モーニングレポート 2022.4.29

引き続きドル堅調、円独歩安基調
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を維持。米国債利回りの上値は抑えられたものの、米国の金融引き締めに対する思惑は根強く、ドルの下値が支えられる展開となっています。ユーロ/ドルは1.05ドルを割り込む動きとなっており、ポンド/ドルも1.25ドルを割り込み1.24ドル台半ばでの推移となっています。ドルに対する買い意欲が継続する展開となりました。一方、円は軟調地合い。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円が大幅上昇となっており、一時131円台での推移となっています。目先は1321円を割り込み130円台後半での動きを維持しています。リスク志向の動きが強まる中で円売りの流れが強まっています。ユーロ/円やポンド/円も大幅持ち直しとなっており、対主要通貨で独歩安基調となっています。






モーニングレポート 2022.4.28

調整一服、ドル高円安再燃
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を維持。米国債利回りの大幅上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ドルは対主要通貨に買われる展開となっており、ユーロ/ドルは一時1.05ドル台前半まで押し込まれました。一方、円は軟調地合い。米株が底堅い動きを見せる中で円に対する売りの流れが強まっています。ドル/円が大きく上昇して128円台半ばでの推移となる中でクロス円も底堅い動きが展開されています。米株の上昇が一服した後は円も買い戻され、クロス円を中心に上げ幅を縮小しました。ただ、全体的には前営業日比でプラス圏での動きが維持されています。






モーニングレポート 2022.4.27

買い戻しにより円安一服
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を維持。米国債利回りは大きく低下したものの、米国の金融引き締めに対する思惑からドル買い優勢の流れが継続しています。ドルは全般的に買われる展開となっており、対円を除く主要通貨に対して堅調となっています。ポンド/ドルは1.26ドル台を割り込む動きであり、オセアニア通貨も売られやすい地合いとなっています。円は買い優勢の展開。円は対主要通貨で独歩高となっています。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。円安対策における岸田首相の発言なども円の下値を支える展開となっています。ドル/円は127円台前半まで下落、ポンド/円は160円を挟んでの水準まで下落しています。






モーニングレポート 2022.4.26

ドルインデックス上昇基調、円底堅い
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を維持。米国債利回りは大きく低下したものの、米国の金融引き締めに対する思惑からドルの先高観が強まる展開が継続しています。特に対ポンドなどでのドル買いの流れが強まる展開となり、ポンド/ドルは一時1.27ドルを割り込む動きとなりました。また、ユーロ/ドルも一時1.07ドルを割り込むなど警戒感が強まっています。円は全体的に買われやすい地合い。朝方の米株安などを眺めて円に対する買い戻しの動きが強まる展開となりました。その後米株の持ち直しを眺めて円買いに対する修正の動きが見られ、ドル/円は128円を回復しています。クロス円も全体的に上値が重く、円高基調が維持される展開となりました。






モーニングレポート 2022.4.25

ドルは上昇基調を強める
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を強める展開となって引けました。米国債利回りはやや上値の重さが意識されましたが、米国の金利引き上げに対する思惑が強まる中でドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。特にドルは対ポンドで大幅上昇となっており、ポンド/ドルは1.28ドル台にまで下落しました。ドルは対主要通貨で独歩高となって推移しました。一方、円は全体的には買われやすい地合いとなりました。ドルの上昇を受けてドル/円は小幅上昇となりましたが、クロス円は軒並み大幅下落となり、ポンド/円は2円以上の下落となりました。欧州の金融引き締めに対する思惑からユーロ/円は大きな動きにはならなかったものの、マイナス圏での引けとなっています。豪ドル/円やNZドル/円なども1円以上のマイナスとなって引けました。






モーニングレポート 2022.422

円安傾向継続も、調整の動きで方向感失う
為替相場では、ドルインデックスが底堅い動きとなっています。朝方はドル売りの流れが継続する展開となっていましたが、米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い戻しの動きが巻き戻され、プラス圏での推移となっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から中盤、ポンド/ドルは1.30台前半でそれぞれ推移しています。一方、円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円は底堅い動きとなっており、クロス円も下値を支えられる流れとなっています。ただオセアニア通貨に対する売りの流れが強まり、豪ドル/円などは上値の重い展開となっています。ドル/円は128円台中盤、ユーロ/円は139円台で推移しています。






