モーニングレポート 2023.10.12

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国の長期債利回りが大きく下落する中でドルの上値が抑えられました。ただ、米生産者物価指数が予想を上回ったことで短期債利回りが上昇しており、ドルの下げ幅は限定的なものとなりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半で、ポンド/ドルは1.23ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いで推移しています。ドルインデックスは下落しているものの、米株の持ち直しなどを背景に円売りの流れが意識されており、ドル/円が149円台での推移となっています。ドル/円の堅調地合いを眺めてクロス円も底堅い動きが展開されており、主要通貨に対して円は売られやすい地合いとなりました。現状ドル/円は149円台前半で、ユーロ/円は158円台前半から半ばで、ポンド/円は183円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.11

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが大幅下落となったことなどを背景に、ドルに対する売りの流れが強まる展開となっています。ただ、ドルの先高観は根強く、積極的に売り込む流れにはなりませんでした。現状、ユーロ/ドルは1.06ドル台前半で、ポンド/ドルは1.22ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いで推移しています。ドルインデックスの下落を背景にドル/円は上値の重い展開となりましたが、米株の上昇などを受けてリスク志向の動きが意識され、円に対する売り圧力が強まりました。現状ドル/円は148円台半ばから後半で、ユーロ/円は157円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.10

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。欧州各国の債券利回りが大幅に低下する中でユーロやポンドに対する売り圧力が強まり、ドルの下値を支えました。中東の地政学的リスクの高まりを受けて有事のドル買いが意識されたこともドル買いの流れを意識させました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は買われやすい地合いとなっています。米株は上昇したものの、米金融当局関係者のハト派的な発言や中東の地政学的リスクの高まりを眺めたリスク回避的な動きなどが意識され、円に対する買い意欲が強まりました。ユーロ/円や157円台を割り込むなど下げ幅を拡大しています。現状、ドル/円は148円台半ばで、ユーロ/円は156円台後半で、ポンド/円は181円台半ばから後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.9

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが下落しての引けとなりました。米雇用統計を受けて米国債利回りが上値を拡大し、ドルも買いの流れが強まる場面もありました。しかし、米国債利回りの上昇が一服するとドルに対する調整売り圧力が強まり、ドルは下げ幅を拡大する流れとなりました。ユーロ/ドルは1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.22ドル台前半から半ばで、それぞれ引けました。

一方、円は軟調地合いで引けました。米株の上昇を背景にリスク志向の動きが強まり、円売り圧力が強まりました。ドルインデックスの下落を受けてドル/円は調整売りが入る場面もありましたが、しっかりとした動きが維持されて149円台を回復しました。クロス円は全般的に買われる動きで、ユーロ/円やポンド/円などは1円超の上昇となっています。円は主要通貨に対して売られる流れとなりました。結局ドル/円は149円台前半から半ばで、ユーロ/円は158円台前半で、ポンド/円は182円台半ばから後半で、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.10.6

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米短期債利回りが上昇しており、ドルの下値を支えています。米国の年内の利上げに対する見方なども好感される展開です。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円はやや売られやすい地合いとなっています。ドルインデックスが下落したことでドル/円は軟調地合いとなっていますが、クロス円は全体的に底堅い動きとなりました。ダウがマイナス圏ながら一時下げ幅が200ドルに迫る水準からの持ち直しであり、リスク回避的な動きが巻き戻されたことでクロス円は底堅い動きが意識されました。現状ドル/円は148円台半ば、ユーロ/円は156円台半ばから後半、ポンド/円は181円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.5

ドルインデックスは軟調
為替相場はドルインデックスが下落しての引けとなりました。米国債利回りの低下などを眺めてドルに対する売り圧力が強まりました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台前半で、ポンド/ドルは1.21ドル台前半から半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は売られやすい地合いとなっています。ドルインデックスが下落したことで一時ドル/円はマイナス圏での推移となりましたが、米株の上昇などを背景に円売りの流れが意識され、プラス圏での推移となっています。一方、クロス円は上昇基調を強める展開となっています。リスク志向の動きが意識される中で円売り圧力が強まりました。現状ドル/円は149円台前半で、ユーロ/円は156円台半ばで、ポンド/円は180円台後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.4

ドルインデックスは続伸
為替相場はドルインデックスが続伸しての推移となっています。米国債利回りが大幅上昇となる中でドルに対する買い意欲がくすぶる展開となっています。ただ、ここまでの上昇に対する調整の動きも意識されており、大きな動きにはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.04ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばから後半で、それぞれ引けました。

