モーニングレポート 2021.10.11
米国債利回りの上昇を受け、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。ユーロに対する買い戻しの動きや、原油高を背景にカナダドルに対する買いが強まったことなどを受けてドルの上値が抑えられる展開となっています。ただ、全体的には様子見ムードが意識される流れであり、ポンド/ドルなどは下落するなどまちまちとなって推移しました。一方、円は軟調地合い。米株は上値の重い展開となったものの、米国債利回りの上昇を受けてドル/円が上値を拡大し、クロス円もつれ高となりました。ドル/円は112円を回復しての動きであり、円売りの流れが強まる状況となっています。また、豪ドル/円が82円台を回復しての動きとなり、カナダドル/円は90円を意識しての引けとなっています。