モーニングレポート 2024.04.16

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りが上昇基調を強める中でドルの下値が支えられる展開となっています。ただ、欧州債利回りの大幅上昇などを受けてユーロなどにも買い戻しの動きが見られており、ドルインデックスは伸びを欠きました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は軟調地合いとなりました。朝方は米株や米国債利回りの上昇などを眺めてドル/円が大幅上昇となり、154円台での動きとなりました。その後、米株や米国債利回りの下落を受けてドル/円は調整売り圧力が強まり、一時154円台を割り込みました。ただ、日米金利差の拡大に対する警戒感が意識される局面となっており、ドル/円は底堅い動きが維持されました。クロス円もつれ高となっており、全体的に円売りの流れが展開されました。現状ドル/円は154円台前半、ユーロ/円は163円台後半、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は99円台前半から半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.15

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての引けとなりました。米国債利回りは下落したものの、中東の地政学的リスクの高まりを受けてドルに対する買い意欲が強まる展開となり、ドルは上値を拡大しました。ECBの利下げに対する期待感が高まる一方、米国の早期利下げ観測の後退などが意識され、ユーロ/ドルが軟調地合いとなりました。ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ引けました。

円は買い優勢の流れとなりました。中東の地政学的リスクの高まりを背景に円に対する買い意欲が強まる展開となりました。ドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円は下げ幅を縮小したものの、クロス円は下げ幅を拡大しており、ユーロ/円などは1円超の下落となって引けました。結局ドル/円は153円台前半、ユーロ/円は163円台前半、ポンド/円は190円台半ばから後半、豪ドル/円は99円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2024.04.12

ドルインデックスは小幅に上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に上昇しています。ただ、前営業日終値を挟んでの動きであり、方向感は見えにくい流れとなっています。米国の生産者物価指数が市場予想を下回ったことでドルに対する売りが強まる場面もありましたが、売り一巡後は買い戻されて上値を拡大しました。ただ、積極的に買い進む動きもならず、上値を抑えられています。ダウが小動きとなる中でドルも方向感の見えにくい流れとなりました。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は売られやすい地合いとなっています。米生産者物価指数が市場予想を下回ったことでドル/円も上値を抑えられる場面もありましたが、米国の早期利下げ観測の後退への意識は根強く、下値が支えられました。一方、政府・日銀の介入に対する警戒感も根強く、積極的に買い進む流れにはなっていません。また、クロス円も全体的に底堅い動きが展開されています。大きな動きにはなっていないものの、市場全体に円売りの流れが強まっており、じり高基調が維持されやすい局面となっています。現状ドル/円は153円台前半、ユーロ/円は164円台前半から半ば、ポンド/円は192円台前半から半ば、豪ドル/円は100円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.11

ドルインデックスは大幅上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが大幅上昇となって推移しています。米国の消費者物価指数が市場予想を上回ったことでインフレに対する警戒感が強まり、米国債利回りが大幅上昇となったことでドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ドルは主要通貨全般に対して買われやすい地合いとなり、ドルインデックスは約5か月ぶりの高値水準となりました。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ば、ポンド/ドルは1.25ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。

円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇などを眺めてドル/円が急騰して153円を突破する展開となっており、約34年ぶりの水準にまで上昇する展開となっています。米国の消費者物価指数を受けたドル買い圧力が強まっており、ドル/円は上値を拡大しています。一方、クロス円は上値の重い展開となっています。米株の大幅下落などを眺めて円買い圧力が強まり、上値を抑えられています。現状ドル/円は153円台前半、ユーロ/円は164円台半ば、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.10

ドルインデックスは小幅に下落/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての推移となっています。一時下げ幅を拡大する場面もありましたが、米消費者物価指数の発表を控えていることが意識されて持ち直し、前営業日終値を挟んでの動きが展開されています。しばらくは様子見ムードとなるのではないでしょうか。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。

円は小幅まちまちとなって推移しています。オセアニア通貨が若干買われたために豪ドル/円などが堅調地合いとなりましたが、全体的には様子見ムードとなっており、方向感の見えにくい流れとなりました。米消費者物価指数の発表を控えていることで積極的には動きにくいとの思惑が強まりました。現状ドル/円は151円台半ばから後半、ユーロ/円は164円台半ばから後半、ポンド/円は192円台前半から半ば、豪ドル/円は100円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.09

