モーニングレポート 2022.10.5

ドルインデックスは大幅下落、クロス円急騰
為替相場では、ドルインデックスが大幅下落となって推移しています。米短期債利回りの上値が抑えられたことやユーロ圏の卸売物価指数が過去最高を記録したことなどを受けたユーロ買いの流れを眺めてドル売り圧力が強まる展開となりました。ドルインデックスは110台前半まで押し込まれる展開となり、ユーロ/ドルはパリティを意識しての動きとなっています。また、ポンド/ドルは1.14ドル台後半まで上昇しています。一方、円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を背景にドル/円が一時144円台を割り込む動きとなる一方、リスク回避的な動きが巻き戻され円売り圧力が強まり、ユーロ/円、ポンド/円は2円近い上昇となるなど上値を拡大しています。ドル/円も上値は重いながらも144円台は回復しての動きとなっています。






モーニングレポート 2022.10.4

ドルインデックスは下落
為替相場では、ドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りの大幅低下などを背景に、ドルに対する売りの流れが強まりました。株価の持ち直しなど、ここまでの動きに対する調整の動きが意識されたことで、ドルも上昇に対する修正の動きが強まる展開となりました。ドルインデックスは112を割り込み下値を拡大しています。また、ユーロ/ドルは0.98ドル台前半、ポンド/ドルは1.13ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を背景にドル/円がやや上値の重い展開となる一方、クロス円はリスク志向の動きが強ったことで円売りの流れが意識されました。ポンド/円や豪ドル/円などは1円以上の上昇となっており、円売り圧力が強まる状況となりました。ユーロ/円は142円台前半、ポンド/円は163円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.10.3

経済の先行き懸念で、円底堅い
為替相場では、ドルインデックスが下落しての推移となっています。大きな動きにはならなかったものの、調整の動きが意識されて上値の重い展開となりました。ポンドに対する買い戻しの動きが意識される一方、ユーロは経済の先行きに対する警戒感などから上値の重い展開となっており、ドルの下値を支えました。全体的にはまちまちでの引けとなっており、ユーロ/ドルは0.98ドル台前半で、ポンド/ドルは1.11ドル台後半でそれぞれ引けました。円はまちまちでの引けとなりました。日米金利差の拡大に対する思惑からドル/円は底堅い動きとなったものの、日銀の介入に対する警戒感などから145円は届いていません。また、ポンドに対する買い戻しの動きから、ポンド/円は1円を超す上げ幅となりました。しかし、景気の先行き不透明感からオセアニア通貨に対する売りの流れが強まり、豪ドル/円は1円を超す下げとなっています。全体的にやや荒っぽい動きとなって引けました。ドル/円は144円台後半、ユーロ/円は141円台後半、ポンド/円は161円台半ばでそれぞれ引けました。また、豪ドル/円は92円台半ばまで押し込まれての引けとなっています。