ボリンジャーバンドでの逆張り戦略は、上下のシグマを見極めよ

ボリンジャーバンドで逆張りをする場合の考察とEA作成のポイントを紹介します。

ボリンジャーバンドは価格の急変によってバンドが大きく広がります。

ボリンジャーバンド ポイントA&B

図「ボリンジャーバンド ポイントA&B」は、

期間=20 +2σ・-2σのボリンジャーバンドです。

図で買い戦略を仕掛ける場合、バンドにタッチしたからといって買いでエントリーすると、

バンドはさらに広がりバンドウォークによって損失を被る場合があります。

バンドウォークによる損失を軽減するためには、バンドの上下シグマに注目します。

図の「ポイントA」は上のシグマが下方向に向いたところ。バンドウォークの終りを意味します。

「ポイントB」は下のシグマが上方向に向いたところ。相場の下げ止まりを意味します。

A・Bいずれのポイントもバンドが大きく広がった場合に明確なポイントとして優位性を増します。

 

上記戦略を利用したEAを作ってみましょう。

ボリンジャーバンドEA

図「ボリンジャーバンドEA」は、
通貨ペア=「AUD NZD」の5分足。とりあえず作ったEAなので、BUY(買い)のみの稼働です。

■バックテスト期間=2015年1月1日~2018年4月20日
■ボリンジャーバンド=期間20 +3シグマ、-3シグマ
■エントリーポイント=上下シグマが60Pips以上開いた場合、ポイントAでエントリー
■20Pips逆行でナンピン3回まで
■決裁=+5Pipsで利確

結果
●PF=1.93
●勝率=82%
●売買回数=912(約1日に1回エントリー)

以上、ボリンジャーバンドのエントリーポイント考察でした。ありがとうございました。