マーケットレポート 2021.5.31

~ 米株は小幅に上昇 ~
週末のNY市場は、米株が小幅に上昇しての引けとなりました。米国の経済対策に対する期待感が相場を下支えする一方、史上最高値近辺であることを背景に利食い売りも根強く上値を抑えました。そのような中、ダウは34500ドルを突破しての引けとなっており、リスク志向の動きは根強い状況といえます。






マーケットレポート 2021.5.28

~ 米株はまちまちでの引け ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなりました。ダウは130ドル高水準となるなど上値を拡大しての引けとなっています。ただ、NASDAQが小幅に下落しての引けとなりました。新規失業保険申請件数が市場予想よりも良かった一方、その他の指標は全体的には市場予想を下回る結果となっています。日中は様子見ムードが意識される中で底堅い動きが展開されましたが、テーパリングに対する思惑が後退したことなどが下値を支える一方で、買われ過ぎ感からの利食い売りが上値を抑えました。






マーケットレポート 2021.5.27

~ 米株は小幅に上昇 ~
昨日のNY市場は、米株がプラス圏での引けとなりました。ただし、10ドル高水準にとどまるなど大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となりました。日中も前営業日終値を挟んでの動きであり、方向感の見えにくい展開となっています。米経済の先行きに対する期待感が強まる一方でテーパリングに対する懸念や利益確定の動きに上値を抑えられる格好となりました。






マーケットレポート 2021.5.26

~ 米株は小幅に下落 ~
昨日のNY市場は、米株が軟調地合いとなって引けています。朝方はダウが100ドル超の上昇となるなど米経済の先行きに対する期待感から買いの動きが強まりましたが、日中は利食い売りなどに抑えられて前営業日終値を挟んでの推移が継続し、引けにかけてやや売り圧力が強まる展開となりました。ただ、全体的には手掛かり材料難から方向感の見えにくい展開となり、様子見ムードが強まりました。ダウは80ドル安水準での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.5.25

~ 米株上昇 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇しての引けとなっています。コロナワクチン接種の拡大などを背景に経済の先行きに対する楽観的な見方が強まり、リスク志向の動きが強まりました。また、原油価格の上昇などもダウの下値を支える展開となっています。ダウは一時260ドル超の上昇となり、引けにかけて若干抑えられましたが、180ドル高水準での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.5.24

~ NASDAQはマイナス圏での引け ~
週末のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなっています。米国の製造業、サービス業PMIが市場予想を上回ったことなどを背景に、足元の経済に対する警戒感が和らぎ、ダウは一時300ドル超の上昇となりました。しかし、その後は調整の動きや米国債利回りの底堅い動き、ビットコインの軟調などが嫌気されてハイテク銘柄を中心に売りの流れが強まり上値を削る展開となりました。ハイテク株中心のNASDAQはマイナス圏での引けとなるなど、先行きに対する警戒感は依然として根強い状況となっています。






マーケットレポート 2021.5.21

~ ダウは34000ドルを回復 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇しての引けとなっています。直近の下落に対する買い戻しの動きが意識され、ダウは34000ドルを回復する展開となっています。インフレに対する懸念が根強いものの、緩和的な金融政策の維持に対する期待感もあり、リスク回避的な動きが強まる展開にはなっていません。米景気先行指数が市場予想を上回ったことも好感される展開となっています。また、仮想通貨(暗号資産)市場に買い戻しの動きが見られたことも相場の下値を支える要因となっています。






マーケットレポート 2021.5.20

~ 米株続落 ~
昨日のNY市場は、米株が続落しての引けとなっています。インフレに対する警戒感や足元の経済指標に対する懸念、仮想通貨(暗号資産)が急落したことなどが嫌気されて朝方から売りの流れが強まる展開となりました。ダウは一時580ドル安水準にまで売り込まれ、警戒感が高まりました。その後買い戻しの動きが見られましたが、FOMC議事要旨でテーパリングに対する言及があったことを嫌気して売りの流れが再開しました。ただ、積極的に売り込む展開にはならず、引けにかけて再度下げ幅を縮小しました。






マーケットレポート 2021.5.19

~ 米株が引けにかけて下げ幅拡大 ~
昨日のNY市場は、米株が大幅下落となって引けました。住宅指標が市場予想に届かなかったことやイエレン財務長官が法人税増税への支持を財界に訴えたことなどが意識され、売り圧力が強まる展開となっています。ここまでの上昇に対する調整の動きも売りの流れを強める展開となりました。ただ、ダウは34000ドルを維持しての引けであり、依然として高値水準ということができるでしょう。






