モーニングレポート 2022.6.16
FOMCを経て、ドル/円急落
為替相場では、ドルインデックスが下落。FOMCを挟んで前営業日終値を挟んでの動きが展開されましたが、その後は米国債利回りの大幅低下や米株の上昇を受けた安全資産としてのドル買いが修正されたことなどを背景にドル買いに対する調整の動きが強まりました。ユーロ/ドルは一時1.04ドルを割り込みましたが持ち直し、1.04ドル台半ばでの推移となっています。また、ポンド/ドルも1.21ドル台後半にまで上昇しており、200bp近い上昇となりました。円は全体的にはまちまちでの推移。ドルインデックスの下落を背景にドル/円が上値を抑えられる一方、ポンド/円などは底堅い動きが展開されており、方向感の見えにくい状況となっています。クロス円はユーロ/円が下落したものの、米株高などを背景に全体的には円が売られやすい地合いとなっています。ドル/円は135円台での推移から一時133円台中盤まで下落するなど、円買い圧力が強まりました。