モーニングレポート 2023.3.24
米金利の先安期待高まり、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米短期債利回りは大幅に低下していますが、ダウの上値が抑えられたことで安全資産としてのドル買いなどが意識される流れとなりました。ユーロ/ドルはECBの利上げ継続に対する思惑などから上げ幅を拡大する場面もありましたが、調整の動きなども展開されて上値を消す動きとなりました。ただ、金融引き締めに対する思惑から、ポンド/ドルはプラス圏での推移となりました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。米短期債利回りの大幅低下などを眺めてドル/円が軟調地合いとなる中、クロス円も米株の上値の重い展開などを眺めて売られやすい地合いとなって推移しています。現状ドル/円は130円台後半、ユーロ/円は141円台半ばから後半、ポンド/円は160円台後半でそれぞれ推移しています。