モーニングレポート 2022.1.4
ドルの独歩高で、円も底堅い展開
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの大幅上昇を背景に、ドルに対する買い意欲が強まる流れとなっています。ドルは対主要通貨で独歩高基調となっており、ユーロ/ドルは1.13ドルを、ポンド/ドルは1.35ドルをそれぞれ割り込む展開となっています。原油価格は上昇したものの、豪ドル/ドルなども上値を抑えられています。一方、円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円は底堅い動きとなり、115円台前半から中盤での推移となっていますが、クロス円は全体的に上値の重い展開となっています。対ドルで大きくユーロやポンドが下げたことで反射的にユーロ/円やポンド/円などに売り圧力が強まる流れとなっています。特にポジション調整の動きなども意識された豪ドル/円は83円台を割り込む動きとなっています。