一方、円は買われやすい地合いとなっています。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円が一時150円台をつけましたが、その後急落しています。介入観測も流れましたが、財務省幹部はノーコメントとしており、詳細は分かっていません。急激な下落の後は持ち直しており、ドル/円は149円台前半で推移しています。また、クロス円もつれ安となっており、ポンド/円などは1円超の下落となっています。現状ユーロ/円は156円台前半で、ポンド/円は180円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.3

ドルインデックスは大幅上昇
為替相場はドルインデックスが大きく上昇しての推移となっています。米国債利回りが大幅上昇となる中でドルに対する買い意欲が強まっています。米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が強まっており、ドルが買われやすい地合いとなっています。現状ユーロ/ドルは1.04ドル台後半で、ポンド/ドルは1.20ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円が上値を拡大する展開となる一方、クロス円はダウの軟調地合いなどを眺めて下落しやすい流れとなっています。ドル/円は150円に迫る流れであり、介入に対する警戒感はあるものの、日米金利差の拡大に対する思惑から買われやすい展開が継続しています。現状ドル/円は149円台後半で、ユーロ/円は157円台前半で、ポンド/円は181円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.10.2

ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。大きな動きにはなりませんでしたが、米国債利回りの上値が抑えられたことなどを背景に、ドルに対する調整売り圧力が意識される展開となりました。ただ、米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感は根強く、ドルを積極的に売り込む展開にはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台後半で、それぞれ引けました。

一方、円は軟調地合いとなって引けました。大きな動きにはなっていませんが、日米金利差の拡大に対する思惑からドル/円が底堅い動きとなりクロス円も買われやすい地合いとなりました。ややカナダドル/円が売られたものの、全体的には円売りの流れが意識される展開となりました。ドル/円は149円台前半から半ばで、ユーロ/円は157円台後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.9.29

ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが低下する中でドルに対する調整売り圧力が強まる展開となっています。米国の金融政策の先行きに対する思惑からドルは先高観が根強いものの、ここまでの上昇に対する修正の動きから上値を抑えられています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を背景にドル/円が上値の重い展開となる一方、米株の持ち直し基調などを受けてクロス円は底堅い動きが展開されており、全体的にはやや円安といった動きとなっています。現状ドル/円は149円台前半から半ばで、ユーロ/円は157円台半ばから後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.28

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りの堅調地合いを眺めてドル買い圧力が維持される展開となっています。米耐久財受注が予想を上回った事やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁のタカ派的な発言などが意識され、ドルの上値を拡大しました。ユーロ/ドルは一時1.05ドル台を割り込むなど、下値を拡大しました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台前半で、ポンド/ドルは1.21ドル台前半から半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇する一方、株価の上値の重さが意識されてクロス円の上値が抑えられる展開となっており、全体的には方向感の見えにくい流れとなっています。ユーロ/円がマイナス圏での推移となる一方、ポンド/円はプラス圏での推移となっており、様子見ムードが意識されています。現状ドル/円は149円台半ばで、ユーロ/円は157円台前半で、ポンド/円は181円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.27

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りの堅調地合いを眺めてドル買い圧力が維持される局面となっています。インフレに対する警戒感からタカ派的な金融政策への思惑が強まっており、ドルの先高観が強まる状況となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇して149円を突破する一方、クロス円はリスク回避的な動きが意識される中でやや買われる展開となっています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる流れとなっています。現状ドル/円は149円台前半で、ユーロ/円は157円台半ばで、ポンド/円は181円台前半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.26

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りが大きく上昇したことなどを眺めてドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。先週のFOMCからのタカ派的な動きが意識されており、ドル買い優勢となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドルを割り込み、1.05ドル台後半で、ポンド/ドルは1.22ドル台前半で、それぞれ推移しています。

一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇して149円に迫る一方、ユーロ/円などは調整の動きから上値の重い展開となっています。全体的には金利差の拡大に対する思惑から円が売られやすい地合いとなっており、クロス円も下値の堅さが意識されました。ドル/円は148円台後半で、ユーロ/円は157円台半ばで、ポンド/円は181円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.25

