モーニングレポート 2022.2.21
地政学的リスクを背景に、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇して引けています。米国債利回りは低下している一方、安全資産としてのドルに対する買いの流れが維持されており、ドルインデックスは96を回復しての引けとなりました。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、ユーロ/ドルは1.13ドル台前半、ポンド/ドルは1.36ドルを割り込んでの引けとなっています。円は小幅まちまちでの引けとなっています。ドルに対する買い意欲が意識されたことでドル/円は堅調地合いとなって115円台を回復しての引けとなっています。ただ、クロス円は株安を背景にリスク回避的な動きが意識されて全体的に円買い圧力が強まりました。ただ、ドル/円の堅調を眺めてクロス円も下げ渋る展開であり、ユーロ/円は130円台前半、ポンド/円は156円台前半での推移となっています。