起こす場合も |
無料EA詐欺の代表的な手口には「資金引き出し拒否」があります。
利用者がEAを使って得た収益や元本を引き出そうとすると、EA作者と突然連絡が取れなくなり、資金が奪われてしまう例が多く報告されています。
また、EAのロジックが非公開である場合、リスクを把握できず、結局は大きな損失を被るケースも。
さらに、運営側が身元を隠している場合、責任を追及することが難しく、多くは泣き寝入りしてしまいます。
だからこそ、無料EAを利用する前に細心の注意を払い、信頼できる情報を確認することが必須です。
無料EA詐欺の代表的な3パターンについての具体的な注意点
無料EAを装った詐欺には、いくつかの典型的な手口がありますが中でも特に注意したいのが「出金拒否型」「ロジック非公開型」「提供者不明型」の3つです。
無料EA詐欺で特に多いのが、「出金拒否型」のトラブルです。EAで利益が出た後に出金を申請すると、「処理エラー」「未納の手数料がある」などの表示が出現します。
そのエラーメッセージに記載された内容に従って業者に連絡すると、「出金解放には保証金として3万円の追加入金が必要」といった要求が届きます。
焦って対応してしまうと、その後連絡が取れなくなり、すべての資金を失うという最悪の結果に至るのです。
次に「ロジック非公開型」も要注意です。
EAの売買ルールやパラメータが曖昧だったり、「AI任せだから安心」などと根拠のない表現で済まされている場合、ユーザーは運用の全体像を把握できないまま使用することになります。その結果、想定外の損失を出したり、過剰なリスクを背負ってしまうケースが後を絶ちません。
そして見落とされがちなのが「提供者不明型」です。
一見、無料で配布されていて便利そうに見えるこのタイプですが、古いロジックやバグの多いEAを使いまわしているケースが多く、アップデートなし・サポートなしのまま放置されていることも珍しくありません。
いざトラブルが発生しても、誰にも相談できず、自力で損失を抱える羽目になります。
これらのリスクを回避するには、「フォワードテストが公開されているか」「配布元の正体や実績が確認できるか」「まずはデモ口座で検証するか」といった、導入前の基本チェックを怠らない姿勢が極めて重要です。
無料EA(自動売買)の詐欺に引っかからないための対策
チェックポイント | 内容 | 確認方法 |
---|---|---|
フォワードテストの公開 | 実際の運用成績が公開されていること | フォワードテストのデータやグラフを確認 |
提供元の実績 | 運営歴や信頼性が確認できること | 公式サイトやレビューで実績を確認 |
デモ口座での試運転 | 性能を事前に検証し、安全性を確認 | デモ口座を使い実際にEAを運用 |
詳細なロジック説明 | EAの運用ロジックが明確であること | 提供元の説明文やFAQを精査 |
利用規約の確認 | 不利な条件や隠れたリスクがないこと | 利用規約を読み、不明点を確認 |
SNS情報の真偽確認 | 誇大宣伝に騙されないこと | SNSの情報を裏付ける他の情報を探す |
バックテストの結果確認 | プロフィットファクターやドローダウンなどが適正であること | バックテストのデータを確認し、信頼性を判断 |
無料EA(エキスパートアドバイザー)は、自動で取引を行う便利なツールですが、その選定は慎重であるべきでしょう!
適切な無料EAを利用すれば効率的な運用が可能ですが、一方で先に紹介したような無料A詐欺に遭うリスクも存在しています。
この章では、無料EA詐欺に騙されないためのチェックポイントについて詳しく解説します。
フォワードテストで信頼性を確認
フォワードテストとは、EAが実際の相場環境でどのように機能するかをリアルタイムで検証した成績データのことです。過去のバックテストと違い、未来の相場でどのような動きをするかを示す重要な指標です。
このフォワードテストが第三者公開ツール(例:myfxbook、fxblue)などで確認できるEAは、透明性が高く、詐欺の可能性が低いと考えられます。
一方で、「スクリーンショットだけ」「日付が最新でない」「グラフが極端に平坦 or 急上昇している」といったEAは、成績の改ざんや見せかけの可能性もあるため要注意です。
チェックすべきポイントはこの3つ
- 運用期間が3ヶ月以上あり、継続的な更新がされているか
- 証拠金曲線(エクイティカーブ)に不自然な上下がないか
- myfxbookなどの第三者監視ツールで公開されているか
逆に、フォワード成績が一切公開されていないEAは、「実際の取引が行われていない」「成績が悪すぎて出せない」などの可能性が高く、導入は避けるべきです。
フォワードテストは単なる参考資料ではなく、「安心して投資判断を下せるかどうか」の分水嶺です。
「グラフの形」「運用期間」「公開媒体」を3点セットで確認するクセをつけましょう。
実績豊富な提供元を選ぼう!