マーケットレポート 2021.5.18

~ 米株はマイナス圏での引け ~
昨日のNY市場は、米株が下落しての引けとなりました。インフレに対する警戒感などが意識され、ポジション調整の売り圧力が強まる展開となっています。しかし、ダウは一時200ドル超の下落となりましたが、引けにかけて買い戻しの動きに下値を削る展開となっています。ボスティック・アトランタ連銀総裁が今は政策変更を検討する時期ではないとの発言をしたことが好感され、下値を支えました。






マーケットレポート 2021.5.17

~ 米株続伸 ~
週末のNY市場は、米株が大幅に続伸しての引けとなりました。米国でワクチン接種を完了した人は原則マスクをつけなくても良いとの指針が発表されたことなどを背景に、経済の活発化が期待されてリスク志向の動きが強まりました。米国債利回りが低下したことでハイテク銘柄に買いの流れが強まったことも市場を支えました。






マーケットレポート 2021.5.14

~ 買い戻し優勢 ~
昨日のNY市場は、米株が持ち直しての引けとなりました。ここまでの急落に対する調整の動きが意識されて朝方から買い意欲が強まり、ダウは一時34000ドルを回復しての推移となりました。しかし、日中はインフレ懸念が強まる中で調整売りの流れが意識され、ダウは一時34000ドルを割り込む動きを見せました。NASDAQも一時マイナス圏に転じるなど、上値の重い場面もありました。ただ、積極的に売り込む動きにはなっておらず、結局ダウは引けで34000ドルを回復しての引けとなりました。






マーケットレポート 2021.5.13

~ 急激なインフレ懸念 ~
昨日のNY市場は、米株が大幅下落となって引けています。米国の消費者物価指数が市場予想を上回り、インフレに対する警戒感が強まったことで、米国の金融政策において早期のテーパリングに対する思惑が意識され、リスク回避的な動きが強まっています。ダウは680ドル安水準となり、34000ドルを大きく割り込んでの引けとなりました。






マーケットレポート 2021.5.12

~ 中東の地政学的リスク高まる ~
昨日のNYダウは、473安と大幅安で引けました。イスラエルとパレスチナの対立激化が意識される中、ダウは朝方から売り圧力が強まる展開となりました。しかし、米JOLT求人件数が過去最高となるなど、足もとの経済指標が堅調となったことなどを受けて下げ渋る展開となり、NASDAQは一時プラス圏に浮上する展開となりました。ただ、結局NASDAQもマイナス圏での引けています。






マーケットレポート 2021.5.11

~ ハイテク銘柄に売り圧力 ~
昨日のNY市場は、米株が下落しての引けとなっています。FRBの金融緩和策の長期化が意識される中で、ダウは一時ザラ場での史上最高値を更新する動きとなりました。しかし、米国債利回りの上昇基調を眺めてハイテク銘柄に対する売りの流れが強まり、NASDAQが下値を拡大する動きとなり、ダウも調整の動きに抑えられて引けにかけてマイナス圏に転じる動きとなりました。






マーケットレポート 2021.5.10

~ 米雇用統計を受けて ~
先週末のNY市場は、米株が大きく上昇して引けています。米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想に届かず、失業率が市場予想より悪化する展開となったことで一時リスク回避的な動きが見られましたが、労働市場の改善の遅れがFRBのテーパリングに対する期待の後退を意識させ、株式市場に買いの流れが強まる展開となっています。ダウは220ドル高水準となり、NASDAQなども買い圧力が強まりました。






EA-BANK・マーケットレポート 2021.5.7

~ ダウが上値拡大 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇して引けています。朝方はハイテク銘柄を中心に売りの流れが強まり、NASDAQが下値を拡大する場面もありましたが、新規失業保険申請件数が市場予想よりも良かったことなどを背景に週末の雇用統計に対する楽観的な見方が強まり、リスク志向の動きが意識されました。ダウは日中高値圏での引けとなるなど、買い優勢の流れが強まりました。






EA-BANK・マーケットレポート 2021.5.6

~ 米株はまちまちも上値重い ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなっています。コロナワクチンの普及や欧州株の上昇、経済再開に対する期待感などが意識されて朝方から買い優勢の流れとなりましたが、ADP雇用統計が市場予想に届かなかったことなどを受けてポジション調整の動きが意識され、NASDAQがマイナス圏に転落して引けています。ハイテク銘柄に対する売り圧力は根強く、ダウも上げ幅を縮小する展開となっています。






EA-BANK・マーケットレポート 2021.5.5

~ ダウがプラス圏に浮上して引け ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなっています。朝方から売りの流れが強まり、ダウは一時340ドル安水準まで売り込まれました。インフレに対する警戒感などを受けてリスク回避的な動きが意識されています。ハイテク株に対する売りの流れが強まったことでNASDAQも下値を拡大する展開となりました。しかし、経済指標の堅調などを背景にした米経済の先行きに対する楽観的な見方や原油価格の上昇などと受けてダウがプラス圏に転じて引けました。