モーニングレポート 2023.8.17

米国債利回りの上昇を背景に、円安継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇を眺めて底堅い動きが展開されました。ただ、BOEの金融引き締めに対する思惑などからポンドに対する買い意欲が根強く、ポンド/ドルはプラス圏での推移となりました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台後半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。米国債利回りの上昇に伴うドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上値を拡大しており、クロス円も下値を支えられる展開となっています。米株の軟調地合いを眺めて高値からは調整の動きが入っていますが、146円台を維持、146円台前半で推移しています。また、ユーロ/円は159円台前半、ポンド/円は186円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.16

英賃金、前年同月比7.8%上昇で過去最高に
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りがまちまちとなったことで様子見ムードが強まる展開となっています。ユーロ/ドルが小幅に下落する一方、ポンド/ドルは賃金が過去最高の伸びとなったことで上昇する展開となっています。ただ、全体的には方向感の見えにくい流れとなっています。現在、ユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は小幅まちまち。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が小幅に上昇する展開となりましたが、オセアニア通貨に対する売りが展開され、豪ドル/円などはマイナス圏での推移となっています。ただ、全体的には様子見ムードが強まる流れであり、小動きとなっています。現状ドル/円は145円台半ば、ユーロ/円は158円台半ばから後半、ポンド/円は184円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.15

様子見ムードも円安基調継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇や米株の堅調地合いなどを眺めてドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ただ、手掛かり材料に欠ける中で、積極的にドルを買う動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。現状でユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇する流れとなっており、クロス円も全体的に底堅い動きが展開されています。米株の上昇も円売りの流れをサポートしています。ただ、市場全体に様子見ムードが強まる中で、円売り圧力も減退しています。現状ドル/円は145円台半ば、ユーロ/円は158円台半ばから後半、ポンド/円は184円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.14

米国債利回りの上昇を背景に、円安傾向継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い意欲が強まる状況となっています。ただ、ポンド/ドルは上昇しての引けとなるなど、全体的にはまちまちといった動きになっています。ミシガン大学の消費者態度指数で期待インフレが低下したことでドルの上値が抑えられました。結局ユーロ/ドルは1.09ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台後半でそれぞれ引けました円は小幅まちまち。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円はしっかりとした動きとなりましたが、ユーロ/円が小幅に下落するなど全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。ドル/円は144円台後半、ユーロ/円は158円台半ばから後半、ポンド/円は184円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.8.11

米国債利回りが上げ幅を拡大、ドル円上昇
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。前営業日終値を挟んでの動きとなりましたが、米国債利回りが上げ幅を拡大したことなどを背景にドルに対する買い戻しの動きが強まる展開となりました。またユーロも買い戻される流れの一方で、ポンドの上値は抑えられるなど、市場全体では方向感の見えにくい流れとなりました。ユーロ/ドルは1.09ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円は大幅下落。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感後退から円売り圧力が強まる展開となりました。ダウが小幅に上昇していることもドル/円の下値を支えました。ドル/円は1円超の上昇となっており、ユーロ/円も1円を超す上げとなっています。その他のクロス円も上昇基調を強める流れとなっています。ドル/円は144円台半ばから後半、ユーロ/円は159円台後半、ポンド/円は183円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.10

欧州株堅調の一方で、ダウの下落が嫌気されドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。ユーロに対する買い戻しの動きが展開され、ドルの上値が抑えられました。ただ米消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードが強まり、全体的に方向感の見えにくい展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。米株は軟調地合いとなりましたが、米国債利回りが引けにかけて上昇基調となり、短期債利回りが上値を拡大したことなどを背景に、ドル買いの流れが展開されました。クロス円も全般的に底堅い動きとなりましたが、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。現状ドル/円は143円台半ばから後半、ユーロ/円は157円台半ばから後半、ポンド/円は182円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.9

ダウ下落でドル軟調も、材料不足で円安継続
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りは低下したものの、欧州株の大幅下落などを眺めてユーロやポンドなどが下落しており、ドルの下値を支える展開となりました。欧州債券市場でドイツ10年債やフランス10年債、イタリア10年債などが10bp超の下落となったこともユーロを押し下げました。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。リスク回避的な動きが展開される中で円に対する買いが強まる場面もありましたが、米株が引けにかけて下げ渋ったことや、ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇したことなどを受けてクロス円も底堅い動きが展開されました。現状ドル/円は143円台半ば、ユーロ/円は157円台前半、ポンド/円は182円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.8