EAを選ぶ際、もっとも軽視してはいけないのが「誰が提供しているのか」という点です。
特に無料EAの場合、運営元の実績や歴史が曖昧なケースほど、詐欺のリスクが高まります。
信頼できる提供元の判断基準としては、以下のような要素が挙げられます。
提供元の信頼性チェック!今すぐ確認を!
- 企業名・代表者名が公式サイトに明記されているか
- 過去にどんなEAを提供してきたか、実績が掲載されているか
- 「会社概要」「特定商取引法に基づく表記」が掲載されているか
- FX自動売買に関するユーザー口コミ・レビューサイトに登場しているか(例:みんかぶFX、5ちゃんスレッドなど)
- LINEやSNSだけで配布されていないか
また、公式サイトを持たず、Google検索で過去のトラブル履歴が見つかるようなEA配布者は避けましょう。
「EA名+評判」「EA名+トラブル」「運営者名+詐欺」で検索するだけでも、実際のトラブル事例や詐欺報告が出てくることがあります。
逆に、企業として3年以上継続的にEAを提供している、FX系ブログで長く活動している、金融庁の登録企業であるなど、継続性と公的な裏付けがある場合は、信頼度が高まります。
調査に5分かけるか、後悔に数十万円かけるか。
提供元の実績確認は、EA選びにおける“最初にして最大の防御策”です。
デモ口座での試運転のすすめ
無料EAを本格的に使う前に、必ずデモ口座で1週間以上のテスト運用を行いましょう。
デモテストは単なる予行演習ではなく、そのEAの動作特性・リスクの把握・本番環境での損失回避に直結する大事なステップです。
確認項目 | チェック内容 | 確認する理由 |
---|---|---|
相場状況との相性 | レンジ相場かトレンド相場のどちらで利益が出やすいかを見る | EAには「得意な相場」と「苦手な相場」があり、把握せず運用すると損失リスクが高まるため |
含み損の動き | エントリー後、含み損を抱えたまま長時間保持しないか確認 | 損切り設定が甘いEAだと、大きなドローダウンを起こす可能性があるため |
ドローダウン幅 | 1週間で最大どれくらいの損失幅(DD)が発生するかを記録 | 許容リスクを超えているEAは、リアル口座では使えないと判断するための基準になる |
テスト環境の設定例(実施時の条件) | ||
デモ口座タイプ | MT4デモ(例:XM、TitanFX など) | 実際の運用環境に近いブローカーで試すことで挙動の再現性が高まるため |
初期資金 | リアル運用予定と同額に設定 | 資金管理の再現性を高め、実際の運用に近い検証ができるため |
ロット・通貨ペア | EA推奨の設定をそのまま使用 | 設定を変えると本来のEA性能が確認できず、正しい評価ができなくなるため |
無料EAは“コストゼロ”で使える反面、初期の検証を怠るとリアル資金を直接失うリスクが極めて高くなります。
「バックテストでは勝てていたのに、実際には負け続けた」「通貨ペアを変えたら急にロジックが破綻した」など、リアル口座で“いきなり連敗”した失敗談は後を絶ちません。
特に注意すべき典型例は以下の3つです。
テストを怠ったことで起きる3つのトラブル
- ロジックがスキャル系でスプレッドに弱く、リアルでは全敗した
- 夜間しか取引しない仕様に気づかず「動かない」と誤解した
- ナンピン型だったがロジック説明に記載がなく、大損した
こうしたリスクを事前に回避するためにも“デモ口座で最低1週間以上、推奨設定のまま放置検証”することが絶対条件です。
さらに、検証結果は「最大ドローダウン」「勝率」「取引頻度」などをExcelなどで記録して可視化すると、後のEA比較にも活かせます。
無料EAほど、「テストで見抜ける人」だけが利益を出せる仕組みです。
成功しているユーザーは例外なく、“リアル口座で負ける前にデモで1回以上負けている”ものだと心得ましょう。
【関連記事】デモ口座とリアル口座の違いとは?デモ口座の上手な活用法やチェックポイントを徹底解説
詳細なロジック説明を重視!EAの仕組みを理解する重要性
EAのロジックとは、そのツールがどのようにエントリーし、どのように利確・損切りを行うかという取引手法の“中身”そのものです。