ドルインデックスは軟調/strong>
為替相場はドルインデックスが軟調地合いでの推移となっています。米国債利回りの上昇が下値を支える一方、ユーロやポンドなどに買い戻しの動きが強まる中でドルの上値が抑えられる流れとなりました。ただ、米消費者物価指数を見極めたいとの思惑が強まっており、全体的にはそこまで大きな動きにはなりませんでした。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は全体的に軟調地合いとなって推移しています。米国債利回りの上昇などを背景にドル/円が堅調地合いでの推移となっており、クロス円も底堅い動きが展開されています。ただ、日銀の介入に対する警戒感は根強く、積極的に円を売り込む流れにもなっていません。米消費者物価指数を見極めたいとの思惑もあり、ドル/円などは伸び悩みました。現状ドル/円は151円台後半、ユーロ/円は164円台後半、ポンド/円は192円台前半、豪ドル/円は100円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.08

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての引けとなりました。米国債利回りが大幅上昇となる中でドルに対する買い意欲が強まる展開となり、下値が支えられました。ただ、欧州債利回りも上昇しており、積極的にドルを買い進む展開にはなりませんでした。週末ということもあり、ポジション調整の動きが強まり大きな動きにはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台前半から半ばでそれぞれ引けました。

円は軟調地合いとなって引けました。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円が底堅い動きとなり、クロス円も全体的にしっかりとした動きとなりました。米株が上昇基調を強めたことでリスク志向の動きが強まり、円売り優勢の流れとなりました。ただ、日銀の介入に対する警戒感は根強く、大きな動きにはなりませんでした。ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台前半、ポンド/円は191円台半ば、豪ドル/円は99円台半ばから後半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2024.04.05

ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが低下する中、ドルに対する売りの流れが強まり上値を抑えられています。朝方はドル売りの流れの中、一時104を割り込む動きとなりましたが、売り一巡後は急速に持ち直す展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は買い優勢の流れとなっています。米株が下げ幅を拡大する展開となったことでリスク回避的な動きが強まり、円に対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。植田日銀総裁が夏から秋にも利上げの判断を行うといった報道も円に対する買いを強めました。現状ドル/円は151円台前半、ユーロ/円は163円台後半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.04

ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。ISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことで早期利下げ観測が強まる流れとなり、ドルに対する売りが展開されました。ADP雇用統計は予想を上回ったものの、ドルに対する買い意欲は強まりませんでした。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は軟調地合いで推移しています。米国の早期利下げ観測が後退する中で円売りの流れが展開され、ドル/円は一時152円に迫る動きを見せました。ただ、ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことでドルに対する売りが強まり、ドル/円も上値を抑えられました。日銀の介入に対する警戒感も円の下値を支えました。積極的に円を買い進む展開とはならない中、ユーロ/円が1円超の上昇となるなど円売り圧力がくすぶる流れとなりました。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台前半から半ば、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.03

ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国の早期利下げ観測が後退する一方、調整の動きから短期債利回りがマイナス圏での推移となっており、ドルの上値を抑えました。ここまでの上昇に対する調整の動きもあり、軟調地合いでの動きとなっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。

円は小幅まちまちでの推移となっています。ドルインデックスは下落したものの、ドル/円はほぼ変わらずでの推移となっており、クロス円も全体的に方向感の見えにくい流れとなっています。週末の雇用統計を控えて様子見ムードとなりました。ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は163円台前半、ポンド/円は190円台半ば、豪ドル/円は98円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.02

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りが大幅上昇となったことでドルの下値が支えられる展開となりました。ドルインデックスは一時105を回復するなど上値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ば、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円は小幅まちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円が底堅い動きとなりました。しかし、クロス円はダウの軟調地合いなどを眺めて円に対する買い意欲が強まる展開となりました。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は162円台後半、ポンド/円は190円台前半から半ば、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.04.01

ドルインデックスは小幅に下落/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。グッドフライデーの祝日のために株式市場、債券市場が休場となる中で全体的に小動きとなり、方向感の見えにくい流れから様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ引けました。

円は小幅まちまちでの引けとなりました。欧米市場が祝日となる中で円も様子見ムードから全体的に小動きとなりました。ドル/円は151円台前半から半ば、ユーロ/円は163円台前半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2024.03.29

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米短期債利回りが上昇基調を強めたことなどを眺めて堅調地合いとなっています。さらにユーロやポンドの上値の重い展開が継続しており、ドルの下値が支えられる流れが維持されています。ただ、3連休を控えていることや、米PCE発表を控えて様子見ムードが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。

円は小幅まちまちでの推移となっています。3連休を控えて市場全体が様子見ムードとなる中で、円も方向感の見えにくい流れとなっています。そうした中で、ドル/円はドルインデックスの上昇などを眺めて底堅い動きとなりました。現状ドル/円は151円台前半から半ば、ユーロ/円は163円台前半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.28

