モーニングレポート 2023.12.25
ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての引けとなりました。早期利下げ観測が意識される中で米短期債利回りが低下しており、ドルの上値を抑えました。ただ、長期債利回りがプラス圏に転じたことやポジション調整の動きなどが展開される中でドルインデックスは上値を抑えられ、小幅に下落しました。ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ引けました。
一方、円は軟調地合いでの引けとなりました。米株はダウがマイナス圏での引けとなったものの、全体的には底堅い動きとなっており、リスク志向の動きから円に対する売りの流れが強まりました。ただ、連休を控えていることもあって大きな動きにはなりにくいところであり、様子見ムードが強まる展開となりました。結局ドル/円は142円台半ば、ユーロ/円は156円台後半、ポンド/円は180円台後半、豪ドル/円は96円台後半でそれぞれ引けました。