この説明が不明瞭なEAを利用すると、取引内容が把握できずにリスクをコントロールできないまま損失を出す可能性が高くなります。
ロジックが明確なEAかどうかを見極めるチェックポイント
- どの通貨ペア・時間足で稼働するか明記されているか
- エントリー条件やロジックのベース(トレンド系・逆張り・ブレイクアウト等)が説明されているか
- 損切り・利確の基準や最大ポジション数が記載されているか
- 「AI搭載」や「高勝率」などの抽象的な文言だけで終わっていないか
EAの安全性は、“ロジックの透明性”でほぼ決まると言っても過言ではありません。
「とにかく勝てる」「AIが判断」などの抽象表現だけで中身が見えないEAは、本当にどんなトレードをしているのかを把握できず、運用リスクをコントロールできないと思って、ほぼ問題ありません。
一方で、ロジックやリスク管理の詳細が事前に公開されているEAは、ユーザー目線で設計されている可能性が高く、納得して使える“信頼性の高いEA”であることが多いです。
そして、失敗しないEAを選ぶ判断ポイントは「どこまでロジックを開示しているか」です。
ロジックに関する情報やエントリー条件などを多く公開EAほど、ユーザーに正しく使ってほしいという意図が見えます。
逆に、「よくわからないけどなんとなく良さそう」で使い始めると、後から高額請求や予期せぬロスカットを経験するリスクも……無料EAだからこそ、“ロジックと情報”を自ら精査し、納得したうえで導入する力=防御力が問われるのです。
利用規約をしっかり確認し、見落としがちなリスクを回避
EAを導入する前に、必ず確認しておくべきなのが「利用規約」です。
規約には、EAの使用条件・禁止事項・責任の所在などが明記されていますが、中にはユーザーに不利な条件や、免責事項が曖昧に書かれているケースも少なくありません。
たとえば、「損失が発生しても一切の責任を負わない」「特定の口座タイプでしか使用不可」「サポート対応なし」といった記載が、小さな文字でひっそり含まれていることがあります。
- 利用条件に「特定の口座タイプ限定」など制限がないかを必ず確認する
- 「損失はすべて自己責任」などの免責事項が過剰でないかをチェックする
- サポート体制や問合せ方法が規約に記載されているかを確認しておく
- 表現が曖昧・不自然な日本語になっていないか、翻訳ミスにも注意する
- 規約の最後に「内容は予告なく変更される」と書かれていないかを確認
こうした条件を見落としたまま運用を始めると、途中でEAの出金が制限されたり、サポートを受けられなかったりといったトラブルに発展する可能性があります。
実際の対策としては、EAの配布ページに掲載されている規約PDFや注意事項リンクを必ず読み、怪しいと思ったらEAを利用しないようにしましょう。
重要なのは、“なんとなくEAをダウンロードする”ではなく、使用条件を把握したうえでEを正しく使うという姿勢です。
SNS情報の真偽確認を!誇大広告に惑わされないために
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは、「この無料EAで月10万円稼げました!」「放置で利益出ます!」といった投稿が日々拡散されています。
しかし、こうした情報には誇張や意図的な切り取りが含まれているケースが非常に多いのが実情です。
実際に、「デモ口座の画像を実績として使っている」「短期の一時的な利益だけを強調」「負けトレードは一切非公開」など、信頼性に欠ける情報が多数出回っています。
そこで大切なのは、SNSの投稿を見たあとに裏を取ることをおすすめします。
- EA名をGoogleで検索し、「評判」「口コミ」「フォワード成績」など第三者の情報を確認する
- EAを紹介している本人が過去に問題投稿をしていないか、投稿履歴をさかのぼってチェックする
- SNSで紹介されているEAが、公式サイトやレビュー媒体に掲載されているかを調べる
また、「勝率100%」「元本保証」「利益確定済み」などの文言は、金融庁も警戒している詐欺表現の典型です。