堅調な米株を背景に、円売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの上昇などを背景に、ドルに対する買いの流れが展開されました。ただ、積極的に買い進む動きにはならず、ポンド/ドルなどはプラス圏での推移となっています。全体的には消費者物価指数を控えていることもあって様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。米株の大幅上昇を眺めて円売り圧力が強まる展開となっています。ドルインデックスの堅調などを背景に、ドル/円が上値を拡大し、ピルBOEチーフエコノミストがインフレに対する警戒感を表明したことでポンド/円は1円超の上昇となりました。結局ドル/円は142円台半ば、ユーロ/円は156円台半ばから後半、ポンド/円は182円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.7

米国債利回りの大幅下落で、ドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが続落。米国債利回りが大幅下落となったことなどを背景に、ドル売り圧力が強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.10ドルを回復しての引けとなっています。また、ポンド/ドル、豪ドル/ドルなども底堅い動きが展開されました。ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は買われやすい地合いに。米株の軟調地合いなどを背景に、円に対する買い戻しの動きが展開されました。ドルインデックスの下落などを眺めてドル/円が142円台を割り込む流れとなり、クロス円も全般的にマイナス圏での引けとなりました。ドル/円は141円台半ばから後半、ユーロ/円は156円台前半、ポンド/円は180円台半ばから後半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.8.4

米ISM非製造業景況指数鈍化で、ドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。ISM非製造業景況指数をはじめとする米国の経済指標が全体的に予想を下回ったことなどを受けてドルに対する売りの流れが展開されました。ただ、米国債利回りが大幅に上昇する中でドルに対する買い意欲も根強く、下値を支えられました。ユーロ/ドルは1.09ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合い。ドルインデックスが上値を抑えられたことなどを背景に、ドル/円が下落しており、クロス円も米株安などを背景に売られやすい地合いとなりました。円は主要通貨に対して買われやすい地合いとなっています。現状ドル/円は142円台半ば、ユーロ/円は155円台後半、ポンド/円は181円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.2

米債券利回りの上昇で、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感は後退しているものの、米国債利回りの上昇を眺めてドルに対する買い意欲が強まる流れとなっています。ただ、JOLTS求人件数やISM製造業景況指数などが市場予想を下回ったことなどを受けてドルの上値が抑えられる場面もありました。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台後半、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇などを眺めてドル/円が堅調地合いとなっており、ユーロ/円やポンド/円もしっかりとした動きが展開されています。しかし、オセアニア通貨に対する調整の動きが展開される中で豪ドル/円などはマイナス圏での推移となっています。全体的にはダウの堅調などが円売りの流れを意識させる局面となっています。現状ドル/円は143円台前半から半ば、ユーロ/円は1547円台半ば、ポンド/円は183円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.1

材料不足の中、円の独歩安継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米短期債利回りの堅調地合いなどを眺めて底堅い動きとなっています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、週末の雇用統計に向けて様子見ムードが強まっています。ユーロ/ドルは1.10ドルを割り込み1.09ドル台後半に、ポンド/ドルは1.28ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスの堅調などを背景にドル/円が上昇しており、クロス円も米株高などを眺めて買い優勢の展開となっています。特にオセアニア通貨に対する買い意欲が強まっており、豪ドル/円やNZドル/円は2円弱の上昇となっています。ドル/円も1円超の上昇となっています。現状ドル/円は142円台前半、ユーロ/円は156円台半ば、ポンド/円は182円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.7.31

急激なポジション調整により、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの低下などを背景にドル売り圧力が強まる流れとなりました。前営業日の上昇に対する調整の動きも上値を抑える要因となりました。ユーロ/ドルは1.10ドル台を回復し1.10ドル台前半での動きに、ポンド/ドルは1.28ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は軟調地合い。調整の動きが急激に強まる展開となっており、ドル/円は1円超、ユーロ/円、ポンド/円などは2円超の上昇となるなど上値を拡大しました。米株高などを受けて円に対する売り圧力が強まる展開となったことや、日銀の植田総裁の発言などが意識され円買いが修正される展開となりました。ドル/円は141円台前半、ユーロ/円は155円台半ば、ポンド/円は181円台半ばでそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.7.28

日銀の上限0.5%超え容認案で、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが大きく上昇。米国債利回りの大幅上昇やECB理事会のタカ派的な思惑の後退を受けてのユーロ売りが展開され、ドルに対する買い意欲が強まりました。ユーロ/ドルは1.10ドルを割り込んでの動きとなり1.09ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.28ドルを割り込んでの動きとり1.27ドル後半でそれぞれ推移しています。円は買い優勢。『日銀がYCCの修正案を議論へ、上限0.5%超え容認案』といった報道が流れたことで円に対する買い意欲が強まる展開となり、ドル/円は140円を割り込んでいます。クロス円も下げ幅を拡大し、ユーロ/円やポンド/円は2円超の下落となっています。結局ドル/円は139円台半ば、ユーロ/円は153円台前半、ポンド/円は178円台半ばで推移しています。






