モーニングレポート 2022.3.4

ドルインデックスは上昇も、円伸び悩む
為替相場では、ドルインデックスが上昇。株安などを背景にリスク回避的な動きが意識され、安全資産としてのドル買いの流れが意識される状況となっています。米国の金融政策に対する思惑もドルに対する買い意欲を強める流れとなっており、ユーロ/ドルは1.10ドル台中盤へ、ポンド/ドルは1.33ドル台中盤へとそれぞれ下落しています。円はまちまちでの推移。株安を受けた円買いの流れが意識され、ユーロ/円やポンド/円などは上値の重い展開となっています。ドル/円も売りの流れが意識されましたが、ドルインデックスの上昇などを背景に小幅下落での推移となっています。ただ、オセアニア通貨やスイスフランに対する買いの流れが意識され、豪ドル/円などは底堅い動きが展開されています。全体的にはやや円高となっていますが、方向感は見えにくい状況となっています。ドル/円は115円台半ばでの動きが展開されています。






モーニングレポート 2022.3.3

リスク回避の巻き戻しで、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。安全資産としてのドル買いの流れが巻き戻される格好となり、ドルインデックスは小幅に下落しています。ただ、米国債利回りの大幅上昇などを受けてドルの下値は支えられており、前営業日終値を挟んでの動きとなっています。ユーロ/ドルは1.11ドル台前半で、ポンド/ドルは1.34ドル台を回復しています。原油価格の大幅上昇を眺めて豪ドル/円やカナダドル/円も対ドルで買われる展開となっています。円は売り優勢の流れ。急激なリスク回避的な動きの巻き戻しが意識され、円売り圧力が強まる展開となっています。ドル/円は115円台中盤まで持ち直し、ポンド/円は1円以上の円安となっています。ユーロ/円は128円台中盤まで持ち直す動きであり、円は対主要通貨に対して売られる流れとなっています。






モーニングレポート 2022.3.2

リスク回避の動きが強まり、円独歩高
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を強める展開となっています。米国債利回りは大幅に低下していますが、安全資産としてのドル買い圧力が強まる中でドルインデックスは97を突破して上値を拡大する流れとなっています。ユーロ/ドルは1.11ドル台前半へ、ポンド/ドルは1.33ドル台まで下落する展開となっています。円は買い優勢の流れ。リスク回避的な動きが強まる中で円買い圧力が強まっており、対ドルでも円買いの流れが意識されています。円は対主要通貨で独歩高となっており、クロス円においてはユーロ/円やポンド/円が1円以上の下落するなど、下げ幅を拡大する展開となっています。ただ、原油価格の上昇などに豪ドル/円などは下値を支えられて下げ渋る動きとなっています。






モーニングレポート 2022.3.1

リスク回避でドル、円、買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが底堅い動きとなっています。安全資産としてのドルに対する買いの流れが意識される中、朝方ドルインデックスは97を回復する動きとなりました。しかし、米国債利回りが大幅に低下する中でドルに対する調整売りの流れも意識され、上値を削る展開となっています。ドルは底堅い動きは見せたものの、全体的には方向感の見えにくい展開となっており、ユーロ/ドルは下落して1.12ドル台前半での推移となる一方、ポンド/ドルは上昇して1.34ドル台前半での推移となっています。原油価格の大幅上昇などを眺めて豪ドル/ドルも底堅い動きとなっています。円は全体的に買われやすい地合い。リスク回避的な動きを受けた円買いの流れが意識される局面です。スイスフランに対する買いが強まったことでスイスフラン/円は上昇しているものの、その他のクロス円やドル/円は上値を抑えられる展開となっており、ユーロ/円などは1円以上の下落となって129円割れとなっています。ドル/円も115円を割り込むなど売り圧力が強まる流れとなっています。