このような言葉がある場合は、その時点で“要注意”と判断し、デモ口座で検証するまでは絶対にリアル資金を投入しないことが鉄則です。
SNSはあくまで“きっかけ”にすぎません。本当に信頼できるEAかどうかは、あなた自身の検証と裏付けによって初めて判断できるのです。
バックテスト結果を活用し、過去データでEAの性能を確認
EA選びにおいてバックテストは、性能とリスクを見極めるための基本資料です。
バックテストは、EAが過去の相場でどのように取引し、どれだけの成果を出したかを可視化するテスト結果です。特に注目すべき数値が「プロフィットファクター(PF)」と「ドローダウン」です。
プロフィットファクターとは「総利益 ÷ 総損失」で表され、1.5以上が目安とされており、ドローダウン(最大資産減少幅)は、全資産の10〜15%以内であればリスク管理がされていると判断できます。
これらの数値が明示されていないEAは、十分なリスク情報が提供されていない可能性が高いため、利用を避けた方が賢明です。
また、EA提供者が以下のような形でテスト結果を開示しているかどうかも、信頼性の判断基準になります。
- バックテスト期間が最低1年以上あり、相場の荒れた時期も含まれているか
- 損益曲線が不自然に右肩上がりすぎず、ドローダウンの山谷が確認できるか
- Myfxbookやfx-onなど外部認証ツールのリンクがあるか
逆に、テスト期間が極端に短かったり、勝率やPFだけを強調して資産推移や取引履歴を見せないEAは、都合の良い部分だけを切り取っている恐れがあります。
EAの実力を正しく測るには、「何を公開しているか」だけでなく、「何を隠しているか」を見る目も重要です。
無料EAであっても、情報の開示姿勢こそが信頼性のバロメーター。バックテストの中身を自ら読み解けるスキルが、安全運用の第一歩になります。
無料EA(自動売買)で詐欺にあった際の対処法
無料EAに関する詐欺の手口は日々アップデートされており、どれだけ注意しても騙される可能性はゼロにはなりません。
ここでは、万が一詐欺にあった際の対処法を紹介します。
詐欺にあった際は冷静に対処できるかで被害の度合いが変わるため、ぜひ確認しておいてください。
①警察に相談する
無料EAの詐欺被害にあった場合、警察に相談してください。
詐欺の場合、基本的に緊急性がないケースが多いため「#9110」にかけましょう。
警察へ相談する基準は、実害の有無です。
たとえば、クレジットカード情報を盗まれたり、不正に資金の出勤を拒否されるなど、実際に被害を受けた場合は警察に相談しましょう。
②弁護士に相談する
詐欺業者とのトラブルに発展した場合は、弁護士に相談しましょう。
弁護士は詐欺業者から取り返す際に相談でき、民事事件として訴えることもできます。
ただし、弁護士は高額なケースもあるため、まずは無料相談がある事務所に相談しましょう。
③消費生活センターに相談する
売買契約後8日以内に契約を解除したい場合は、消費生活センターに相談しましょう。
消費生活センターは売買トラブルのサポートが専門の期間で、クーリングオフをする際に相談できます。
さらに、商品売買に関するさまざまなアドバイスももらえるため、気軽に問い合わせてみましょう。
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この記事では、無料EAに潜むリスクや詐欺の見抜き方、そして安全に使うためのチェックポイントを詳しく解説してきました。
大切なのは、“無料”という言葉に惑わされず、データや提供元の信頼性に基づいた冷静な判断をすること。
そして、安心して一歩踏み出せる環境を見つけることが、継続的な利益への第一歩になります。
そんな中で完全無料かつ信頼性の高いEAを100種類以上提供している「EABANK」は、FX初心者にも非常におすすめの選択肢です。
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だからこそ、迷ったときはEABANKを選ぶのが正解です!
「まずは無料のEAを試してみたい」そんな方もOKです。
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