モーニングレポート 2022.413
インフレに対する警戒から、様子見強まる
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合い。ドルインデックスが100を突破しての動きとなっており、ドルは底堅い動きが展開されています。ただ、インフレに対する思惑が後退したことなどを受けて米国債利回りの上値が抑えられており、ドルの上値も抑えられました。ドルはオセアニア通貨などに対して売られる流れとなる一方、欧州通貨に対しては買われやすい地合いとなっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.30ドルを挟んでの推移となっています。一方、円はまちまちでの推移。ドル/円は大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となっています。朝方は米消費者物価指数を眺めてドル売り圧力が強まり、125円を割り込む動きとなりました。しかし、その後は持ち直し基調を強め、目先は125円台前半から中盤での推移となっています。ユーロ/円やポンド/円はやや上値が重く、ポンド/円は163円を挟んでの動きが展開されています。