モーニングレポート 2022.2.14
リスク回避による巻き戻しで、円独歩高
為替相場では、ドルインデックスが上昇しての引けとなっています。米国債利回りは低下したものの、安全資産としてのドルに対する買い意欲が強まり、ドルインデックスは96を回復しての引けとなっています。米国のインフレに対する警戒感も強まる中でドルは上値を拡大しやすい状況となっています。特に対ユーロでのドル買いが意識され、ユーロ/ドルは1.13%台半ばまで下落する展開となりました。一方、円は買われやすい地合いとなっています。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まり、対主要通貨で独歩高となって推移しています。ドル/円は115円台半ば、ユーロ/円は1円以上の下落となって、131円を割り込んでの引けとなっています。また、その他のクロス円も大きく下落しての流れとなりました。