モーニングレポート 2022.6.2

円安止まらず、130円台回復
為替相場では、ドルインデックスが大きく上昇。米国債利回りの大幅上昇やここまでのドルに対する調整売りの流れに対する巻き戻しの動きなどが意識される展開となっており、ドル買い圧力が強まっています。特にポンド/ドルは10bpを超える下落となっています。ユーロ/ドルは1.06ドル台半ばへ、ポンド/ドルは1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスが大幅上昇となったことでドル/円が上げ幅を拡大して130円台を回復する展開となっており、クロス円も底堅い動きが展開される状況となりました。ドル/円は1円以上の上昇となっていますが、米株の下落を受けたリスク回避的な動きが意識される展開であり、クロス円はやや伸びを欠く展開となっています。






モーニングレポート 2022.6.1

リスクの思考の強まりから、ドル安円安
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合いとなって推移しています。目先は日中安値から小幅に持ち直す動きを見せていますが、リスク志向の動きが意識される中で安全資産としてのドル買いに対する調整の動きが強まる局面となっています。ユーロ/ドルは1.07ドル台の後半まで上昇し、ポンド/ドルも1.26ドル台半ばでの推移となっています。円は円安基調となっています。ドルインデックスは軟調地合いとなっていますが、リスク志向の動きが意識される中でドル/円も底堅い動きが展開されています。ドル/円は127円台中盤から後半での推移となっています。クロス円は全般的に上値を拡大する展開となっており、ユーロ/円は137円台中盤で、ポンド/円は161円台中盤での推移となっています。いずれも1円超の上昇となるなど上値を拡大しました。