モーニングレポート 2023.11.03

ドルインデックスは大幅下落
為替相場はドルインデックスが大幅下落となって推移しています。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が後退する中で米長期債利回りが大きく低下しており、ドルの上値が抑えられる展開となりました。ドルは全般的に売られる展開となっており、ユーロ/ドルは1.06ドル台を回復しての動きとなりました。結局、ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.22ドル台前半でそれぞれ推移してます。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの大幅下落を眺めてドル/円は下落しましたが、米株の大幅上昇などを眺めてリスク志向の動きが展開されており、円売り圧力が強まりました。ドル/円も下げ幅を縮小しており、クロス円は全体的にプラス圏での推移となりました。現状ドル/円は150円台半ば、ユーロ/円は159円台半ばから後半、ポンド/円は183円台半ば、豪ドル/円は96円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.11.02

ドルインデックスはほぼ変わらず
為替相場はドルインデックスがほぼ変わらずでの推移となっています。一時107を突破する動きも見られましたが、米国債利回りの大幅低下などを眺めて売り圧力が強まる展開となり、上げ幅を縮小しました。結局前営業日終値を挟んでの動きが展開されています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

一方、円は買い戻し優勢の流れとなっています。ドル/円は介入に対する警戒感が強まる中で151円を割り込んでの動きとなっています。米国債利回りの大幅低下などもドル売りの流れを後押ししました。ただ、米株の上昇などを眺めて安値からは持ち直す動きとなっています。クロス円はつれ安となって推移しています。現状ドル/円は150円台後半、ユーロ/円は159円台半ば、ポンド/円は183円台前半から半ば、豪ドル/円は96円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.11.01

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りの上昇や米国の経済指標が全体的に好調となったことや中国・欧州経済に対する警戒感が強まったことなどを受けてドルに対する買い意欲が強まる展開となりました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いとなっています。ドルインデックスの上昇などを背景にドル/円が急速に上げ幅を拡大し、クロス円も買われやすい地合いとなりました。米株の上昇などによりリスク志向の動きが強まり円売りの流れが優勢となりました。ドル/円は151円台半ばまで上昇し、介入に対する警戒感も強まる局面となっています。一方、ユーロ/円は160円台前半から半ばで、ポンド/円は184円台前半で、豪ドル/円は96円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.31

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りは上昇したものの、リスク志向の動きが強まり、安全資産としてのドルに対する売りの流れが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

一方、円は買い優勢の流れとなっています。日銀が金利操作再修正との報道などを背景に円に対する買い戻しの動きが強まり、ドル/円は一時149円を割り込む展開となっています。ただ、米株の上昇などを背景にリスク志向の動きが展開されており、クロス円を中心に底堅い動きとなっています。現状ドル/円は149円台前半、ユーロ/円は158円台前半で、ポンド/円は181円台半ばで、豪ドル/円は95円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.30

ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。米短期債利回りが軟調地合いとなったことを背景に上値の重い展開となっています。ただ、FOMCを控えて様子見ムードが意識されており、全体的には小動きとなって引けました。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台前半で、それぞれ引けました。

一方、円は買い優勢の流れとなりました。ダウが大きく下落する中で円に対する買い意欲が強まる展開となり、ドル/円は150円を大きく割り込む動きとなっています。クロス円も下げ幅を拡大しており、ポンド/円は1円超の下落となって引けました。結局ドル/円は149円台半ばで、ユーロ/円は158円台前半で、ポンド/円は181円台前半から半ばで、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.10.27

ドルインデックスは底堅い動き
為替相場はドルインデックスが堅調地合いで推移しています。米経済指標が市場予想を上回ったことなどを背景に、ドルに対する買いの動きが意識されています。ユーロ経済の先行きに対する警戒感などもドルの下値を支える展開となっています。ただ、米国債利回りが大きく低下しており、ドルの上値を削る展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円は全体的に軟調地合いとなって推移しています。ドル/円がしっかりとした動きとなって150円台での推移となっており、クロス円の下値も支えられました。介入に対する警戒感から売り圧力が強まる場面もありましたが、ドルの下値が堅く、目先は150円台半ばでの推移となっています。また、ユーロ/円は158円台後半で、ポンド/円は182円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.26