モーニングレポート 2022.421

日銀の口先介入で、円安に歯止めか
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落して推移。米国債利回りの低下などを受けてドルに対する売り意欲が強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.30ドル台半ばまで持ち直す展開となっています。ドルは対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、ここまでのドル買いに対する調整の動きが強まりました。一方、円は堅調地合い。ドル/円が128円を割り込む動きとなっており、クロス円も底堅い動きが展開されています。日本の金融当局からの円安に対する懸念などが意識され、ここまでの円売りに対する調整の動きが意識されています。ドル/円は目先は128円を目指して動き、ユーロ/円は138円台後半で、ポンド/円は167円台前半での推移となっています。






モーニングレポート 2022.420

ドル堅調、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いを維持。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まっています。ただ、ユーロなども金融引き締めに対する思惑から底堅い動きを見せており、ドルインデックスの上値を抑えました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半で、ポンド/ドルは1.30ドルを挟んでの動きとなっています。一方、円は軟調地合い継続。ドル/円が128円台後半まで上昇するなど、円売り圧力が強まっています。ドル/円の上昇を眺めてクロス円も堅調地合いとなっており、ユーロ/円は139円台へ、ポンド/円は167円台中盤へと上昇しています。円は南ア・ランドなどの一部の通貨を除いて売られる流れとなりました。






モーニングレポート 2022.419

ドル高円安継続、ドル/円は127円突破
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いを維持。米長期債利回りの上昇などを背景に買い意欲が強まっています。ただ、市場全体の様子見ムードが意識される中でドルも方向感の見えにくい展開となり、日中は様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半で、ポンド/ドルは1.30ドル台前半での推移となっています。一方、円は軟調地合い。ドル/円が一時127円を突破し、現状も127円を挟んでの動きが展開されていることなどを眺めて円売りの流れが強まっています。クロス円はオセアニア通貨などが小幅に下落する展開となったものの、全体的には底堅い動きとなっています。ユーロ/円は一時137円台を突破する動きを見せており、円売りの流れが意識されやすい状況となりました。






モーニングレポート 2022.418

ドル買い、円売り継続
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで引けました。株式市場や債券市場が休場となる中、金融引き締めに対する思惑からドルの下値が支えられる展開となりました。全体的には大きな動きにはなっていないものの、ドルに対する買い意欲が根強く、対主要通貨でドル買い圧力が意識される展開となっています。豪ドル/ドルは0.74ドルを割り込んでの引けとなっています。一方、円は軟調地合いとなっています。ドルに対する買い意欲が強まる中でドル/円が126円台中盤まで上げ幅を拡大したことなどを受けてクロス円も底堅い動きが展開される形となっています。ポンド/円は165円を突破しての動きとなっており、買い優勢の流れが強まっています。円は対主要通貨で売られる流れとなりました。






モーニングレポート 2022.415

米債券利回り上昇を背景に、ドル買い加速
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで100を回復。米国債利回りが大幅上昇となっていることなどを背景にドルは対主要通貨で買われやすい流れとなっています。特に対ユーロやポンドで買いが加速し、ユーロ/ドルは一時1.08ドルを割り込んでの動きとなりました。ポンド/ドルも1.31ドルを割り込んでの推移、ドル買い圧力が強まっています。円はまちまちでの推移。ドル/円が一時126円台を回復するなど円売りの流れが強まり、クロス円も底堅い動きとなりましたが、ドル/円の上昇が一服すると、株価へ売り圧力が強まった事も相まってクロス円も上値の重い展開となり、ユーロ/円などは軟調地合いとなりました。しかし、全体的には大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい展開です。






モーニングレポート 2022.414

円買い材料乏しく、円安継続
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。ドルインデックスが100を割り込んでの動きとなっており、ここまでのドル買いに対する調整の動きが意識されています。米国債利回りの低下が意識される中でドルに対する売り圧力が強まりました。ユーロやポンドなどに対するドル売りの流れが強まる一方、オセアニア通貨に対する買いが継続しており、全体的にはまちまちでの推移となっています。一方、円は売られやすい地合い継続。ドル/円が一時126円台を付けるなど上値を拡大する展開となり、そこからは下落したものの、125円台半ばでの推移となっています。ユーロ/円なども136円台中盤から後半での推移となり、ポンド/円も164円台中盤から後半まで2円弱の上昇となるなど円安基調が強まっています。NZドル/円などは小幅に下落していますが、全体的には円売り圧力が強まる流れとなっています。