モーニングレポート 2022.5.4
FOMCを控え、様子見ムードの中での調整
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの上値の重い展開が意識されドルは軟調地合いとなっています。また、FOMCを控えてドル買いに対する調整の動きも上値を抑える要因となっています。ただ、全体的には方向感の見えにくい様子見ムードであり、ユーロ/ドルは1.05ドル台前半、ポンド/ドルは1.24ドル台後半での推移となっています。円はやや売られやすい展開。ドル/円はNY時間帯に向けて円高が進行する場面もありましたが、NY時間に入り米株の堅調やFOMCを控えてポジション調整の動きが意識されたことなどを背景に130円台前半での小動きとなっています。また、クロス円も小幅に上昇する展開となっていますが、様子見ムードが強まり方向感の見えにくい流れとなりました。