モーニングレポート 2022.6.13
インフレ加速でドル買い圧力強まる
為替相場では、ドルインデックスが大幅続伸となって引けました。米国の利上げ加速に対する思惑などから米国債利回りが大きく上昇し、ドルの上値を押し上げました。ドルインデックスは104を突破する動きとなって引けています。ユーロ/ドルは1.05ドル台前半、ポンド/ドルは1.23ドル台前半まで押し込まれました。その他の通貨に対してもドルは堅調であり、独歩高基調となっています。円は全体的には買われやすい地合い。ドルの上昇を受けてドル/円は134円台中盤での推移となっており、大きな動きにはなっていませんが、クロス円は軒並み下落する展開となっています。リスク回避的な動きが意識される中で円に対する買い圧力が強まり、ユーロ/円は1円以上、ポンド/円は2円以上の下落となって引けました。全体的にドルと円に対する買い意欲の強まる展開となりました。