モーニングレポート 2023.7.27

FRB、0.25%の利上げ発表
為替相場では、ドルインデックスが続落。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が後退する中、米国債市場で短期債利回りを中心に低下したことなどが意識され、ドルの上値が抑えられました。ユーロ/ドルは1.10ドル台後半、ポンド/ドルは1.29ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買い優勢の流れ。ドルインデックスの下落を背景にドル/円が上値を抑えられており、クロス円もつれ安となっています。円売りに対する調整の動きが展開される中、主要通貨に対して円は買われる地合いとなりました。現状ドル/円は140円台前半、ユーロ/円は155円台半ば、ポンド/円は181円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.7.26

為替相場も様子見ムード強まる
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米短期債利回りが低下する中で、ややドルの上値が抑えられました。ただ、FOMCを控えていることもあり、方向感の見えにくい展開となりました。ユーロ/ドルは1.10ドル台半ば、ポンド/ドルは1.29ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドル/円が上値を抑えられ、ユーロ/円もマイナス圏での推移となっていますが、ポンド/円などは上昇しており、全体的には方向感の見えにくい展開となっています。ポジション調整の動きが展開される中でドル/円は141円を割り込み、140円台後半での推移となっています。また、ユーロ/円は155円台後半、ポンド/円は181円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.7.25

各国金利差をにらんだポジション調整
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲を強める展開となっています。また、ECBの利上げ観測の後退がユーロ売りを後押しし、ドルの下値を支える展開となりました。ただ、FOMCを控えて米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が後退していることもあり、上値は抑えられました。現状ユーロ/ドルは1.10ドル台半ば、ポンド/ドルは1.28ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合い。NZドル/円などは上昇したものの、調整の動きなどを背景にドル/円がマイナス圏での推移となっており、クロス円も全般的には下落する展開となっています。ユーロ/円は1円超の下落となるなど、下値を拡大しています。ただ、リスク志向の動きが展開される中で下げ幅は限定的となりました。現状ドル/円は141円台半ば、ユーロ/円は156円台半ば、ポンド/円は181円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.7.24

日銀金融政策の弱さ浮き彫りに、円売られる
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。大きな動きにはならなかったものの、ECBの利上げ観測の後退や豪ドルに対する売りの流れの強まりなどを背景に、ドルの下値が支えられました。ただ、市場全体に様子見ムードが強まる中でドルも方向感の見えにくい展開となりました。ユーロ/ドルは1.11ドル台前半、ポンド/ドルは1.28ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は軟調地合い。日銀が来週の金融政策決定会合でYCC修正を見送る方針といった観測報道を受けて円売りの流れが強まる展開となりました。買い一巡後は調整の動きが入る場面もありましたが、ダウの堅調地合いなどを眺めて円に対する買い戻しの動きは強まりませんでした。結局ドル/円は141円台半ばから後半、ユーロ/円は157円台半ばから後半、ポンド/円は182円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.7.21

ポジション調整の流れ根強く、クロス円軟調地合い
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りの大幅上昇などを背景に、ドルは主要通貨に対して買われる流れとなっています。現状ユーロ/ドルは1.11ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.28ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円はしっかりとした動きとなり、140円を回復する動きとなっています。ただ、ユーロやポンドに対する売り圧力が強まっており、ユーロ/円などはマイナス圏での推移となっています。全体的にはまちまちの動きであり、方向感の見えにくい流れとなっています。現状ドル/円は140円台前半、ユーロ/円は155円台後半、ポンド/円は180円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.7.20

英CPIの鈍化で、ポンド軟調
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りは上値の重い展開となりましたが、消費者物価指数が市場予想を下回ったことなどを背景にポンドが売られており、ドルの下値を支えました。現状ユーロ/ドルは1.12ドル台前半、ポンド/ドルは1.29ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円はしっかりとした動きとなり、一時140円目前まで上昇しました。また、クロス円もドル/円の堅調を眺めてしっかりとした動きとなりましたが、ポンドに対する売り圧力が強まる中でポンド/円はマイナス圏での推移となりました。現状ドル/円は139円台半ばから後半、ユーロ/円は156円台半ば、ポンド/円は180円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。