モーニングレポート 2021.12.13
ポジション調整で、ドルインデックス下落
為替相場では、ドルインデックスがマイナス圏での引け。NY時間帯に入りインフレに対する警戒感が和らいだことなどを背景にドルに対する売りの流れが意識され、上値を抑えられています。全体的に大きな動きにはなっていませんが、ユーロ/ドルは1.13ドル台を回復しての動きとなっています。また、原油価格の上昇などを眺めて豪ドル/ドルなどもしっかりとした動きが展開されています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの軟調地合いを眺めてドル/円の上値が抑えられる一方、クロス円は株高などを背景に底堅い動きが意識されました。ただ、ドル/円もリスク志向の動きが意識されてNY時間には下げ渋りから持ち直す動きとなっており、113円台中盤での動きとなりました。クロス円も底堅い動きではあるものの、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる状況となっています。