ドルインデックスはほぼ変わらず/strong>
為替相場はドルインデックスがほぼ変わらずでの推移となっています。日中高値から調整の動きが入り、前営業日終値を挟んでの動きが展開されています。連休を控えて様子見ムードが強まり、全体的には小動きとなって推移しました。ユーロ/ドルは1.08ドル前半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。

円は小幅まちまちでの推移となっています。田村日銀審議委員の発言がハト派的となったことで円売りの流れが強まる展開となりました。しかし、介入に対する警戒感が強まり、円に対する買い戻しの動きが強まりました。しかし、その後は様子見ムードとなり、方向感の見えにくい流れとなりました。現状ドル/円は151円台前半、ユーロ/円は163円台半ばから後半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.27

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。米国債利回りの低下などを眺めて積極的にドルを売る動きにはならなかったものの、ユーロやポンドに対する売りの流れが継続する中で、ドルの下値が支えられる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26%台前半でそれぞれ推移しています。

円は小幅に下落する流れとなっています。米PCEデフレーターの発表を控えていることもあって大きな動きにはなっていませんが、円売りの流れが維持されており、ドル/円、クロス円ともにじり高基調となっています。日本の金融政策に対する思惑から円に対する買いが意識される場面もありますが、まだ緩和的な金融政策を維持するといった見方が根強く、円の上値を抑えています。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台前半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.26

ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての引けとなりました。ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが強まる中でドルが上値を抑えらる展開となりました。ただ、大きな動きにはなっておらず、日中は様子見ムードが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。

円はやや売られやすい地合いとなって推移しています。円買いに対する調整の動きが強まり、ドル/円は底堅い動きとなっています。また、クロス円も全体的には底堅い動きが展開されています。ただ米株の軟調地合いや市場全体が様子見ムードとなる中で積極的に円を売る動きにもなっていません。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台前半、ポンド/円は191円台前半から半ば、豪ドル/円は99円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.25

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米短期債利回りの上昇やベイリー英中銀総裁がハト派的な発言をしたことでポンドが大きく下落したことなどを受けてドルに対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。現状ドルインデックスは104台を回復する動きとなっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円はまちまちでの推移となっています。経済指標の堅調などを受けたドルインデックスの上昇を背景にドル/円が上昇基調となる一方、欧州通貨売りの流れが強まっており円が買われやすい地合いとなりました。ポンド/円が下げ幅を拡大する展開となりましたが、その他のクロス円は大きな動きにはなっておらず、全体的には様子見ムードとなりました。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台半ば、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.22

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米短期債利回りの上昇やベイリー英中銀総裁がハト派的な発言をしたことでポンドが大きく下落したことなどを受けてドルに対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。現状ドルインデックスは104台を回復する動きとなっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

円はまちまちでの推移となっています。経済指標の堅調などを受けたドルインデックスの上昇を背景にドル/円が上昇基調となる一方、欧州通貨売りの流れが強まっており円が買われやすい地合いとなりました。ポンド/円が下げ幅を拡大する展開となりましたが、その他のクロス円は大きな動きにはなっておらず、全体的には様子見ムードとなりました。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台半ば、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.21

ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。FOMCやパウエルFRB議長の発言を受けて米短期債利回りが下げ幅を拡大する中でドル売り圧力が強まる展開となっています。ドルインデックスは朝方は104を回復する動きとなりましたが、下値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台後半でそれぞれ推移しています。

円は下落する展開となっています。日銀が緩和的な金融環境を維持するとの見方を背景に円売りの流れが維持される展開となりました。その後FOMCやパウエルFRB議長の発言を受けて円に対する買い戻しの動きが展開され、さらに日経新聞が日銀の追加利上げ7月・10月観測との記事が流れたことで円買い圧力が強まりました。ただ、日経新聞の記事が観測記事に過ぎないものであり、円買いの流れが一服すると急激に巻き戻されました。また、クロス円もつれ高となっています。現状ドル/円は151円台前半、ユーロ/円は165円台前半、ポンド/円は193円台前半から半ば、豪ドル/円は99円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2024.03.20

ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りは下落したものの、インフレに対する警戒感などから早期利下げ観測が後退しており、ドルに対する買い意欲が根強い局面となっています。ECBが利下げに向けてかじを切る状況となっており、ユーロの上値が抑えられていることもドルに対する買いを意識させています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。

円は大きく下落する展開となっています。日銀がマイナス金利の解除を行ったものの、市場は織り込み済みとの反応となっており、さらに植田日銀総裁も緩和的な金融環境を維持すると述べており、円売りの流れが強まる展開となりました。ドル/円は年初来高値を更新しており、上値を拡大する展開となっています。また、クロス円もドル/円につれ高となって上値を拡大する展開となりました。現状ドル/円は150円台後半、ユーロ/円は163円台後半、ポンド/円は191円台後半、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ推移しています。