モーニングレポート 2021.9.30
リスク回避的な動きによりドル、円上昇
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが1.50%台での推移となっていることなどを受けたドル買いの流れが強まる展開で、ドルインデックスが94を回復しての動きとなっています。約1年ぶりの水準まで上値を拡大する展開となりました。ドルは主要通貨に対して買われており、ユーロ/ドルは1.16ドル割れ、ポンド/ドルは1.35ドルを大きく割りんでの動きが展開されています。一方、円は全体的に堅調地合い。ドルインデックスの大幅上昇を受け、ドル/円が一時112円台を突破するなど円売り圧力が強まっていますが、クロス円は全体的に売り優勢の流れとなっており、下値を拡大しています。ダウは上昇しているものの、ユーロやポンドに対する売りの流れが強まっており、リスク回避的な動きが意識されています。