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りが長期債利回りを中心に上げ幅を拡大しており、ドルの下値を支える展開となっています。中東情勢の緊迫化などを背景に、安全資産としてのドル買いが進行していることなどもドルの下値を支える展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇などを眺めてドル/円が上昇し、150円台をつけての動きとなっています。また、ユーロ/円などもつれ高となり底堅い動きとなっています。ただ、ポンド/円は小幅に下落する動きとなっており、米株安を背景に円に対する買い戻しの動きも見られています。全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。現状ドル/円は150円台前半で、ユーロ/円は158円台半ばで、ポンド/円は181円台後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.25

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米2年債入札が不調となったことで米短期債が売られる展開となり、ドル買い圧力が強まる展開となっています。また、欧州の経済指標が弱く、ユーロに対する売り圧力が強まったこともドルの下値を支えました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇や米株高を眺めてドル/円や豪ドル/円などが上昇する一方、ユーロ/ドルの軟調などを背景にユーロ/円が上値を抑えられる展開となりました。欧州通貨に対する売り圧力が意識される中で下げ幅を拡大しました。現状ドル/円は149円台後半で、ユーロ/円は158円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.24

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが軟調地合いでの推移となっています。米国債利回りの低下を背景にドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。ECB理事会を控えてのポジション調整の動きが意識されてユーロに対する買い意欲が強まっていることもドルの上値を抑える展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は売り優勢の流れとなっています。ドルインデックスが下落する中でドル/円も上値の重い展開となりました。ただ、積極的に売り込む流れにはならず、結局ほぼ変わらずでの推移となりました。また、クロス円は買われやすい地合いとなり上値を拡大しました。現状ドル/円は149円台半ばから後半で、ユーロ/円は159円台半ばで、ポンド/円は183円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.23

ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅下落となって引けました。米国債利回りの低下などを眺めてドルの上値が抑えられる展開となっています。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感は根強いものの、ポジション調整の動きが強まっており、上値を抑えられる展開となりました。ただ、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが広がりました。ユーロ/ドルは1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ引けました。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスが小幅に下落したものの、植田日銀総裁が「粘り強く金融緩和を継続していく」としたことで円に対する売りが出やすい地合いとなりました。ただ、介入への警戒感や日本のインフレ見通しの上方修正などに対する思惑などから円に対する買い戻しも意識され、ドル/円はほぼ変わらずの149円台後半での引けとなりました。また、ユーロ/円は158円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.10.20

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米短期債利回りの低下などを眺めてドル売りの流れが意識されています。パウエルFRB議長の発言が思ったよりもタカ派的ではなかったことなどがドルの上値を抑える展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばでそれぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの低下を背景にドル/円の上値が抑えられましたが、米長期債利回りの上昇を眺めて下値も堅く大きな動きにはなっていません。一方、クロス円も様子見ムードが強まる中で方向感の見えにくい流れとなっています。ユーロ/円がやや上昇の勢いが強まりましたが、ポンド/円などは小幅に下落しての動きとなりました。現状ドル/円は149円台半ばから後半、ユーロ/円は158円台半ば、ポンド/円は181円台後半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.10.19

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りの上昇などを眺めてドルに対する買い意欲が根強い状況となっています。米国の高金利政策が長期間維持されるのではないかといった見方は根強く、ドルの下値を支える展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台前半から半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円はプラス圏での推移となっています。一方、株式市場の軟調地合いを眺めてリスク回避的な動きが意識されており、クロス円は上値を抑えられるといった展開となっています。全体的にはそこまで大きな動きにはなっておらず、様子見ムードとなっています。現状ドル/円は149円台後半で、ユーロ/円は157円台後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.18

ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての推移となっています。欧州株の堅調地合いなどを眺めてユーロに対する買いの流れが意識され、ドルの上値が抑えられています。ただ、米国債利回りが大幅上昇となる中でドルは下げ渋る展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円は小幅まちまちでの推移となっています。米国債利回りの上昇を背景にドル/円がプラス圏での推移となる一方、ポンド/円などがやや上値の重い展開となっています。全体的には方向感の見えにくい展開であり、大きな動きにはなりませんでした。現状ドル/円は149円台後半で、ユーロ/円は158円台半ばで、ポンド/円は182円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.17

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。中東情勢の先行きに対する懸念が和らいだことで安全資産としてのドル買いの流れが後退し、ドルの上値を抑えました。ただ、米国債利回りが大きく上昇する中で積極的にドルを売り込む流れにはなっていません。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いでの推移となっています。中東の地政学的リスクの緩和や米株の大幅上昇などを眺めてリスク志向の動きが強まり、円売りの流れが強まりました。現状ドル/円は149円台半ばで、ユーロ/円は157円台後半で、ポンド/円は182円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.16