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りは低下しているものの、ボウマンFRB理事のタカ派的な発言などを背景にドルに対する買い戻しの動きが意識され、堅調地合いとなりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル高半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台前半から半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いでの推移となっています。日銀の金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和策の維持を決定したことや、植田日銀総裁が会見で金融緩和を継続していく考えを示したことで円売りの流れが意識されました。ただ、米国債利回りの低下などを眺めて伸び悩む場面もありました。ただ、ドル/円の上昇を受けてクロス円も堅調地合いとなっています。現状ドル/円は148円台半ばで、ユーロ/円は157円台後半で、ポンド/円は181円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.22

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。朝方は調整の動きが意識されましたが、米長期債利回りの上昇などを背景に、ドルに対する買い戻しの動きが意識され、ドルインデックスは小幅ながらプラス圏での推移となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.22ドル台後半で、それぞれ推移しています。

一方、円は堅調地合いでの推移となっています。米株の軟調地合いを眺めてリスク回避的な動きが強まり、円に対する買い意欲が強まりました。ポンド/円は1円超の下落となるなど下値を拡大する展開となっています。その他のクロス円も軟調地合いであり、円は主要通貨に対して買われやすい地合いとなりました。結局ドル/円は147円台半ばで、ユーロ/円は157円台前半から半ばで、ポンド/円は181円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.21

ドルインデックスは上昇
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りの上昇を眺めてドルに対する買い戻しの動きが強まり、プラス圏に浮上しての推移となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.23ドル台半ばで、それぞれ推移しています。

一方、円は軟調地合いでの推移となっています。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇しており、クロス円もつれ高となりました。ただ、米株が下落する中で円に対する買い戻しの動きも強まり、全体的には小動きでの推移となっています。米国債利回りの上昇を眺めて金利差の拡大なども円売りの流れを意識させました。現状ドル/円は148円台前半で、ユーロ/円は158円台前半で、ポンド/円は182円台後半で、豪ドル/円は95円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.20

米国債利回りの上昇などを眺め、円売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの上昇を眺めて底堅い動きとなっていますが、FOMCを控えてポジション調整の動きが強まり、ドルの上値が抑えられました。ただ、様子見ムードとなる中で大きな動きにはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台後半、ポンド/ドルは1.23ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いでの推移。ドルインデックスは下落したものの、米国債利回りの上昇などを眺めてドル/円は底堅い動きとなっています。クロス円も全般的に円売りが意識される状況となっており、下値の堅い動きとなっています。現状ドル/円は147円台後半、ユーロ/円は157円台後半、ポンド/円は183円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.19

材料待ちで、様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。FOMCを控えて調整の動きが強まり、ドルの上値が抑えらる展開となっています。米長期債利回りの低下などを背景に、ドルに対する調整の動きが展開されています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台後半、ポンド/ドルは1.23ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの低下を眺めてドル/円が上値を抑えられる一方、クロス円は小幅まちまちとなって方向感の見えにくい流れとなっています。FOMCを控えていることもあり、積極的には動きにくい状況となっています。現状ドル/円は147円台半ば、ユーロ/円は157円台後半、ポンド/円は182円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.18

金利差拡大で、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りは上昇したものの、ユーロに対する買い戻しの動きが強まり、ドルの上値が抑えられました。ただ、ドルは対円・対ポンドなどでは買われる動きとなっています。ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.23ドル台後半でそれぞれ引けました。円は軟調地合い。米国債利回り、欧州債利回りが上昇する中で金利差の拡大が意識されており、円に対する売り圧力が強まりました。米株が下落してリスク回避的な動きが強まったものの、欧州株の堅調などもあって円に対する売りの流れが維持されました。ドル/円は147円台後半、ユーロ/円は157円台半ば、ポンド/円は183円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.9.15

ECBが経済成長見通し引き下げ、ユーロ下落
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りの上昇を背景に、ドルに対する買いの動きが強まりました。またECBが来年度以降の経済成長見通しを引き下げたことでユーロに対する売り圧力が強まる展開となり、ドルの下値を支えました。現状、ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスが上昇する一方でドル/円はここまでの円安に対する調整の動きが入り、上値の重い展開となっています。また、ユーロやポンドに対する売りの流れが強まる中でユーロ/円やポンド/円は1円超の下落となっています。豪ドル/円などはプラス圏での推移となっていますが、全体的にはやや円買い優勢の流れとなっています。現状、ドル/円は147円台半ば、ユーロ/円は156円台後半、ポンド/円は183円台前半でそれぞれ推移しています。