ドルインデックスは小幅に上昇
為替相場はドルインデックスが小幅に上昇しての引けとなりました。米国債利回りが低下したことでドルの上値が抑えられましたが、安全資産としてのドル買いの流れが意識される中で底堅い動きとなり、ドルインデックスはプラス圏での引けとなりました。ユーロ/ドルは1.05ドル台前半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ引けました。

一方、円は堅調地合いでの引けとなりました。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い戻しの動きが強まる展開となりました。ただ、ダウがプラス圏での引けとなるなど積極的に円を買い進む動きにもならず、そこまで大きな動きにはなりませんでした。ドル/円は149台半ばで、ユーロ/円は157円台前半で、ポンド/円は181円台半ばで、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.10.13

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国の長期債利回りが大きく上昇する中、ドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ドルは主要通貨に対して買われる展開となり上値を拡大しました。ユーロ/ドルは1.05ドル台前半で、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばから後半で、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。米株の軟調地合いを眺めて円に対する買い戻しの動きが全体的には見られていますが、ドルインデックスの上昇を背景にドル/円は上昇基調となっており、150円に迫る動きとなっています。現状ドル/円は149円台後半で、ユーロ/円は157円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台半ばで、豪ドル/円は94円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.12

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国の長期債利回りが大きく下落する中でドルの上値が抑えられました。ただ、米生産者物価指数が予想を上回ったことで短期債利回りが上昇しており、ドルの下げ幅は限定的なものとなりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半で、ポンド/ドルは1.23ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いで推移しています。ドルインデックスは下落しているものの、米株の持ち直しなどを背景に円売りの流れが意識されており、ドル/円が149円台での推移となっています。ドル/円の堅調地合いを眺めてクロス円も底堅い動きが展開されており、主要通貨に対して円は売られやすい地合いとなりました。現状ドル/円は149円台前半で、ユーロ/円は158円台前半から半ばで、ポンド/円は183円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.11

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが大幅下落となったことなどを背景に、ドルに対する売りの流れが強まる展開となっています。ただ、ドルの先高観は根強く、積極的に売り込む流れにはなりませんでした。現状、ユーロ/ドルは1.06ドル台前半で、ポンド/ドルは1.22ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いで推移しています。ドルインデックスの下落を背景にドル/円は上値の重い展開となりましたが、米株の上昇などを受けてリスク志向の動きが意識され、円に対する売り圧力が強まりました。現状ドル/円は148円台半ばから後半で、ユーロ/円は157円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.10

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。欧州各国の債券利回りが大幅に低下する中でユーロやポンドに対する売り圧力が強まり、ドルの下値を支えました。中東の地政学的リスクの高まりを受けて有事のドル買いが意識されたこともドル買いの流れを意識させました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は買われやすい地合いとなっています。米株は上昇したものの、米金融当局関係者のハト派的な発言や中東の地政学的リスクの高まりを眺めたリスク回避的な動きなどが意識され、円に対する買い意欲が強まりました。ユーロ/円や157円台を割り込むなど下げ幅を拡大しています。現状、ドル/円は148円台半ばで、ユーロ/円は156円台後半で、ポンド/円は181円台半ばから後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.9

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが下落しての引けとなりました。米雇用統計を受けて米国債利回りが上値を拡大し、ドルも買いの流れが強まる場面もありました。しかし、米国債利回りの上昇が一服するとドルに対する調整売り圧力が強まり、ドルは下げ幅を拡大する流れとなりました。ユーロ/ドルは1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.22ドル台前半から半ばで、それぞれ引けました。

一方、円は軟調地合いで引けました。米株の上昇を背景にリスク志向の動きが強まり、円売り圧力が強まりました。ドルインデックスの下落を受けてドル/円は調整売りが入る場面もありましたが、しっかりとした動きが維持されて149円台を回復しました。クロス円は全般的に買われる動きで、ユーロ/円やポンド/円などは1円超の上昇となっています。円は主要通貨に対して売られる流れとなりました。結局ドル/円は149円台前半から半ばで、ユーロ/円は158円台前半で、ポンド/円は182円台半ばから後半で、それぞれ引けました。